目の下後方は茶色。興奮すると頭の羽毛を逆立てる。「ヒヨドリ」
全体が灰色に見える色彩の鳥です。虫や草の葉、芽も食べますが花の蜜や果実が大好物です。東京では、昔は10月に渡来し4月に渡り去る冬鳥でした。それが、留鳥として一年中棲むようになりました。日本中にすんでいますが、小笠原や沖縄など南の離島では留鳥ですので、独自に色彩が変化し、茶色味の強くなった亜種がいくつも知られています。目の下後方は茶色。興奮すると頭の羽毛を逆立てます。
「その昔、一ノ谷の戦いで、源義経が平家の軍勢を追い落とした深い山あいを「ひよどり越え」というのも、そこが春と秋ヒヨドリの渡りの場所になっていたことから」だとか。