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匠三刻#(たくみつどきしゃーぷ)

平田匠と「TAKUMI DuO」応援ブログ。及び管理人の『僕の1日は、昨晩の反省を鼻で笑うことから始まる』

きたよ電脳コイルの時代が

2012年04月06日 | 漫画映画小説ドラマ
かれこれ4,5年使ってます。ライブの時にずり落ちてきて大変…

そんなことよりGoogleがメガネの開発を発表とのことです。



<Project Glass: One day...>


Googleさん頑張るね。


電脳コイル Blu-ray Disc Box
クリエーター情報なし
バンダイビジュアル

作中の「ヌル」ってプログラムのエラーの俗称だよな。
javaでいうNullPointerException。ヌルポインタエクセプション。
ぬるぽ。ガッ。(笑)
なつかしい。

「あの世」の世界をプログラム=コンピュータの世界で隠喩するという、とても面白い趣向のお話でした。お化けがエラーやバグという存在のメタファなのね。

Null(数値がない)Pointer(ポインタの)Exception(エラー)。
情報はあるのに容れ物がないから彷徨ってしまう、例外。
まさしく幽霊です。

ん?何言ってるかわかんなくなった。
明日早いぞ。寝ろわたし。

SPEC ~翔~ 観たよ_ネタバレ

2012年04月03日 | 漫画映画小説ドラマ

「SPEC~翔~」 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿ディレクターズカット版 Blu-ray



・観たよ。

・うわぁ。戸田恵梨香と神木きゅんのどっちがかわいいかで悩む(笑)

こっちの神木キュンは更にいいが。キミぃ、きゃうぁうぃ~ねっ!てなもんで。

・サトリダンス最高だぜ。特に2小節ごとに真野→戸田→谷村と加わっていくのが(笑)それをアオリの回転アングルで激描写!ある意味クライマックスシーン(笑)今の世の中、やっぱダンスはマストだねっ!



●今回も前編ギャグだらけなんだけど、ギャグとシリアスのパートを完全に分けることなく、シリアスの中にもどんどんギャグをはめ込んでいく構成。

・が、逆に何らかのリアリティを生み出していたような気がする。案外リアルって緊張と弛緩がきっちりわけられないもんなんだよな。

・映画『モテキ』でも未来くんが麻生久美子に別れを告げる場面で、二人の真ん中を空気読まずに原付が走り抜けてくシーンがあったりする。なんとも言えない気まずさ。葬式で笑っちゃいけないみたいな。

・SPECとモテキは方法としてはまったく逆なんですけどね。原付はまさに「ありそう」な感じで、SPECは「ありえねぇ」なわけですけど、両者同じ効果を生み出してる、という。



●ただ違うのは(多分)大根さんは言葉の通りリアリティを欲しがってやったと思うんだけど、堤さん・ツツミンは対象との距離を取りたがっているように思える。俯瞰の視点。メタギャグやりたいだけかもしれん、この人。

・そのメタギャグの最もわかりやすいシーンが

「ようつべに上げた」
「ヨーチューブだから」
「ようつべともいう」

であり、なんのメタかといえばこれはもう、ネットが大好きな視聴者さまと同じ目線からのメタ、ネット大好きっこに向けてのものに違いないのだ。

・他にも

「命、捨てます」

っていう瀬文(公安)の臭いセリフに対して、登場人物の福田沙紀に

「命捨てろよ、コラァ!」

とか言わせちゃってる。

ま、一言で言えばずるい。と思う。面白い、かもしれないが、お前は批評される側だこっちくんな、とも思ってしまう。カッコワリィなつつみん。

・どこか大げさでカキワリちっく(漫画のキャラクタそのもの)のような登場人物設定も、きっと、思い入れがないというか感情移入する気がさらさらないんじゃないかって気がする。すっごい冷めた視線。ギャグやるためのもののはずなのに。ギャグやりたいだけなのかもしれんが。その結果が、自分が動かすキャラクタへのどこまでも寒々とした視線なのだとしたら、それは悲しいことですね。

・なんつーかなー。アタマ良すぎるじゃねーの?



●一方の脚本。ネット大好きさんへのメッセージなのかどうかは知らんが、こちらも明らかにネット社会を意識したものになっていると思う。現場でどれだけつつみんに変えられたかしらんけど。

・乱雑なコピーと増殖。はっきりしない思惑。いろんな意図が乱れて絡まるもどれが誰のものなのかわからない。(だから主人公の二人はシンプルに徹してて、だからこそ主役足りえる構成になっているとは思う。これはすごいなと思う。)

・津田なんか最たる例で、どこにでもいて誰でもない、けど確かに個々の人格は持ってる“っぽい”(まさしく【オマエラ】だ)

・で、西荻さん(脚本、とつつみん)がそんなネット社会に対して言いたいことが

「コピーがオリジナルに敵うわけねぇだろ」

だと思うんだが、どうだろ、一言、イタイ、いや古い。

・これをバトルの勝因にしてしまっているところは掛け値なしにイタイ。

・なんだ?谷村美月のスペックはアナログコピーなんか?

