tamagon's diary

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卒園式&入学式に着るアズの着物選び

2021-02-18 | きもの

午前中にアズがやってきて、あれやこれやコーディネート
帯締はこれかなぁ、帯揚げは?

とか散々迷って

卒園式はスノーホワイトの着物に洛陽織物さんの点描織の袋帯
帯締は道明さんの笹浪組、切り房 大暈し「海緑色」

この着物は七宝繋ぎの地紋が浮かびあがり顔色を明るく見せてくれます
【三重織】緯糸を三重構造にし奥行きある立体感を演出
伝統的な水撚八丁撚糸と光沢のある甘撚り糸を使い分け角度や動きによって文様の変化が楽しめます
【七宝文様】海外のデザイナーも好む日本の伝統文様「七宝文」
四方に永続的に輪が重なる事から、おめでたい代表的文様
【窯変染め】陶磁器の釉薬が窯の中で色を動かすことに着目した新たな染め技法
ラベンダーのハーブを煮出して染料に配合、色彩の深みと変化が立体感を生み出す
舞い降る柔らかな雪のような澄んだグレーの色目、陽の光に照らされた雪のように凛とした輝きと
よどみない透明感が溢れます

入学式は訪問着に加納幸さんの袋帯
帯締は道明さんの鎌倉組、水鏡

加納幸さんの袋帯(片付ぶどう唐草)
加納安治郎が明治22年に亀屋佐兵衛のもとから別家
長男の嘉一郎が引継ぎ、業を盛んにしたところから実質上の創業者ともいえる
嘉一郎に二人の息子があり、義一、幸一の兄弟は共同で業を引き継ぐが弟の幸一が昭和24年7月に独立し『加納幸』を興す
昭和51年6月、銀座小売店に修業に出ていた將資(現社長)が入社し、銀座で培った感性と経験を元に都会的なセンスを打ち出した袋帯を創作し、伝統とモダンを融合させた加納幸スタイルで業界内で確固たる地位を獲得し、
作品の中には世界的に有名なファッション雑誌「パリ・ヴォーグ」にも掲載され、
後にメトロポリタン美術館(米国ニューヨーク)において、ジャパン・アート特別展に出展、現在も美術館の収蔵となっている
2015年新作展より受注入荷の1本、まさに加納幸の美織尽くした1本、透け感のある涼しげな地に加納幸らしい洗練された意匠は片付ぶどう唐草と題されています、西陣織工業組合品質表示証紙 440番

この袋帯はトルソーさんに結んであげたあと仕舞いっぱなし
アズが結んでくれることで帯も喜んでるやろね~

コメント
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