Takuya Nakata『ナカータの日記』

ヴィクトワール広島-中田拓也のブログ-

広島ロードレース day2

2020-09-28 14:13:54 | レース
こんにちは

昨日は全く走れずに落車という復帰戦で全く納得がいかない走りをしてしまったナカータ。

二日目に巻き返したいところ。


jbcf広島ロード day2
距離72キロ
天候 晴時々雲
脚 前日走ったおかげで刺激が入りようやくスタンバイOK
完遂目標 逃げへのジョイン

今回もスタートを前目に位置取る。
昨日の様子同様コースの特性上、皆スタート位置をかなり気にしている。
悪くないスタート位置でスタートしたが、思ったより熾烈な位置取り合戦で微妙な位置で最初の下りに入ってしまう。
自分としては一周目から逃げへのチャレンジをするつもりなので所々で上がっていく腹心。

しかし集団のペースが早く、思ったように動けない。下りも前の日以上に早く対応するのに集中せざるを得ない。
結局位置取りをするだけで精一杯。
三段坂辺りで落ち着いたので前目に上がる。この雰囲気はもう逃げが決まってしまってるな‥と感じ情報を集めるとキナンとブリの2名が先行。
追走も考えたが消耗しすぎて留まってしまう。

右京やブラーゼンが牽引しながら周回をこなしていく。
中盤からはマトの牽引へ。6周回というのもあり、終始早い。
むしろ後半に向けて集団のスピードが上がっていく。ポロポロと選手も溢れていき自然と集団の人数も減っていく。
ラスト2周の三段坂で強烈なアタックが掛かる。位置取りが悪すぎてマズイ!!!と思い選手をパスしながら全力で駆け上る。
ギリギリ下りで前に追いつき首の皮一枚繋がった。

そのまま最終周回へ。
最終周回もマトの牽引でかなりハイスピード。
どうにか前目のポジションで三段坂をクリアしないと最後に辿り着けないと思いながら必死にこなしていく。

そうこうしているうちに三段坂の麓へ。
このまま耐久戦に挑むか何処かで虚をつける瞬間があればチャレンジするか、かなり迷う。
すると弱ペダ織田選手が麓からアタック!
そして自分もやや遅れて集団から飛び出す。
そのまま織田選手と行き、最悪三段坂頂上で捕まって前目でクリア出来ればあとは根性でどうにかなるだろう。
俗に言う後は野となれ山となれ作戦である。

よっしゃ!と思い全力で集団からアタックする。


まずは織田選手を目標に全力ダンシングで追う。そしてほぼ追いつく。
よし!ここから何も考えず頂上を目指し踏み抜くだけ!と思い全力でペダルを踏み締める。


ピタッ。


思いとは裏腹に身体が止まってしまい活性化した集団に飲み込まれてしまう。
これは一番マズイ!と思い全力で集団に着こうとするも出し切っていてしまい、遅れる。

そのままゴール。
40位

このまま何もせず耐久戦に持ち込みゴール前に勝てるだけのスプリントと脚があったかと問われればイメージは浮かばなかった。
なので1%の可能性がある飛び出しにかけたが、焦ってしまい場所、脚、展開をもっと先読みできなかった。
結局潰れてしまったが、長らく実戦を離れていた自分にとって、アタックを行うという行為そのものが成長への一歩目だと考えた。
今後も沢山失敗すると思うが、めげずにアタックを繰り返し勝利を勝ち取りたい。

2日間全く納得のいく走りは出来なかったものの、身体は少しずつレースに対応出来るようになってきた。
大分に向けてまた準備を行いたい。

photo by Itaru Mitsui

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広島ロードレース day1

2020-09-26 22:04:18 | レース
ついにやってきた公式戦。

決戦の地、広島。

最後にまともに走ったのは2019年のツールド栃木以来。約1年半ぶりの公式戦。

夜明け前が一番暗いんだぜ!と謎の言葉を胸に今日を迎えた。

怪我をしない身体作りから始め、改善を繰り返してきた今年。ついにレース参加の機会を得た。


レースレポート

広島ロードレース
147キロ

タイトル 黎明

かなり間隔が空いて膝を壊して以来の公式戦。
少し緊張した面持ちでスタートラインに並ぶ。
レース5分前、レース5分前とMCシンジさんの聴き慣れた声が聞こえて来る。
夏が過ぎ去り、秋の匂いがしてきた9月26日、このスタートラインに並ぶまで本当に沢山の方々に支えてもらって戻ってこれた。
待ってくれていたチームを始め応援してくれていたファンの皆さん、家族の支え、ライバルとのバチバチ、トレーニング指導してくださったトレーナー、身体のメンテナンスをしてくださった先生方、誰一つ欠けていてはこのスタートラインには立たなかったと思う。
レース1分前、レース1分前。また、シンジさんの声が聞こえる。
どれだけ走れてどれだけ通用するのだろうか。
そんな思いを馳せながらペダルをはめ、1年半ぶりの仕事場へ復帰を果たした。

復帰戦はスタートアタックをすると決めていた。
ついにその時が訪れる。久しぶりのアタックすぎてかなり緊張した。
歯を食いしばって全力でいく。
後ろを振り返ると大勢の色とりどりの敵チーム集団。
戻ってきた感が半端なかった。

結局抜け出せずレースをこなす。
乗れなかったが逃げには新加入のチームメート、風間が乗る。

集団も、やや落ち着いていたがかなり危ない。
実際何でもない所で落車が頻発していた。
逃げが出来、落ち着いていたが一度三段坂でかなり強烈なアタックがかかる。
なんとか全力でついていく。
上り切り、後ろを振り返ると少し離れている。
人数は10数人。これは抜け出せたかな?と思ったがお見合いが始まってしまい、結局集団が追いついてきた。
その後は距離感覚を徐々に取り戻しながら周回をこなしていく。

中盤に差し掛かる時、逃げをキャッチしそうな雰囲気が出てきたのでそこからの終盤へ備えて補給をする。

ホームストレートで補給を行い、少し位置を下げてしまったので徐々にポジションを上げていく。
さぁここからどこまで耐えれるか、耐久性が問われる展開へ。

しかし、下りをこなしていると真横から選手が何かの煽りを受けて吹っ飛んできて自分の目の前へ。
なんとか踏ん張るもなす術なく道路沿いに突っ込む。
なんとかダメージを最小限にしようと思いつく限りの受け身を取り、着地に成功。
しかしバイクが1回転しておりチェーンがかなり外れている。慌てて直そうとするも慌てすぎてなかなかはめきれず。
少し焦ったがまだ大丈夫、まだ間に合うと自分に言い聞かせ全力で前を追う。
かなり悪い場所で落車してしまい、かなり苦しい展開。
結局その周で逃げが捕まり展開も始まったらしく、その後集団を拝むことは出来なかった。

久しぶりのレースでかなり気合が入っていただけに残念な結果である。
しかしもっと根本的な走りの部分を修正しないと勝ちに辿り着けないと感じた。


怪我の具合も打ち身と擦過傷のみなので明日巻き返したい。

オーマイ!








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