・「思いによって発現する」ことはわかるけども、発現したあとの能力値に差があることの説明には弱い。

・オリジナル>コピーという図式を提示したかった理由はなんだ?単に脚本の辻褄合わせのためだけの理屈だとしたら、結構ヤバイぞ。天下のテレビのシナリオライター様がそれでいいのか?ここまでメタ視点でやっておいて。

・ましてや本物であろうとするぶんだけ偽物のほうがより価値があるなんて価値観を提示する作品もある昨今なのに。

・ゼロ年代は80年代の拡大再生産を経て、そこから如何にREMIXをかけるかということにオリジナリティを置いている。ここにきて最早【素材】でしかないとすら思っている人もいるであろう“オリジナル”を、至高に置く理由を問いたい。


・いわゆる著作権絡みの問題についてクサしたいならもっと方法があるだろう。

・ただ単にバトルに終止符打ちたかっただけの、わかった上での詭弁かもしれんけども。もしそうだったらそのいい加減さは少しいい加減過ぎると思われる。

・まあ、あれだけパロディ(オマージュ)乗っけてるから、「オリジナルに敵うわけねぇだろ」は本家へのリスペクトの気持ちが言わせたことかも知れませんけどね。それならそれでイイナハシダナーで終われるんだけど。そうであってくれ。



●どうも西荻さん(つつみん?)はこのへんの理屈が浅い傾向があるんだよなぁ。

ケイゾクも最初は推理ドラマとして観てたけど3話で「あ、こりゃ違うわ」って思ってみるようにしたからなぁ。壁トリック酷かった笑 (当時から言い続けて11年後も言うとは思わんかった。多分一生言う笑)

・ケイゾクでの「アタマくせぇ」につながる 「いつも同じ服着てんぞ、やめろよ」 って一連の台詞は、直接好意を伝えずにワザと腐すことで互いの距離感の近さと照れくささと親愛を表現する方法として、かなり好きなんだけどなぁ。好きだの嫌いだのハマサキ以降の【積み重ねる】表現とは相反した表現の仕方をゴールデンの地上波民放でやってくれるのは、すごく心強いのですけども。

・ひょっとして視聴者ナメてんのか?



●あとは戸田ちゃんの膝伸ばしたまま前屈してスペックホルダーのドタマ掴み上げる格好が最高によかったです。白ソックス映える。

・真野ちゃんよかったな。一人ハロプロ健気だ(笑)


サトリますっ!







いやー今日の嵐は洒落にならんかったわー。


るぱ~ん私、ゴールド免許よ~

2012年03月29日 | 漫画映画小説ドラマ



















無~事故じゃ~ん
(コピペ)



●こんばんにゃ。つうわけでるぱんるぱーんじゃなかったLUPIN the Third40th記念作品でTVシリーズで新作ということでね。
こいつです↓




おおぅ。
ひっさしぶりにやんちゃなルパンのワルそーな笑顔みたわー。

監督も脚本も女性ということでね。
期待大。

何故なら














オンナの描くハードボイルドはエロいと相場が決まっているからだ(笑)

(※ゲイの監督が描く世界がどうしようもなく透き通ったフラジャイルなものになるのと同じくらい。性差は存在しますよ間違いなくね。それは悪いことじゃない。

それにさー。
いや~だって、ねぇ?
AKB48の「ヘビーローテーション」PVなんてさ、男の監督があれ創ったら今頃逮捕されてるよたぶん。別件かも知れんけど(笑))


●んーまーでもどーだろーなー。退廃的でエキゾチックなものになる予感も。


●する気にさせるのはやっぱり音楽の力が僕にとっては大きい。ミュージックマガジンに絶縁状を叩きつけたことで一部で話題沸騰炎上マーケティング(笑)ともささやかれる菊地ナル先生の仕事ですから。

幼少の原体験(「なぜ私は自分が演奏する楽器としてこれを選んだか」という問いにこれ以上ないくらいの説得力を持たせた記憶。戦後歌謡?とテナーサックス)の呪縛から離れられずに湧き出てしまうフレーズと和音を、左脳で煮詰めたリズム・グルーヴに乗っけられちゃ、興奮することしかできません。


●「せたがやくせたがやく、ですね」とラジオでも披露した「5拍」と4拍区切りで展開するフレーズを同居させる【5と4(2)】グルーヴが一聴すると行儀よく並んでおります。(んで実は狂気を孕んでいる)

場末のガキどもの抗争で恋人を亡くした忌まわしい過去を、下町の悪ガキが20年後にオールバックでナポリ仕立てのオーダースーツを纏って、真夜中に照明もつけず自分の部屋でじっとたたずんで思い出している、イメージ。


●ま、サントラの全体、本編との絡み、OPとED,いずれも4月4日からの放送を楽しみに待つことにします。中部でやるのかなぁ?





さて、ここでペペ・トルメント・アスカラールの曲を出すのはベタなんでこいつを。
僕の中で5拍と言えばこれなんです。悪かったねファンなんだ。
5/8つうか5/4な雰囲気ですけどが。


まあそれだけでじゃなくて、このPVでも本人が叩いている、ヴィニー・カリウタさんが、この曲でやっているプレイが、ドラマーでは非常に勉強・参考になるプレイとして取り上げられることがちょいちょいあるのです。



ここではverse grooveといわれてますね。なんでしょうか。ハイ・ハットをゲチゲチ刻む様子を、耕運機で畑耕して溝作ってる感じになぞらえているんでしょうかわかりません。

(このVでは)5/8とされている基本のグルーヴに八分音符4つ区切りでアクセントを入れることで4/4のフィールを混在させることでグルーヴに深みと重層性を持たせ、それが安定感につながっていくわけですね。ひとりポリリズムともいいます(←ウソ)

さて、4小節もしくは8小節ごとに曲のまとまりを作るのは展開としてオーソドックスなつくりでもあります。Aメロ8小節Bメロ8小節サビ8小節、みたいにね。わかりやすいわけです。

