たまき公良の「変えなアカン!」活動日記

衆議院議員・民主党和歌山3区総支部長「たまき公良」の活動記録です。

障がい者もアクティブに動く社会へ

2010年09月14日 | 障がい

8月10日には、
和歌山・白浜町のとなりの上富田(かみとんだ)町から
身体障害者連盟の樫木一行会長ご夫妻が上京してこられました。

従来の「障がい者」の枠にとらわれず、
ご自分たちで自動販売機事業を立ち上げ、
住宅リフォーム会社にも、ほかの人たちにはできないアドバイザーとしての職域を見出し、
経済的自立を勝ち取り、
納税を通して社会に貢献しようとしているかたです。

同じように東京都文京区で事業を起こし、
障がい者に限定されない雇用を生み出し、社会に貢献している
文京区肢体障害者福祉協会の小西慶一会長ご夫妻も
いっしょに議員会館のわたしの事務所を訪ねてくれました。

わたしがしたのは、
そうしたみなさんの活動を理解し、支援すべき
厚生労働省の自立支援振興室の矢田室長さんたち、行政担当者のみなさんをお呼びすること。

経験豊富な矢田さんには、
樫木さんや小西さんと共通言語でなごやかに、楽しくお話ができるだけのたくわえが
おありのようでしたが、
それでも、樫木さんや小西さんの口から飛び出す言葉には、
さすがの矢田さんにとっても、はじめて耳にする内容がぽつぽつと出てきて、
最後には、いっしょに来られた厚生労働省の若手行政マンのみなさんや
衆議院厚生労働調査室の栗原さんも、
みんなが「よかった」「よかった」と声をそろえる会になりました。

行政を行う側と受ける側のコミュニケーション――
なにも、いつもなごやかとはかぎらないでしょうし、また、そうある必要もないでしょうが、
ともかく、みんながお互いに共通言語でいっぱいお話をする社会――
それが、より福祉の行きわたった世のなかへの道筋になる、
ということを実感させてくれた会でもありました。

なお、和歌山に帰られた樫木さんたちとは、
さっそく12日の日曜日に、いっしょにランチをしました。