Takuya Nakata『ナカータの日記』

ヴィクトワール広島-中田拓也のブログ-

ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台

2018-11-28 11:33:04 | イベント
こんにちは。先日行われましたながとブルーオーシャンライドwith秋吉台に参加してきました!

約400人の参加者で50キロの部、80キロの部、110キロの部と3つのクラスに分かれていて更に5つのエイドステーションを経由。長門市のセンズキッチンをスタートし、途中電車に揺られゴールを目指すルートもあり、山もあり、谷もあり、平坦もある豊富なコースレイアウト。


パラサイクルの方々ともご一緒させていただきました!

センザキッチンからスタート!


チーム紹介の様子


第1エイドまでは1つ長い峠を越えなければならず、温度表示は2℃。めちゃ寒⛄をなんとか越えて参加者達はたどり着いた。そこにあるのは…




ハンバーーーーーーグ!!じゃなくてハンバーーーガーーー!!🍔
実がギュッと詰まっていてスタートしたばかりなのに空腹が🤤
めちゃくちゃ美味しかったです😆

🍔を口に含みながら秋吉台へ。
レースで走ったコース、キツかったなぁ…と思いながら参加者達と一緒に走る。
普段のレースでは、まじまじと風景を見れないので今回はゆったり景色を目に刻み込む。良い景色ですね…😊

キッツい秋吉台を越えて第2エイドにたどり着く。
ここでは冷えた体で到着する参加者を見通してか暖かい豚汁!めちゃくちゃ美味しく、暖まる~と目にも止まらぬ速さで食べてしまったので写真を撮るのを忘れる😭😭
エイドステーションの裏には鏡池があり、行ったことがなかったので行ってみる🏃



透き通る青さ。僕の心も透き通っていて欲しいものです。

豚汁を惜しみながら次の第3エイドへ。山を越えなければならず、紅葉を楽しみながら参加者達と走る。
そしてたどり着く第3エイド。
今度こそ写真を!!と息巻く。



地元の学生さん達が配布してくれてました☆
1つ1つの品を説明しながらトレーに乗せてくれたのでわかりやすく、どれも美味しかったです☆

そして第4エイド。
今日は快晴だったのでなかなかのロケーション。






こちらではカレーを頂きました!🍛


大海原を見ながらカレーを頬張る。なんという至福…

ここまでくればもう佳境。次の第5エイドへ出発する。

しかし次までが参加者達を苦しめるレイアウト。千枚田や山を越える。
ですが参加者を癒してくれるこの景色!


越えた先にはコーヒーとお菓子が!

コーヒーの渋さとお菓子の甘さが絶妙に体に染み渡る。

そしてゴール!


自分達は110キロの行程を走りましたが他にも80キロ、50キロ地点で電車に乗り、乗った電車で頂ける特別グルメもあります!もちろんエイドも豪華、景色も壮観です!バラエティーに富んだイベントながとブルーオーシャンライドwith秋吉台
皆様も来年是非参加してみてはいかがでしょうか🙋😆オススメです🙆

一緒に参加した他のシマノレーシングのレポートも是非🙌

湊選手のレポート🚴


入部選手のレポート🚴


黒枝選手のレポート🚴


長門市の観光ナビサイトです今回の記事も載ってます🙌
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ツールド沖縄

2018-11-12 13:25:14 | レース
ツールド沖縄 UCI1,2
距離210キロ
天気 快晴
テンション 去年の自分を越える

スタートが6時45分という事で起床も早く5時前に起きて食事を摂る。
準備してスタート地点へ移動するがまだ薄暗く頭上には星がチラホラ見えていた。
スタートサインをしていた辺りでようやく深みがかかった青色と登り来る太陽の朱色が混ざりあった空になってた。




去年はただ何も出来ずにただ千切れるだけだったツールド沖縄。今回は入念に準備をして対策をして望んだ。
チームのオーダーは湊さんと入部さんをエースとし、小山選手、僕、木村さんの3人で2人のアシスト及び最初に出来る逃げに入りチームに不利が働かないように動くオーダー。
去年の逃げはスタートしてすぐに決まったので警戒して最前列に並ぶ。


スタートしてすぐにドンパチが始まる。去年みたくすぐには決まらない。
何度か10名前後で抜け出す場面もあったが集団に戻され逃げを形成するまでには至らない。
ようやく2,30キロ地点辺りで決まりそうなアタックがかかる、そのアタックに反応して追従する。
ここで抜け出した10名の逃げが形成され、乗る事に成功した。
入ってすぐメンバーを見るとワールドツアークラスのフェン選手やニッポのマランゴーニ選手、その他チームのエース級の選手が乗っており非常に良いメンバーだと思った。
快調なスピードで集団とのタイム差を広げていると追走で小山選手を含めた数名が追ってきているのが見えたのでローテーションに入らずに付き位置に徹する。
しかし、追走が届かず再び加わる。
メンバーは
チーム右京 畑中選手
キナン 新城選手
那須ブラーゼン 下島選手
ブリッツェン 小野寺選手
Nippo マランゴーニ選手
Australia フォレディ選手
中華台北 チェン選手
チームサンダーランド ルイス選手
WTCアムステル ベッカーリン選手


