旧碓氷線の歴史を伝え、小さな子どもから鉄道ファンまで楽しめる、鉄道テーマパーク、碓氷峠鉄道文化むら。中は大きく3つのエリアに分かれ、メインゲートを抜けたところにある シンボル広場、 旧車両基地の建物を利用した 鉄道資料館、 鉄道資料館の前を少し登ったところにある 屋外展示館となっています。屋外展示館にはここでしか出会えない貴重な車両ばかり。30車両以上が展示されています。写真は屋外展示館で撮影した展示車両「蒸気機関車D5196」です。
「従来のD50形に変わって軸重を軽減し、誕生した蒸気機関車である。当初貨物用として製造されたが、旅客列車も牽引し、実に1115両も造られ、戦中、戦後を駆け抜けたベストセラー機である。重油併燃装置を付加、集煙装置の改良を重ね、本機のように煙突後ろのドーム(砂箱と蒸気溜めが入っている)を長く伸ばしたタイプは特に「ナメクジ」と呼ばれ、日本全国を「デゴイチ」の愛称で走り廻った。夜汽車を引く蒸気機関車の遠い汽笛は今も望郷とロマンを彷彿させる。現在、JR高崎支社でD51 498が、イベント列車として復活し往年の雄姿をうかがうことができる。」碓氷峠鉄道文化むらホームページの展示車両図鑑文面を転載させていただきました。
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