(※オッドリズム(奇数拍子)を用いながらフレーシング自体は非常にメロディアスで「歌」っぽいのも僕がスティングが好きな理由です。某夢劇場みたいに主旋律・メロディまでもがポリリズミックなのはちょいとアタマと体がついていきません僕の場合。それはそれで幾何学的な、数学の問題を解くときのような、アカデミックな愉しみはあるのでしょうが)


で、5と4の公倍数が20ですから4小節ごとに(1、5、9、13)拍のアタマがそろうわけですね。コード進行も4小節まとまりなので曲自体のアタマを見失いにくいわけです。

ですからドラムでポリリズムをプレイする題材としては易しいほうなので(んで曲が良いので笑)よく取りざたされる、と、いうわけですね。














まあ、おれはできないがな。

ん~?いやできるよー3時間くれればとりあえずカタチに…自然にノリ出せっていうんなら…1週間、セブンデイズくれ笑









ま、これもまた【5のなかに4】つうことです。




●にしても、だ。「Seven Days」なのだから、一週間の歌なのだから、

7拍子にすればいいのに。

と思うのは僕だけだろか?


(※ちなみにこの曲、僕のベストナンバー「Every Little Thing She Does Is Magic」の姉妹曲ともいえる作品でどうやら詞の登場人物が同じであるようです。後半のフェイドアウト直前に「Every Little~」の歌詞をStingが歌います)

1970 ぼくたちの青春とAKB48?

2012年01月27日 | 漫画映画小説ドラマ
おはようございます。

いま、めざましテレビ観てて、AKBの新曲のプロモが公開されてたんだけど。

・今回の新曲はバンド
・プロモは青春ドラマ仕立てで、30分近い内容
・担任である陣内孝則が生徒のAKBにバンドを演ることを勧めて…

っつう内容らしんだけど、問題はその(おそらく)ラストカット。

・無人の教室のロングショット。
・黒板に書かれた「困難」の文字。
・担任が陣内。
・プロモの監督が杉田成道。

ここまでキーワードが揃った。
これって。
これって。










「1970 ぼくたちの青春」じゃないのか?


あの、松原敏春脚本の、
豊国神社でロケをした、
僕の心のバイブルドラマである

「1970 ぼくたちの青春」じゃないのか?



「聖書って、血の匂いがしない?」の

「1970 ぼくたちの青春」じゃないのか?



「ちくしょう!あいつのチ○ポはまっかっかなんだぞ!」の

「1970 ぼくたちの青春」じゃないのか?



「コレと馴れ合うか、まともにぶつかるか。
馴れ合うのはたやすい。ぶつかれば多分、傷つくよな?
傷つけば血が出る。

痛いよな?
   
でも、その痛みを勇気って言うんじゃないのか。
オレはそういう勇気が好きだ。

但し、死ぬなよ。生きてろ。 
とにかく、生きてろ。じゃあな」
   

どんな経緯でこうなったかしらんけど。
特にアナウンスすることもなく、分かる人がわかればいい、の企画なのか。
明確に狙った企画なのかしらんけど。

みたいかもしれん。


柏木由紀がドラムらしいし。


以上、朝っぱらからパルキズムでした!

松井玲奈ちゃんが好きです(笑)




『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』予告編映像

2011年11月03日 | 漫画映画小説ドラマ
『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』予告編映像


●や、映像自体はかなりきれいでよく動くし、気合入って作ってんなーと思うんだけどさ。

なんつーか、つるっとしてるよなー。

パック描くときの書き方で全部描かれてるような感じ。
妖精を描くときの線の綺麗さと、クリーチャーや兵士や変態(笑)を描くときの黒い線の差分が作者の絵の最大の魅力なのに(笑)

CGの馬ってのもなー。

原作者の、あの呪詛のような描き込みから発せられる澱みと、全霊を懸けているように見えればこその美しさっつうか、怨念と純真はかなり近いところにあるっていうのがわかってしまうような絵は…期待するのは酷かー。あれ動かせって言われたら困るよなー(笑)

まあ、大人数での「合戦」の動きっていうのは、動画ならではの見せ方ができると思うからそれは観てみたい。


●黄金時代編は今読むと、本当に青臭くてちょいと恥ずかしいとこもあるけど、結末が決まってるからなんか全てが物悲しくてウズウズしちゃうよな。それだけに儚くて愛おしい。

成長したくて仲間の元を離れるっていう選択肢が「いつだって、大事なものを、失ってからじゃないと気付けない」って解釈になっちゃうのも「黄金時代」を取り戻せない過去=失敗として描いているから出ちゃう結論なんだけども。

だからこそ、この物語は終わっていないわけで。
この頃の出来事が、喪失という意味だけで終わらないことを望みたい。

原作の最新刊はまだ読んでないけど、ほんと「いつ終わるんだ?これ?」って改めて思わされるような展開らしい。愉しみ。




有名な、掲載誌に載ってる作者コメント抜粋コピペ↓

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7月で30。振りかえれば金太郎飴の様にマンガばかり描いてたな。(1996年・12号)

ふと思う。死ぬまでに今のアタマの中にあるものすべて出せるのか?(1999年・12号)

ゲーム屋でベルの体験版に熱中する少年が!! その後ろでときメモ2片手に立ちつくすオレが!!ダメ人間だもの。(2000年・1号)

都心に出てもやることないので、最近は土手に行く。(2000年・5号)

マンガ家暦13年、初めての一週間強のお休み。久米島にダイビングの免許をとりにいく。友達は忙しいし、彼女もいないので一人で行く。(2001年・10号)

長い間、人に会わないと口がうまくまわらなくなる。(2002年・7号)

2年間着信ゼロ。携帯解約しよ。まずしい人間関係が私を机に向かわせる原動力。(2002年・21号)

今年もマンガが描ける世の中が続きますように。(2003年・2号)

30代もあとわずか。マンガ以外何もないイビツな人生だが、もうとりかえしがつかないのでこのままGO!(2006年・2号)

休載の間もずっと兵隊を描いてました。(2007年・3号)


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惚れるわー(笑)
漢だぜー三浦健太郎。
オトコっつうのはちょっとちがうかー(笑)





映画「モテキ」感想~ネタバレよん~

2011年10月04日 | 漫画映画小説ドラマ
いいたいことはいろいろあるがまずはなによりこの一言。















好きだ!麻生久美子!!


