友達の上司が今月末に退任するので、お花かお菓子をあげようとしていたら、
「僕はそんなものは、いらない。何か作ってくれたものがいい。」って送別会の時に言われたんですって。
それで一晩あれこれ悩んだ友達は、上司がタバコを吸う ので革のタバコ入れを思いつき、次の日大体のイメージを持って私のところに来たのです。
とにかく時間がないので、革初挑戦の彼女が簡単に作れてきれいに仕上げられるように、1枚の革を切って組み立てて、カシメで留めればできるシンプルな形を考えました。
私はとりあえず型紙を作って、革を切るところまでお手伝い。
コバ(切った断面の部分)を塗ったり、穴をあけたり、カシメで留めたり、のこりの作業は友達がやって完成。
上司思いの彼女は、ケースがベルトに通せるようにとベルト通しもつけたんです。さすが!
なんとか最後の日までに間に合ったし、案外カッコよくできて、Good Jobでした。
これまでも、篆刻をやったり、絵手紙をやったり、 書以外にもちょっとした作りものをやっていましたが、次回はなんと革教室をやることに。(一応私が講師ってことで)
去年からずっと「やろう、やろう」と言われていて、「道具もないし・・・」と断り続けていたけど、とうとう断り切れず来月やることに。
なので、道具をあまり使わずに、短時間でできるこのお財布をみんなで作ることにしました。
以前、教室で作ったのを参考に、二つ折りにしたお札が入るように型紙を起こすために、いくつか試作品を作り準備中。
このお財布はとっても簡単だから、時間が余ったらどうしようという心配が。
それと、なんだか自分の作りたいものが作れると勘違いしている人もいるような感じも。
今回1回だし、体験みたいなものだし、教室と違って材料も道具もないから、好きなものっていっても、対応できないしなあ。
うまく行くのかなあ。ちょっと不安。