以前、4年間くらい京都に一週間おきに通っていたころ、よく散歩していた嵯峨野。
ちょっと裏に入るとと鎌倉あたりに似ていて、親しみを感じる場所です。
地図がなくてもなんとなく歩けてしまうので、よくカメラを持ってぶらぶらしていました。
もう、京都に行く用事もなくなったある年、「そうだ京都行こう!」って感じで、始発の新幹線で嵯峨野に向かい撮った一枚がこれ。渡月橋の橋のたもとです。
この日はあいにくの曇り。まだ朝でひともまばら。お店も開いていなかったけど、それはそれで自分だけの時間と場所のような気がして心地よかった覚えがあります。
この頃は、まだポジフィルムを仕込んだ一眼レフを首から下げて、写真の練習とか言って撮りまくっていました。そのわりには、未だ全然上達してないな・・・。
会社の年賀状に使うのに、上司が、「かえるこちゃん、和紙で犬できないかな」って言ったんだったかな?忘れてしまったけど。
なぜ私?って思ったけれど、指名を受けてしまったので、
なんとなく引き受けるはめに。
今は引退してしまったけれど、当時の上司はグラフィックデザイナーで、どちらかというと芸術肌。人がまねできない美的センスがあったと思う。(ダジャレのセンスはなかったけど)
私も仕事でデザイナーのまねごともしなければならなかったので、かなりいろいろと教えてもらいました。写真のトリミングや、文字の配置や配色のバランスなどなど。
そんな上司の教えが、このブログにも生きてるかも?
犬は、シベリアンハスキーの子犬の写真を探し出して、下絵を描いて、あとは和紙をちぎって貼っています。和紙をちぎることでふわふわっとした毛の感じが出るかなと思って。写真だとあまり見えませんね。
和紙のちぎり絵はこれっきりやっていないけど、そのうち、絵本でも作ってみたいような気がします。
かなり昔、高校生の頃(多分)、スタンプ作りにはまっていました。(その時々にマイブームというのがあるようで)
なぜはまっていたのかというと、便せんや封筒、ノートに押してオリジナルグッズを作っていたから。
それと売っているものは高くてお小遣いを使うのがもったいなかったから。高校時代は、可愛さより食い気。買い食いにお金を回していたような気がします・・・。
絵のモチーフは自分が好きな絵本からとりました。
『不思議の国のアリス』やプ『くまのぷーさん』のスタンプは、よく通っていた雑貨屋さんに同じようなものが売っていたんですよ。
あと、マンガチックなアリスのほうは、小学校から好きだった陸奥A子(りぼんで人気のあった漫画家)の絵本からとっています。
実は昔から絵本が好きで、大人になった今でも気に入ったものを時々買います。絵を見ているだけでも和むし、忙しい日々の中で忘れがちになってしまう大切なことを思い出すこともあります。
大人が読んでも感動するものがたくさんあるんですよ。仕事に疲れたら、絵本はいかが?