いいよいいよ!!B'z聴けよ!!むしろ聴こうよ!!イナバさん聴こうよ!!
ダイジョブダイジョブ!オレとならだいじょうぶ!!

サイコーミニカー最高!

…ハァハァ。

以上です(笑)


あー抱きしめたい。(笑)





あーあの髪型好き(笑)

でもなー吉牛はやりすぎだよ大根さーん。
ご飯粒ほっぺたにつけるのは80'sだよ大根さーん。
どんだけ幸世をサブカルっ子にしても脚本の骨が完全に80'sだよ大根サーン。

でも長澤まさみはエロく撮れてたよ大根サーン。

劇中歌もお腹いっぱいに楽しませてもらったよ大根サーン。
橘いづみからスチャダラまで。
まさしく同年代、クロスオーバーだよ大根サーン。

ああいう小手先テクニック(失礼)入れつつ、長澤ちゃんとミライくんの無言の間とか最高だったよ大根サーン。

“そん時の空気”が撮りたいんだってビシバシ伝わってきたよ大根サーン。

でも“幸世が呼び止めたときに同時に振り返る二人”ってのは

やっぱり80'sだよ大根サーン(笑)

そんなとこも踏まえて、楽しかったよ大根サーン。

オレももっとYouTube観て、勉強するからぁぁぁあ!!


でもB'zも聴くからぁあああ!!



…あー。
今すぐ抱きしめたい(笑)




森山未來の身体能力は侮れない。
このPVでも凄いけど(そして監督は大根サーンだけど)
映画でもふんだんに発揮してたよー。
ベッドを支えにしても宙返りとかすげーすげー。
Perfumeとのコラボダンスなんて、体のシナが完全に女のそれだったもの。

麻生久美子とのベッドシーンで垣間見える上半身も、結構キテたからなー。
チクショー森山(笑)

フジファブリック!
サビ前の四ツ打ちキメがすっげぇ気持ちいい。

半分のことでいいから君を教えておくれ。




失われた伝説(ゆめ)を求めて

2011年10月03日 | 漫画映画小説ドラマ
機甲創世記モスピーダOP曲【失われた伝説(ゆめ)を求めて】

当時はタコメーターがカッチョよかったんよ。“近”未来の代名詞としてね。
さて、その近未来であるはずの現在ですが、現実は思ってたよりやっぱり現実的なわけで。


●はい、最近懐古趣味づいております。

タイトルはおそらくプルーストの『失われた時を求めて』(20世紀最高?最長?の小説だっけ?)を引っ張ったもんだと思いますが、多分“プロ”の作詞家にしてみれば、普段からグっとくる単語をストックしておいたタンゴ袋の中から「今回はこれにしとこ」程度の勢いで出したもんでしょう。特に意味はないと思われる。イキフンイキフン。さすが80's。

●が、それにしても【伝説】と書いて【ユメ】と読ませるあたりどこかシノビズムを意識したのでしょうかシノビっちゃったんでしょうかそれとも皮肉でしょうかそれともそんな気は全然なくて結果的にそんなルビの振り方が出典のテーマを通してみると奇しくも80'sを皮肉ってしまっているように思われるという原典自体が擬人的にフォロワーを皮肉ってしまったという偶然のイタズラなのでしょうかホントのところは売野雅勇さんに聞いてみないとわからない聞いてみてもわからない恐らくは忘れてる(笑)

にしても“プロ”の作詞家ここにありって感じで、どんな仕事でもカタチにしますよってなもんで。

「遠い日に置き去りにした物語を 愛に変えて歌ってあげる」

なんて書かれた日にゃ、それこそなんの具体性もないどんなシチュエーションも浮かんでこないまったく奥行きのない言葉の羅列にも関わらず何故かどこか心に刺さる哀愁。これは何?恋?(笑。なわけない)てなもんで。言葉のイメージが持つ力は偉大だな、そして見事に操っておられるなさすが“プロ”。と思わずにいられないのです。

最近では、例えば「会いたくて会いたくて会いたくて震える」みたいに、ごく私的な感情を連呼することによって聞き手が勝手に共感するのが主流ですが、こと「言葉を操る」ということにおいてはこの時代の方がどうしてもテクニックに勝る、と思ってしまうのはオヤジィの懐古趣味でしょうかやっぱり。

でもでも「会いたい」から「震える」って繋げるのは、かなり秀逸だと思うよ。
あと、三重弁好きだよ(笑)


●本編のストーリ概要としては主人公グループは完全にレジスタンス=ゲリラ(またかよ)活動中の明日をも知れぬ漂流の身で、要するに漂流=ドリフト=ドリフト走行=バイクモノ、とかけているわけで(ホントか?)、そんなイメージをちゃんと踏襲しての

「ナイフ」「十字架」「道連れ」「行き場をなくす」「ロンリーソルジャーボーイ(笑)」なわけです。さすがプロ。

そう、こいつらドリフターズだったんよ。全員集合!(古い!ちゃんと村枝賢一先生のマンガもよんでるよ!面白い!)