そのままタイム差は開いていき、最大9分近くまで開く。
監督からの指示で捕まった後でアシスト出来る脚を残しておくようにとの指示が出る。





1回目の普久川ダムは淡々と進みタイム差8分前後
2回目の普久川で一気に詰まってきて5分前後辺りまで詰まる。
そのタイムを聞いた外人勢(主にNippo,Australia,中華)がこの登りの後にスピード上げるぞ!!と指示を出す。
監督からの指示はまだどうなるかわからないがこのまま逃げ切る可能性もあるし、捕まる可能性もあるから食らい付いていけとの事。







山岳賞は畑中さんが2回とも先頭通過で確定させ、スプリントポイントもAustralia、小野寺選手が獲得。

そして一気にスピードがあがる。この時逃げ集団は8名まで減っていた。

ここまで来るのにマランゴーニ選手、フェン選手、Australiaの選手がずば抜けて強い。
この3人の牽きが強すぎる。
やばい、このままいくと脚が終わる…どう掻い潜ろうかな…と思っていると後ろのメイン集団から追走が出来、ブリッツェンが入っていたので小野寺選手はローテーションに加わらなくなる。
さらに他の外人もキツいのか度々ローテを飛ばし始める。
追走とのタイム差は4分前後。
あと30キロを切っていて残す山場は羽地のみ。
まさか…逃げ切ってしまう?
ここら辺でこれは何としてでもこのグループから脱落してはいけないと覚悟を決める。
そして運命の羽地へ、登りが始まる橋辺りでマランゴーニ選手が笑いながら飛んでいく。
スピード、パワー、脚が違いすぎて反応できない。残っていた外人4名が抜け出す。
小野寺選手と畑中選手も反応するも先頭4人には届かない、せめて2人から遅れてはいけない!と全力で走るも追い付かない。
そして単独になる。

ヤバい、脚が全く残ってない上に後ろからブリッツェンが追ってきてる。
監督が後ろブリッツェンとのタイムはまだあるから!と情報をもらい、諦めずに走る。
オランダの選手と2人になり、必死に回す。



なんとか命からがら羽地を越え、その時点で後ろとの差は1分ほど。残り10キロ。
この10キロが今シーズン一番キツかった。
監督からの激励、オランダチーム監督からもアレ!アレ!と激の嵐。


苦しすぎて顔が痙攣してきた。



あと7キロ、なんとか必死に回す。怖くて後ろを振り向けない。飲まれたら終わる。
残り5キロくらい、イオン坂を越える。
残り1キロ、監督から後ろ来てる!!踏ん張れ!!と激が飛ぶ。


ゴールが見えてきた、ようやくゴール出来ると思ったが後ろから赤白のジャージ集団が迫ってきてるのが見えた、最後の力を振り絞ってスプリント。
半車輪差でブリッツェンの猛追を振り切ることができた。
ゴール後は立つ事も出来ずに座り込んでいたがやりきった感が半端じゃなかった。





本当に苦しいレースだった。まさか序盤に出来た逃げがそのまま最後まで行くとは思わなかった。去年は何も出来ずに終わったのが悔しかった。しかし今年は去年の自分を越えられ、今自分が出来る事を最大限出来たレースだったと思う。

嬉しい事に人生初のUCIポイント5点獲得、初の新人賞獲得UCIシングルリザルトなど嬉しい事が沢山あったレースになった。もしもどこかで少しでも力を抜いていたらこのリザルトは無かった。千切れた後も根性でゴールを全力で目指して良かった。

しかし反省点も多いにあり、そこを詰めていかないと先へは進めないとも思ったので足りないものを補って成長したいと思います。


初めて獲得した新人賞。競技を始めたのが遅かったのもあり、今年がU23最後。ずっと狙ってましたが獲得出来ず仕舞いだったので最後の最後で獲得できて本当に嬉しいです。





山岳賞の畑中さんと😊




表彰式にてマイクが無いのでナカータです!!が言えないのがわかり、咄嗟にでんぐり返しをした所、奇跡的に空中浮遊の写真が撮影されてました笑

これにて今シーズンは終了。オフシーズンの開幕です。
今年は多大なる応援、ありがとうございました!シーズン序盤は体調不良で躓きましたが、大きなケガもなく、今シーズン最後を良い形で締め括られて良かったです。
また来年も成長した姿を見せられるように頑張ります!!

先ずはオフを満喫したいと思います😊
ありがとうございました!!
コメント (1)
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