4月22日、民主党の「世界遺産」議員連盟の設立総会を開催しました。総会までに衆議院議員56名、参議院議員17名の73名の国会議員が入会をしました。
設立総会には、国会議員や秘書の代理のほか、世界遺産地の16の都道府県の東京事務所の代表や各省庁などから100人以上が参加し、会場がいっぱいになりました。
また、世界遺産に関係のある省庁の代表として大谷信盛・環境大臣政務官、後藤斎・文部科学大臣政務官、吉良州司・外務大臣政務官、舟山康江・農林水産大臣政務官から世界遺産の取り組みなどのごあいさつをいただきました。観光庁からも代表が参加しました。
総会では白神山地のある青森県選出の田名部匡省参議院議員を会長に選出し、私が事務局長に就任しました。
私は、結成趣意書(案)、規約(案)、活動計画(案)を提案し、「国内の世界遺産登録地14のネットワークをつくり、いろいろな情報交換をし、未登録地の支援もし、将来的には世界890の世界遺産ネットワークをつくりたい。また、国が主体的にこの世界遺産をどう発信していくのかという取り組みを議連として進めていきたい」と呼びかけました。
また、国士舘大学の岡田保良教授(イコモス国際記念物遺跡会議執行委員)から記念講演をいただきました。
私の地元の高野熊野では、自然との共生や争いをせずに仲良くしていこうという精神文化がユネスコで認められて世界遺産登録をされました。
このように、世界遺産には世界平和や地球環境を解決するためのヒントがいっぱい詰まっています。また、観光についても訪日観光客3000万人をめざすための切り口にもなります。さらに、世界遺産を通じてふるさとに誇りと関心を呼び戻すという大きな意義もあります。
「世界遺産」議員連盟の活動を通じて、平和や環境や文化や観光を発信していきたいと思います。