ケイシロウとトークアバウト

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バスの中のセレブたち

2022-09-23 19:35:00 | 日記




ケイシロウ。
バスの中は、
半密室と言っても過言やない。
やから、
オナラをしたら嫌われる。
そんなバス内で起きたミョー状カキコ。

ある日、
初カノが出来たカッちゃんが、
初デートに漕ぎつけた。
普段しないおしゃれして、
目的地に向かう為に、
バスに乗った。

が、
満員満席で仕方なく、
吊り革を友とした。
そのとき、
安香水の香りが車内に充満してることを知った。
呼吸するのも苦に感じる香りの犯人は、
後部座席を独占していた厚化粧にゲバいドレス着た、
低学年の女子三人組やった。
ズバリ、
カシマ、ヒルコ、モリエの自称セレブどもやった。

カシマはモリエに、
「あなた、いい香りなさってますのね」とほめると、
モリエは自信たっぷりに、
「ドンキホーテの一点物にてござりますのよ」と言って、
「ホホホ」と笑った。
ヒルコも自信たっぷりに、
「あたくしはあね様に買っていただいたメルカリのジャンクものにてござりますのよ」と言い、
「ホホホ」と笑った。

全乗客のウツ視線にも構わずに、
カシマが、
「それよりもとっておきのゴシップがございますのよ」と言ったので、
モリエとヒルコは興奮して、
「ナンでござりますの😳😳❓❓」と問うた。
カシマは、
「カナエはおばあさんと二人暮らしとおっしゃってましたよね。ところがカナエはおばあさんとは暮らしておりませんのよ」と目を剥いて話すと、
モリエは、
「じゃあカナエとご同棲されてるのは誰でございますの」と問うと、
カシマは、
「それがあなた、驚いてよ!」と声を張り上げた。
ヒルコは胸に手を当てて、
「ナンてコトでございましょう❗️」と叫んだが、
カシマは、
「まだナニも申してござりませんわ😡❗️」と怒鳴った!

モリエが先を急がせたので、
カシマは、
「カナエが一緒に暮らしてるのは、おばあさんではなくお母さんなんですのよ」と言うと、
モリエが驚き、
「まあ😳お母様はお亡くなりになったと耳にいたしておりましたのに😳😳」と言うと、
カシマは、
「それがあなた、見た目がババア過ぎるからおばあさんに仕立てておいでですのよ」と言うと、
三人は、
「ウッソー❗️❗️❗️」と叫んだ!

モリエが停車ボタンを押したので、
次の停車場にバスが止まった。
全乗客が心に「ハヨ降りろ!」と念じているにも関わらず、
カシマとモリエとヒルコの三人は、
ゆっくりと後部座席から歩いて、
精算機に向かったので、
運転手が、
「早く降りてください」と注意した。
するとカシマが運転手に、
「ハヨ歩いたら、ヘアースタイルがお乱れになりましょうが❗️」と怒鳴った!
すぐにヒルコが運転手に、
「あたくしたちはお友達のお葬式にまいるところにござりますのよ。250円しか香典がござりませんのよ」と言って、
三人ともども降りて行った。

同時に、
バス内は明るく陽気になった。
カッちゃんも心が晴れた。

そして、
彼女との待ち合わせ場所に行ったが、
セレブ小学生の着けてた安香水が体に染み付いていたので、
彼女から二股疑惑を抱かれ、
この恋人関係は、
幕引きとなった😭