嵯峨野トロッコ列車
保津川の絶景や四季折々の風景を楽しむことができる嵯峨野トロッコ列車。保津川沿いの自然や渓谷美。片道約7kmおよそ25分の間、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の枯野や時には雪景色と、四季それぞれに違った風景をゆっくり楽しめます。もともと荷物輸送用の小型貨車として、トラックや通常の列車が入れない場所にレールを敷いて走らせた箱型車両です。嵯峨野観光鉄道は、JR山陰線の複線化によって使われなくなった線路の観光利用を目的として、平成2年(1990年)わずか9名で発足しました。いつの間にか「嵐山といえばトロッコ列車」といわれる京都観光のスポットとなりました。クラシカルなカラーリング。ディーゼル機関車に引かれ渓谷を縫うように走る姿にノスタルジーを感じる方も多いのではないでしょうか。