●ちょいと参加メンバーを見てみれば実は豪華絢爛。
作画までいくと話が終わりませんので割愛しますが(まずもって伊助OPだもんね!もう一年?偉大な人でした…)、策士違った作詞は前述の通り当時から売れっ子売野雅勇。作曲タケカワユキヒデ(マジだよ、と思いつつ意外とアニメ関わってる)、でアレンジが久石譲っつうラインナップ。

特にアレンジがとても好きです。バッキングのブラスとシンセのフレーズの絡み(Bメロあたり)とかゾックゾクするわー。イントロの単音ギターもメロディアスですね、と。


●やっぱり一個だけ触れたい作画。キャラクタデザインが天野喜孝。あの天野喜孝。今ではその独特な世界観を持つ絵柄で重鎮になっていますがタツノコプロを古巣にする、タツノコチルドレン(笑)の天野喜孝です。

もう42"あたりの女の子たん(ロリじゃないほうだよ!)の憂いを宿した瞳とかたまらんわ。で、ちょうどそん時に「遠い日に置き去りにした」とか流れるんだもんよ。


●で、極めつけのボーカル「アンディ」。




アンディ。


この曲の哀愁仕上げに大きく貢献しております。ソウルフルやね。

「づぁっっつおぅ、るぁあぁラウ゛ァァアイ」ときたもんだ。

でもラストのフレーズで高音でなくて、下歌ってんだぜ(笑)
そんなところでゲンジツ感じさせないでくれよ(笑)

ま、ともかく名曲です。




で、当時僕が持ってたおもちゃの中で、親父が唯一本気で興味を示してた。
バイクだから多分。

オヤジは多分カワサキのバイクが好きだった、はず。
バイクのことは知らんが、このコピペでなんとなくわかってしまう…
↓↓↓↓
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ホンダのバイクを
ヤマハに持ち込む:まぁ、ホンダも直せなくはないけどね
スズキに持ち込む:ツマラン、どこかに細工してやろうか・・
カワサキに持ち込む:出てけ!!

ヤマハのバイクを
ホンダに持ち込む:おぅ、ヤマハさんのバイクか
スズキに持ち込む:打倒ホンダの僚友だ、バッチリ直してやるぜ
カワサキに持ち込む:けっ、優等生バイクか

スズキのバイクを
ホンダに持ち込む:けっこう癖のある作りしてんだよね
ヤマハに持ち込む:スズキさんか・・部品取り寄せとか大丈夫かな
カワサキに持ち込む:スズキか、最近小奇麗にまとまっちまいやがって・・

カワサキのバイクを
ホンダに持ち込む:カワサキか・・
ヤマハに持ち込む:カワサキか・・
スズキに持ち込む:カワサキか・・
カワサキに持ち込む:カワサキか・・

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ああ、なんとなくわかってしまう。そんな趣味について話したことないのに。


●動画自体は多分復刻された超合金?モデルだと思うけど。
変形機構が面白かったス。

にしてもこの動画凝ってるなー。素晴らしい。



エンディング。で、やっぱり、もちろんブルースっすな。

「ふたりとも 生まれる時代を まちがえたのさ」

ソプラノサックス大好き。

キリコが飲むウドのコーヒーは、苦い(笑)

2011年10月01日 | 漫画映画小説ドラマ
●まあ、豊明から仕事終わりで帰ってきて、TBS感謝祭見ながらたけしサイコーって思いつつ、つらつらネット検索してたら見つけてしまった「ボトムズの次回予告を挙げていくスレ」。


で、YouTubeで検索してみたらやっぱりまとめてた人がいた(笑)



●ああーもー最高だぜー(笑)
素敵な21世紀。僕はいい時代に生まれたかも!

極めつけはこれ。第八話(動画3'30"過ぎくらい)

昨日の夜、全てを失くして酸の雨に濡れていた。
今日の昼、命を的に夢買う銭を追っていた。
明日の朝、ちゃちな信義とちっぽけな良心が、瓦礫の街に金を蒔く。
ウドは百年戦争が作ったパンドラの箱。
質を問わなきゃ何でもある。
次回「救出」。
明後日、そんな先の事はわからない。



明後日、そんな先の事はわからない。

絶対子供に見せるってこと考えてない(笑)
いやむしろ考えてやってるのか?(笑)

次回予告ってのは当時から一番の遊びどころではあって、いろいろ探すと面白いんだけど、ホントにボトムズ予告は異彩を放つ。


●“鉄と埃と硝煙の臭いが漂うスレですね”(スレから抜粋)

ああーもう完璧にハードボイルド。

あーもうーたまんねーな

当時は50話構成だからみんな長いのよ。ボトムズは大きく4つ?の構成に分かれてる。



●途中からどんどん詩的を通り越して私的になってく(笑)

次回を予告してないようで、やっぱり予告してて、でもよく考えてみるとやっぱり予告してない(笑)

だけど監督がやりたかった世界観を何よりも雄弁に語ってる。

実際“雄弁”すぎるぐらい“語っちゃってる”


・回る弾倉!起きる撃鉄!
小学生にゃわかんねーよ(笑)

・“ファウストは、メフィスト・フェレスに心を売って明日を得た。
マクベスは、三人の魔女の予言にのって、地獄に落ちた。”
ぺだんちっく(笑)

・“昨日も今日も明日も、硝煙に閉ざされて視えない”


(笑)。本当に80年代は何でも許されたなー。
一応、子供用の、玩具宣伝枠として予算降りてたはずなんだぜ。
今は絶対できないよね。
やっぱいい時代に生まれたかも。
庶民カルチャーって観点からみれば。

ただ、毒を毒として吸収する自覚が必要だったのは確かなんだけど…。


さ、ちょっと毒にあてられて、疲れたんでエンディングでも聴いて寝ますか。


オダテツっっすわー。
織田哲郎ですわー。
この頃はまだ喉が大丈夫で自分で唄ってたらしいす。
主人公、キリコの声が怪物ランドの郷田ほづみさんなんですよね。
当時全然知らなかったから、後出しで怪物ランド知って、むしろ「うわ、キリコやん」って思ったんさー。

あー気分がとまらない。もうOPだ!(音量注意!)


