たまびと日記 2

記憶力が衰えないようにとブログに記録しているのに、
記録したものはどんどん忘れていくという悪循環に陥っています。

ゆかた

2018-07-17 10:48:08 | 日記
盆踊り会場からの帰り道、薄暗い夜道で私の首筋にガサガサとした物が止まりました。
思わず「ギャッ」と叫び、首筋の物を振り払ったので、虫を道路にたたきつける状態になってしまいました。


この手のコガネムシを子供の頃は何でも全てカナブンと呼んでいました。
この虫もカナブンかな~
ほかの人に踏まれないように、そっと道の脇に置いてあげました。
虫に止まられた時“いえびと”に、「きゃ~~~ 怖い~~~ とって~~~」とでも言えれば可愛いのでしょうが、そんなことはとうとうできない人生でした。(笑)

盆踊り会場には可愛い浴衣を着た小中学生の女の子が大勢いましたが、浴衣の前の打ち合わせが逆になっている子が数人いて驚きました。
子どもに浴衣を着せているママたちが、着物のことはよくわからないという状況が進んでいるのだと思いました。
ネットで『自分で着つける方法』というページを見てみましたが、打ち合わせは自分から見て左が上が常識という前提があるようで、その部分にはまったく触れられていません。
普段着として着物を着ていた時代には、亡くなった人には打ち合わせを逆にして着せ、非日常ということを認識させるということがあったのですが、時代は流れていくのですね。
また帯をぐるぐると体に巻き付けるだけで結ばず、帯の中心を紐で結わえている子もいました。
斬新さに驚きましたが、もしかしたらママが帯を結ぶことが出来なかったのかもしれないとも思いました。
「直してあげましょうか」と言うのも失礼かもしれないと思ったり、時代の変化に心を乱している状態の、自分の老化を改めて見つめたりの夜でした。(笑)

コメント (2)
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