カバンを作るのは、結構エネルギーを使うので、ひとつ出来上がるとしばらく次の作品のために、なんとなく時間を置きたくなるのです。（燃え尽き症候群？）
そんなときは、大体、小物を作ることにしています。
これは、6ｃｍ幅の革を90ｃｍぐらい切り出して、６本分のながーい切込みを入れて、あとは根気よく、絡まらないように、そして力の加減や見栄えを調整しながら編んでいくだけのベルトです。
縫ったりしないので楽勝だと思っていたら、案外綺麗に編みそろえるのが難しいんですよ。ちょっと前にもどってほぐしたり、編みなおしたりしているうちに、工房２回分（約４時間）もかかってしまいました。どんな小さなものも、ものづくりにはエネルギーがいるなあ。
そのうち色変えたり、太さ変えたりしてバリエーションで作ってみようっと。
すごく久しぶりに友人の結婚パーティーに出席することになり、あわてて作ったもの。
パーティー用のバッグって、おしゃれでかわいいけど、小さくてハンカチとちょっとしたメイク道具ぐらいしか入らないと思いませんか？それで、大体はサブバッグに入りきらないものを入れますよね。
で、最近パーティーに縁のなかった私には、こじゃれたサブバッグというものがなく、せいぜい、会社に行くときにカバンからはみ出た本や折り畳み傘を入れて持ち歩く、100均のミニバグしかなかったので、よし、買うなら作ってしまえ、と作ってしまいました。
ジャスト３時間でできあがり。短時間で作ったわりには、結構かわいくできたのでは、なんて思ってます。
これは、裏地もついてないので、誰でもすぐにできる本当に簡単なもの。持ち手の三つ編みとあとからつけたコサージュが利いているかな。
バリエーションで別のコサージュを付けてみたり、遊んでみました。写真２つあるうちの片方が１００均で買ったもの、もうひとつはとあるブティックで買ったもの。さて、どっちがどっちか分かりますか？ふふふ。
夏になったら絶対白いバッグで会社に行きたいと、3月ごろから作り始めて、ようやく６月終わりに出来上がりました。
構想はかなり前からあったものの、今回は仕事が忙しくて工房にもなかなか行かれずに、すごく時間がかかってしまいました。だから、出来上がったときの嬉しさはひとしお。
飾り部分はお気に入りだったベルトのバックル部分を再利用。形は、前からこんなのを一度作ってみようとあたためていたもの。
見た目はそれほど大きくないのですが、革が柔らかいのと単純なかたちのせいで、ばかばか入って、物の多い私にピッタリの作品となりました。
