Takuya Nakata『ナカータの日記』

ヴィクトワール広島-中田拓也のブログ-

全日本選手権

2022-06-27 11:30:49 | レース
一夜明けて少し落ち着いたのでレポートを記します。

書く内容が無さすぎるので簡潔に。

全日本選手権
距離 180キロ
天候 曇り時々晴れ、その後快晴

昨年の再度怪我からの事を考えるとよくスタートラインに立てたなぁとぼんやり思いながら出走した。



ここに至るまで沢山の人達の支えがあった。
それゆえに熊野を終え全日本を迎えるまでに気合が入っていたのは確かだった。


作戦は後半の動きに備える。そして粘ってなんとか上を狙う。シンプルなものだった。

序盤から落車でストップしたり間一髪ギリギリ避けたりとナーバスな状態が続いていた。

しかし5週目あたりで限界を迎え途中でドロップしてしまった。


熊野を終えた辺りから原因不明の不調を感じていて呼吸に問題が生じているような気がしていた。。
日常生活でも感じでいて、全日本の4日前にいよいよ無視出来なくなり受診したがやはり問題を抱えており、出来る範囲での対策を施した。

それ以外の身体の動きやケア、サポートなど1%を積み上げて妥協をせずに全日本を迎えたはずだった。
レース中も呼吸が上手く出来ないことも相まってか、身体中が酸素不足に陥っていた。なんとか限界まで挑み続けたが心臓がロックしたような感じがして無意識にこれ以上は厳しいと判断し、僕の全日本が終わりました。

結果が伴わなかった以上何を言っても言い訳にしかならない。

千切れた後にグルペットで前を目指しましたが、とんでもなく無力感や孤独感に苛まれ続けていました。


応援してくれた方々やサポートしてくれたチームや関係者の方々、そして自分を信じ続けた自分に対しても何としてでも結果を残したかった。
絶対に失敗できない日に失敗してしまい、本当に言葉になりません。
もっと早い段階で対処出来たのでは?自分がやってきた努力はまだやれたのでは?もっと準備出来たのでは?と冷静に振り返っています。

しかしレースは続き、可能性はこれからも無限に広がってます。
この悔しさ、不甲斐なさ、自分に対しての怒りを払拭する為にこの先も頑張りたいと思います。

重ね重ねになりますが応援ありがとうございました。

photo by Kensaku Sakai



こんなもんで終わってたまるか。
コメント (1)
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