むせる。




ツリー・オブ・ライフ ネタバレ箇条書き感想

2011年09月23日 | 漫画映画小説ドラマ
もはや備忘録。

↓こっからネタバレ↓





















ひっさしぶりに配給会社にだまされたわー(笑)

今の自分の状況から言って、このタイミングで見るしかないと思ってた。
こんなときに、ブラピにショーン・ペンで、鼻くそほじりながらネット見てても入ってくるくらいの規模の情報で、仕事でいけないとおもいきや近所の映画館がレイトショーでかけてくれてって、こんだけ条件そろったら観ない訳にはいかないと思ってみたわけなんですが。


期待してた父子の愛憎劇ではなかった。
いや、確かに父子なんだが…。

この映画の父って要するに神いわゆるゴッドなんだな。
(ネット用語の神とは全然違う。本当のゴッド。)
んでもってきっと『信仰』(戒律?)のメタファ。

人が如何に信仰に抑圧されてしまうか、また逃れられないのか。(そして救われる?のか)
わかりやすいぐらいの罪の意識。反抗。反省。原罪という名の…なんだ?(笑)

確かコピペであったな。
----------------------------------
「お前は見られている」が宗教。
「見られていなくても」が道徳。
「どう見ているか」が哲学。
「見えているものは何か」が科学。
「見えるようにする」のが数学。
「見ることが出来たら」が文学。
「見えている事にする」のが統計学。
「見られると興奮する」のが変態
-----------------------------------

見られると興奮するのが変態(笑)

ちゃうちゃう。そう、「お前は見られている」なんだ。
その視線を「感じた」とき、それを恐怖ととるか、安心(愛?)ととるか。あるいはその両方か。


最後のブラピの息子に語るセリフだけが、初めての生のオヤジの言葉だったと思います。
結局ショーン・ペンは企業主みたいだしね。

あとは最高のテクニックを持つお父さんが撮ったプライベートホームビデオ。
ホント家族の一員になって見守る感じになった。

動きまくる主観カメラ。時間の経過を乱暴に見える、実は計算ずくのカット繋ぎで。
子供欲しくなったわ(笑)

情景描写がこれでもかってぐらい美しい。
これだけで一本の映画としていいぐらい。
ひかりと水と海と大地と緑。そんで生命。

これでもかってぐらい自然描写が気合入ってる。
厳か。大きい。小さい。美しい。繊細。柔らかい。そして不変。


気合も入るのも当然、自然を描くことそのものが神を描くことだと制作者は思ってる。はず。

神と信仰、すなわち宗教と聞くと、えげつないカネ集めとか現実逃避の洗脳とか、イッちゃったイメージしか浮かばないことが多い人にはお勧めできない、つまりは日本人にはわかりにくい映画だと思います。
僕だって理屈で理解しようとしてるだけだもの。

ま、でもブラピファンなら一見の価値はあるかもです。ちゃんと歳食った演技しようとしてるブラピが観れるよ。口をへの字に一生懸命曲げてる(笑)


にしても、恐竜の暗示はわかりやすすぎて笑っちまったわ。

あー全然まとまってないけど多分速攻で忘れるんでいまのうちに。
今日、映画観たその足で旧友と再会してさっきまでカラオケだったからそのテンションで。

あした仕事だー
眠いわ。



もー大々的にフィーチャーされてましたよ。
期待してた作風とは違ったけれど、
この曲と自然描写だけで元とれた感じでした。

さ、エヴァ観たすぐ後にコレを観よう!

2011年08月26日 | 漫画映画小説ドラマ

シックス・チルドレンがここにいるぞ!
特に1'55"からの叫びは圧巻だ!
最後に救出されるシーンなんてもうぴったりだ!

鳥人間2011 東北大学 MAD BGM エヴァンゲリオン



それにしても、あれだね、テレビは皆とLIVEで見るものってかたちに変わったね。
ネットでつながりながら、同時に共有するメディアに生まれ変わったんさ。

街頭で力道山を見る時代から、お茶の間で家族で見る時代、んで、部屋にひとり1台ずつ、独りで見る時代を経て今。そう思うよ。





欲求不満もちったあ解消される気がすっぜコノヤロー

2011年08月16日 | 漫画映画小説ドラマ
【アウトレイジ】コノヤロー特集


ひっさしぶりに編集動画見て笑っちまったぜコノヤロー

コメント欄にもコノヤローが溢れてて二度笑いだコノヤロー

役者さんたちの凄み方の違いも浮き彫りになって三度おいしいぞコノヤロー

編集の間とテンポがきちんと計算されてて、より見やすく面白くなってるぞコノヤロー

しまいにはラストがしっかりモザイクかけてあってネタバレ防止だコノヤロー

編集者さんの愛を感じてたまらないぜコノヤロー

みんな楽しんでるなコノヤロー

コメント欄見る限り椎名桔平大人気で、確かにかっこいいけど、おれは小日向さんの山椒は小粒でピリッと辛い的な雰囲気に夢中だコノヤロー


もうずっとたけしは、とにかく映画のことしか考えられないらしくて、次回作の構想練ってばかりらしいじゃねーかコノヤロー

メディア出演なんて明らかに資金稼ぎと気分転換だなコノヤロー

でも2,3年前の27時間テレビのボケVTRは本気で楽しんでたなコノヤロー

下町名物ポン菓子ランチャーで「しょうゆうこと」大団円、既になつかしいぜコノヤロー

いちいち羨ましいなコノヤロー


おれもいま、音楽・ドラムのことでアタマ一杯にしたいぜコノヤロー

特にLIVEがやりたくてたまらないぜコノヤロー

おれは実戦で成長するタイプなんだコノヤロー(笑)

