tamagon's diary

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ひなや唐組帯を見つめて幸せ感じたりして・・・

2016-04-04 | きもの

仕事を終えて帰宅途中に、ダンナさまから
「かあさんは帰宅中?待ってるで。」とLINEが

帰宅してお昼を食べてからカレーを作り始め
圧力鍋で煮込んでる間は台所から離れて、きもの部屋へ

ダンナさまは自分の部屋でレコード鑑賞

帰宅してからはゆっくり流れる時間
そういう変化のない日常に幸せ感じたりします

見つめてうっとりしていたのは、ひなやさんの唐組帯
手組袋帯「唐組縄文(5釜)」


この上品な色使いにうっとり(^^♪

京都きもの市場さんの説明文です↓
まさに逸品帯。
伊豆蔵明彦氏率いる…
≪ひなや≫の創作手組み袋帯をご紹介させていただきます。

伊豆蔵明彦氏は、正倉院御物に残る束帯(聖徳太子が刀をさげている紐)の組みひもの組織に見せられ
長年の研究と試行錯誤の結果、7~8cm幅までしか組めなかった組み紐を帯幅まで広げることに成功されました。
現在ではタペストリーや段通まで組み上げ、その作品は国内外の高い評価をうけています。

単純なバイアスの無地を帯幅まで組むのに300以上の玉数が必要で、柄や組織によっては2400玉や9600玉など気の遠くなる玉の動きが必要となります。
新しい柄をつくるために組み機もそのつど新しいものを考案し、機から創作すると聞けば、その職人技をお分かりいただけることでしょう。

まずはじっくりとご覧ください。
オフホワイトから淡銀鼠へのグラデーションに浮かぶ、唐組縄文の文様美。
経糸がゆるやかなカーブをいだき…
ある箇所では緯糸のかわり、そしてまたあるところでは経糸の役割を担い…
自由闊達な糸の動きで、お柄があらわされております。

みつめてみれば…
深く、引き込まれそうに感じられます。
草木染めであらわされた彩りは絣糸となり、味わいある深みをもたせています。

しなやかで、締める体の線になじむその仕上がり。
しわにならず、本当にお締めいただきやすいことと思います。
さらには緩んでこないという、機能性も充実した締めやすい袋帯です。

組帯は、一見洒落帯の印象をうけます。
ですが伊豆蔵明彦氏によれば、古来より天皇家をはじめ身分の高い方々の装飾品や
細帯などのみに使われ、フォーマルとしても締めていただけるとのことです。

また裏地も、決して機械織では表現できない高級絹「羅」が使われております。
特にこの、九つの小菱で大菱をつくる「九点紋羅(くてんもんら)」は、
伊勢神宮神官の烏帽子にも使用されている格式あるものでございます。

ここまでの、風格ある帯でございます。
訪問着から付け下げ、色無地、また金糸使いはございますが、
大島や牛首などの力ある織りのおきものにもお締めいただけることと思います。

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