それほんと?

キラ様のデスノート

Web2.0って

2006年06月01日 | IT
 最近W「eb2.0」をよく見聞きします。インターネット技術が新しい段階に入ったような説明が多いのですが、実際私達のビジネスにどのように影響してくるのでしょうか。

 「インターネットがビジネスに活用できるはずが無い」そんな評価がインタネット登場初期にありました。しかし、今ではインターネットを使ったビジネスが盛んです。販売だけでなく物流や集金等のユーザーニーズにあったビジネスモデルが出来上がっています。

 ユーザーがインターネットを評価した理由の一つは、「非同期」のビジネスモデルにあります。提供側がユーザー自身の行動パターンを制約することなく、商品・サービスのショッピング機能を提供しているからです。従来のビジネスモデルは、対面は勿論のこと電話でも提供側とユーザー側が「同期」することが必要でした。其の場所に出向いたり、その時間に電話をかけたり、ユーザー側が提供側の都合に合わせるという制約がありました。

 しかし、インターネットはユーザー側に強いていたこれらの制約を排除することに成功しました。時間が合わない、そこまで出向けないなどのユーザー側の不便を解消することに成功しました。

 Web2.0は、インターネット技術の進歩によってこの傾向を拡大すると解釈すればよいのではないでしょうか。このようなビジネスモデルの構築が低コスト、かつ簡単にできるIT環境を提供できる。だから、大企業や資金のある企業に限定されていたこのようなIT利用が、ほぼ全ての企業に広がる可能性を示しています。

 では、皆さんの会社はどうですか。準備はできていますか。ホームページを持たない企業がまだまだあります。同期型のビジネスモデルは十分効率化していても、ユーザーから見ればそれだけでは不十分です。「非同期」のビジネスモデルを提供することが必要です。同期型のビジネスは非同期を提供している企業に流れていきます。

 Web2.0の時代は、非同期ビジネスが拡大する時代です。会社紹介だけでは不十分です。本格的な商品・サービスをインターネットで販売する時代です。商品を掲載するホームページは必須の要素となります。