かれこれ10年以上履いている、無印良品で買った革のスニーカー。
さすがおととしあたりから、紐通しにさびが出てきたんですよね。
はじめのうちは、さびの部分をこすったりして落として履いていたけど、とうとうそれもできないくらいにひどい状態になってしまいました。
そこで、思い切って紐通しの金具（ハトメといいます）を全面取り換えすることに。
ついでに、色のはげたところは染め直し、内側にすれたところも補強し直しました。
直す前の状態。さびさびでボロボロ。 
磨いてもさびはびくともせず、こびりついていました。
何年か前に内側のかかと部分が擦り切れて、
応急処置で豚革を貼っておいたところも、いつの間にかまた擦り切れてました。
そんなわけで、全部ハトメを外してみたら、金具の形のまま錆ついていて、おまけに錆の粉で靴はほこりまみれ状態に。
なんとか全部ハトメをつけ替えたところ。染め液で染めて、フィクサーで色を定着させて完成！
ついでにかかとは黒い革を貼っておきました。縫うのが難しかったので。 これであと3年は履けそう♪
いつも書道でお世話になっているK先輩からのご相談。
「ワンショルダーなんだけど、鞄が大きすぎてちょっと持ちづらいの。できれば、ちょっと折り返したあたりにショルダーの紐がついて、ななめがけにできるといいのだけれど・・・。」
ということで、一肌脱ぎました。
穴のないところに穴をあけてハトメを四つ、「えいえいっ」とつけて、ハイ、出来上がり♪
ついでにベルトの穴も増やして、気持ち紐を短くできるようにしました。
K先輩、これを肩にかけて、さっそうと歩いてくださいね。
（右から、元の形→穴を開けたところ→金具を付けたところ。）
本命の陶芸作品がこれ。
そば猪口です。
ずっと前に佐渡ヶ島で陶芸体験でろくろを回したことがあるけど、そこは成形したあとの工程はお任せで、焼きあがったら家に送ってきてくれるものだったので、実質、初の陶芸作品。
手びねりで形を作り、乾かして、削りと高台づくり。そして素焼きをしてもらった後に、今度は絵付けと釉薬がけ、そして本焼き。
一応、白い細い線をぐるりと縦に入れました。
釉薬の名前、忘れちゃった。もう一度聞いておかないといけないな。
二度焼きしていただいたとのこと。渋いしぶーい、なかなか好みの感じに仕上がりました。
荒削りだけど、質感的には好きだな。
陶芸も時々参加してみたい。（右下の写真は素焼きが終わったところ）
