玉ノ井部屋お相撲さんブログ


NO CHANKO, NO LIFE.

大相撲 玉ノ井部屋現役力士たちのブログです。

チャンコの変化

2007年01月15日 20時13分43秒 | 東桜山
こんばんは。東桜山です。

今日の写真ですがチャンコの写真です。
ごく普通に豚ちり鍋に肉じゃが、なすの照り焼き、かぼちゃのサラダなど。

親方はチャンコを食べながら、昔のチャンコの話をしてくれます。

「昔は人数が多かったから箸が置けなかったなぁ
箸を置いてたらその間に食べ物がなくなるんだよ。
昔は鯨やあんこうはしょっちゅう出てくるから食べ飽きてたよ。
鳥の皮がチャンコの時はみんな取り合いだった」


いまあんこうが貴重で高価なものですが
昔は大衆の食材だったんですね。

ちゃんこの語源もいろいろとあって
一つは親方「父」と力士「子」がいっしょに食べるから「ちゃんこ(父子)」
二つ目はチャンコを作っていた力士を「父公(ちゃんこう)」と呼んでいたとか
三つ目は中国の鍋「チャングオ」というのが由来とか。

上の写真のような和食メニューが並ぶ日もありますが
最近ではチャンコも変わってきてスパゲティーやハンバーグ
シチューの日もあります。外国の力士もいますし
僕も含めて洋食が好きな力士が多いのも現状です。


ステーキ

ハンバーグ

ビーフシチュー














いつの間にか相撲部屋のチャンコも
























欧米か!!