Takuya Nakata『ナカータの日記』

ヴィクトワール広島-中田拓也のブログ-

ツールド熊野 3st

2022-05-30 21:00:57 | レース
ツールド熊野第3ステージを終え、無事に走り切る事ができました。

ツールド熊野 第3ステージ
距離 104キロ
天候 快晴

このコースを走ったのは2018年。当時総合リーダーだった入部さん(現弱虫ペダルサイクリングチーム)
の総合を守り切る為にチームでコントロールするも初めての経験で全く役に立てず2周で降りた以来の第3ステージ。

試走の段階で記憶の断片を拾い集め、このコースがとんでもなく苦しかったのを思い出す。

目標とするのは当然逃げに入ること。
総合上位勢のタイム差が6秒以内に7名と混沌としている。鍵になるのは最初の2周目に設置されているHS
ここをどのチームが取るかによるが、ほぼ逃げが出来るのはここ辺りか、もしくは総合に関係のない逃げを容認するか、後者はあまり現実的ではないな、と思いながら入念にアップをしていく。


かなり暑くなっていたので補給も失敗すると終わりそう。

スタートしてすぐに来る登りでアタックが掛かる

数名抜け出すが、爆速で進む集団が吸収していく。
すると程なくしてBSがトレインを組みはじめ、一列棒状。🚴‍♂️🚴‍♂️🚴🚴‍♀️🚴🌬

そのままBS松田選手がHSを1位通過し、総合3位浮上。

そして予想通りHS通過後にアタックが掛かりまくる。
これは抜け出せる!と思い自分も集団から抜け出す。


コースの特性もあり、一瞬差が開くも一番捕まりたく無い登りの中腹辺りで捕まる。

photo by Itaru Mitsui
そこからアタックが掛かり1人、また1人と抜け出していき逃げが形成される。
ここに入るべきだった。

猛省しつつその後は集団でこなし、次の展開へ備える。
一時期は右京がコントロールしていたが愛三へコントロールが移る。
かなりのハイペースで進んでいき、ジリジリと脚が削られていく。     わしゃ鰹節かぁ🐟

気がつけば集団は30人程度。

最終周に入りワンチャンこれは逃げを捕まえるのでは‥??と思うくらいのスピードで進む。
途中、絶対に失敗してはいけない補給で他の選手が補給側にはけてしまい、上手く交わす事が出来ず補給をミスしてしまう。
それが後半に響き軽い熱中症気味に。

なんとかギリギリの所で踏ん張っていたが最終の登りで遅れてしまった。
39位

総評
力不足が否めないステージだった。
全力で挑み、一歩一歩チャレンジはしたが、結果的に耐える時間が多く攻勢に出られない1日になってしまった。
課題を一つ一つクリアしていき怪我に気をつけてまた前に進んで行きたい。

個人的にはブリッツェン増田さんがレース中に膝の調子を気にかけて下さり、もう怪我しないようにケアを最大限に怠ってはいけない。とか得をかけて下さったのが純粋に嬉しくもあり、ここで戦い続けられるように今一度自分の全てを見直していこうと思えた出来事だった。


3日間を通してチームのサポートや沢山の方々から応援を頂きありがとうございました。
正直走る前はギリギリの調整とリハビリが続いていたので不安の方が大きかったです。
UCIポイントを獲得するまでの走りは出来なかったものの、今現段階で出せる力は出せたと思ってます。
しかし、圧倒的な弱さを感じているのですぐに切り替えて向上に勤しみたいと思います。


次は全日本選手権です。頑張ります!

最後にこの日3位の中井ちゃんと96の一角、愛三草場と📸

次は孫崎ことマゴマゴと冨尾も写さねば‥!
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ツールド熊野 2st

2022-05-28 21:13:19 | レース
ツールド熊野第2ステージ
天候晴れ
気温 高い
104.5キロ

かなり朝から暑く、前日の反省を活かしてしっかり暑さ対策をしてスタートラインに並んだ。
望む展開としては登りで真正面から戦うのはどう考えても現在の実力では敵わないので逃げに乗って前に活路を見出す。

スタートしてすぐにくる丘でアタックが掛かる。
すると開始から数分で4名が抜け出し、そこに追走17名が抜け出し20名の逃げグループが形成された。

横塚さんと逃げグループに入ることに成功。
人数が多くギクシャクした部分があったものの足並みが揃っていたメンバーだったのでタイム差がどんどん開いていく。

3分ほど開いて最初の千枚田へ。

雄大な景色



麓からレバンテの選手が先行。一つ目のKOMがあるので自分としては昨日悔しかった想いがあったのでチャレンジ。
しかし4位で通過し1ポイント獲得。

弱い自分が嫌で殻を破りたいのでチャレンジ出来て良かった。少しでも良いので一歩ずつ進めていきたい。

その後も淡々とローテを回り札立峠へ。

集団とのギャップは3分40秒。
ここでクリア出来れば後ろから飛んでくるであろう主力メンバーに捕まらずに下れる。
そう思いながら突入。⛰

想定より早い段階でドロップしてしまった。
しかしタイム差から逆算してギリギリ集団にキャッチされずに越えたいと思い千切れた後も踏み直す。

すると山頂付近で右京のネイサン選手が飛んでくる。
そして山頂で増田さんを含むエースグループが通過する。そこにも着ききれず、下りも背中は見えていたが技術不足で追いつくことは出来なかった。

しばらくシマノ床井と前を淡々と追うが力を使い果たしてしまったのと、力不足で良い速度のグループに着ききない。


そのままなんとか走り切り最後はグルペットでゴール。

途中までは良かったが現段階では圧倒的に力が足りなかった。
もっと逆算して対策をして挑まなければならないステージ、今後の糧としたい。

応援ありがとうございました!
明日は最終ステージ、何とか良い結果を手繰り寄せられるように頑張ります!🔥

 



photo by Itaru Mitsui
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ツールド熊野 1st

2022-05-27 21:11:22 | レース
ツールド熊野に参戦してきました。
以下レースレポートです。

ツールド熊野UCI2.2
114キロ
天候晴れ

深夜に降り続いた雨も止み、逆に明朝から暑くなってきていたファーストステージ。
無事ツールド熊野のスタートラインに立つことが出来ました。
沢山の方のお陰で走れるようになってきていて感謝の念を抱きながらのレースでした。

2018年振りに走る熊野。逃げにチャレンジしたいので最前列に並ぶ。



所々で落車が頻発していてかなりナーバスな状態。
余計なリスクを減らすために前々での位置取りを意識しました。

最初の山岳賞周回に抜け出してる2名にジャンプしそのままKOMへ

photo by Itaru Mitsui

シマノ中井選手と競りましたが取るべきラインをミスしてしまう初歩的なミスで先頭通過は叶いませんでした。




photo by ザッキーさん

その後は中切れに合わないように前々で展開を心がけてました。

しかし予想より暑く、自分の身体をマネジメント出来ず脱水になってしまい最終周回の一番大事な場面で全身が攣ってしまい動けなくなってしまいました。
そのままグルペットでゴールし59位でした。

準備不足が露呈してしまいましたが、故障して以来の久方振りのこういうレースで全力で走れている事が一歩一歩進めていると実感しています。
今日は満足いく結果を得られませんでしたが、一歩一歩頑張ります。

明日は山岳ステージなので全力で頑張ります!

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