週刊少年ジャンプの主人公的な成長タイプなんだコノヤロー(笑)

いくら理屈並べてみても、どっか白々しく思っちゃうときがあんだぜコノヤロー

やってることを言葉にできなきゃダメとも思うがなコノヤロー

考えて、やってみて、気づいて、整理して、またやってみての繰り返しだコノヤローとかあー今はどーでもいーんだコノヤロー

LIVEだコノヤロー


昔、親友からの受け売りなんだけど、たけしの著書で「人生に期待するな」って言葉があったらしいじゃねーかコノヤロー

今でもアタマにこびりついて離れないぜコノヤロー

多分この言葉、ネガティブでも虚無でもないんだと思うぜコノヤロー

ちょっと虚無主義は入るかもなコノヤロー

でも、きっと、言いたいことは「用意されたご褒美なんてない」ってことだと思うんだぜコノヤロー

わかってるぜコノヤロー

いつだって、歩いてきた「結果」が人生だよなコノヤロー


次回作はどんな結果になるんだろうなコノヤロー

アウトレイジ2はコレ以上のコノヤロー特集ができることを楽しみにしてるぜコノヤロー


あ~~~~~~~LIVEしてーっつってんだよコノヤロー





ソナチネの海は最高だなー



あ、ちなみにポン菓子はこれっす。
ご存じの方も多いかもですが。
「チン!」ってのがいいすね。


起きちゃった

2011年07月15日 | 漫画映画小説ドラマ



アニメーション、て感じだす。
360度回転って流行りなんかな。
エレベータの若干俯瞰の目線とか。


最後のケンカは、往年のエスカレート演出で古くからあるものですが、動きが新しいですね。回転キックとか。
なのに、驚きの表現として目だけがその場に残るって演出もちゃんとあったりする。

面白かったす。

サザエさんて面白いのな

2011年07月12日 | 漫画映画小説ドラマ
突然ですがバイトをしております。

ええ、切羽つまってましてね。

で、何をしているかというと、昔の新聞やら、明治20年に書かれた地図やら、そういった官公庁や国会図書館とかが保管してそうなものを、ひたすらスキャニングしてデジタルデータ化する、というお仕事です。

昭和17年~20年あたりの毎日・朝日新聞とか見るわけですよ。

ああそりゃ、なんか戦地の具体的な名前がじいちゃんばあちゃんから出るわな、と思わず納得するぐらい詳細に伝えております、新聞。
一面見るだけで切なくなってくるわけですが、語りだすといつ終わるのかわからないので割愛。別の機会に。


現在は、途中に豊田市の古地図などはさみつつ、順調にスキャニングを行い、デジタルデータ化したそれを、アーカイブリストと一致するか照らし合わせるチェック中です。

ま、でも単純作業なんでどうしても他に目が行くわけです(すみません)

でね、昭和26年だったかな?あたりから連載してるんですサザエさん。

普通に読んでる(笑)

面白いよね、サザエさん。
日常ネタから逸脱しない。
ちゃんとクオリティが均一。
メチャメタ破綻した回も、抜きん出て面白い回もない。
一定のレベルをキープしてて、安心できます。
それぞれのキャラ立ちもしっかりしてて、ネタの担当も決まってる。

カツオって結構、粋なキャラなんすね。
アニメだと波平に怒られてるイメージしかないが、漫画だとしょっちゅう波平にカウンター食らわせてる(笑)
アタマいいよカツオ。

で、サザエさんは完全に萌えキャラだ。
もぅ、サザエたんだ。

毎日サンマじゃ嫌だといって秋の味覚を探しに出かけるも値段を見たとたん、やっぱりサンマ買って帰ってくる、

「なに買ってきたの?」(フネ)
「サンマよ」(サザエ)

萌える(笑)

で、萌えついでにいろいろネット検索してたら、サザエさんのキャラクタ造形をブラッシュアップしようって試みをしてるネタスレに出会いまして。

絵かきさん最高や!

と思ってしまったわけです。



あら、マスオさん、ネクタイが曲がってらしてよ。


スレの課題になってたのが「あの髪型をいかに処理するか」だったりして、読んでるだけで面白かったわけですが。


こんなんもあったりして。
ポイントは
「あの髪型は花魁をベースにすれば、かなり近づけるんじゃないだろか」
ということで描かれてみたそうで。なるほどな。


他にも↓


ダンディズム波平。かっこよす。


カツオかっけーよカツオ。


つうわけで、おもしれーよなサザエさん、でした。
どんな楽しみ方だってできるよ。
(もちろん仕事はちゃんとしてるよ笑)



観月ありさ - 伝説の少女

さて、実写版サザエさんをまさかやるとは想像出来なかった、そして今渦中の方のデビュー曲。
伝説です。


演奏なんかしなくたって音楽はもうすでにある-シューマンの指-

2011年05月20日 | 漫画映画小説ドラマ
なるほど演奏は「音楽」を台無しにするかもしれない。―私は考えた。しかしだからといって音楽が消えるわけではない。



●まー小説本編の感想や解釈は後回しにして。

なぜならもうすぐLIVEだからで。

だからタイトルにした台詞の、更にその先も引用することにして、今日はもう寝ちまおうと思う。



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そうなのだ。「音楽」はもう在るのだ。

~(中略)~

動かし難い形で存在しているそれは、私の演奏くらいで駄目になるものではない。
私はミスをするだろう。技術が足りないところもあるだろう。
だが、それがなんだというのだ。
私はただひたすらに「音楽」を信じ、余計事を考えずに光の結晶であるところの「音楽」に向かって進んでいけばいいのだ。

「音楽」に半歩でも近づけるように。

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いやね、本編の主張の根本は、こんなエモーショナルでポジティヴなものじゃないってことはわかってるつもりなんですけどね。

立場と演者が違う環境で、千切って独立させると、同じ文言でも違う意味を持たせられ得るのが、言葉の難しいところで、いいところだと思うっていうね。

ついったの暴言炎上事件とか横目で見つつ、思いますよ。

いまはこの「言葉」の下にかしずいて、寄り添って、もたれまくって、

ねまーす。

おやすみんご。





カーベェのガニ股には訳がある…?-鈴木先生3話-

2011年05月10日 | 漫画映画小説ドラマ
●と、思わせてしまうくらい丁寧な演出が光る「鈴木先生」の3話をちゃんとテレビで見た。

・はっはっは。やってるじゃないかテレビ愛知でも。何を見落としていたんだオレは?

・OPの眼鏡リレーにwktkしながら反省する。こういうOPは好きだ。単にスタイリッシュでなく、画に意味がある。最後にカラーボールで先生を汚すのが小川っていうのも頷ける。


●その小川に対する妄想で1話、2話と終わってしまうので、そんなネタ扱いしちゃったらだたの変態教師に見えてしまうだろーと危惧する、実際知り合いに

「あれじゃだたの変態じゃん」

と言われて何も言い返せなかったぜ(笑)

・「普通の人間である」教師が【聖職者】として生きようとする苦悩の象徴の一つとして、原作でも妄想は描かれているが、実際、【現実の現場】で理想と現実のギャップに打ちひしがれているところに【理想の中学生】がぴょこっと現れちゃったら、誰でもグラっとくるわな。

・っていうところが、どうにもうまく描ききれていないような気がするけども、同時に、「ああ、コレが映像の力なんだろうな」とも思ったりする。理論/理屈より先に脳裏に焼き付いてしまう。おそろしや。

・小川をスペシャルファクターと称する鈴木先生の在り方そのものが【普通の人間】である教師には充分スペシャルファクターだっつうの。そんなスペシャルでも危ない妄想にかられちゃうんだよー、っていうのが狙いだとは思うんだけど。

・その小川を共通素材とした比較対象として、【普通の教師】である山崎先生(ぐっさん)が泥被っちゃった3話。

・気持ちはわかるぜぐっさん。全部鈴木の野郎の所為だよな。


●リアルタイムでTwitterを覗いてたりもしてたんだけど、その中に、実際に教職についているであろう方のツイートがあった。

「ぶっちゃけ聖職者だなんて自分で思ったことなんて一度もないけど、やっぱり教師が風俗行ってたらみんなヒクの?」

・何も言えねーなー。

・ただ、そういう台詞をさしたる抵抗もなくツイートできてしまうほど、個人的な人間として地に降りてきてしまったがために、難しい問題が出てきてしまうのも事実。

・そのための2話では給食酢豚を廃止にせざるを得ず、3話ではぐっさんが学校を去ることになってしまった。


●個人主義と人権の尊重を声高に先頭に立って訴え続けてきた戦後学校教育が、自らの土台とする現場に混乱をもたらす要因を作ってしまった側面がある、という皮肉にも取れる。

・そんな問題を2話、3話と続けて題材にした鈴木先生なわけだが。2話も3話も明確な回答を提示せずに終わる。せいぜい言えるのは

「折にふれて」
「【オレ】はそちらの世界にはいかない」

の二つだけっていう、寂しくも、現実的で冷静な【決断】だけが提示される。真摯だ。



●もひとつ、3話で描かれた構図には【主張は間違っていないが手段を間違えた結果】というものがあったと思う。

・「やり方がわからない子供の主張を、受け止めるのに右往左往するオトナ」という構図。

・コドモっつのはなにも年齢が14歳だからってことじゃなく。オトナってのも同様に20歳過ぎてるからじゃなく。

・この【やっかいな正義感】っつうのはホントーにやっかいで。

・別に中学校に限らない。最近のネットで問題になる事件の数々や、震災チェーンメール問題だってそうだ。戦争だって起こる。

・事件の首謀者たちは自分たちが正当であることを疑わない。モノによっては多少の悪意があるかもしれないが、多くは【正義】や【良心】や【善意】が自分の原動力になっていると信じて疑わない。

・あーもーやっかいだなー。

・そこでやり方を否定しつつ、本人たちの主張は上手いこと掬い上げてやれるのがオトナなんだろーなーと思うのだけど、それができたらそれこそ【聖職者】なんだろうな。



●ドラマとしても3話は面白かったなー。

・相変わらずの光の演出が素晴らしい。

・冒頭の正門のシーン。下駄箱からの視点で撮るところだけど、あれ、普通なら小川が影にならないように照明を下駄箱方面から当てると思うんだ。でもやらない。自然じゃないから。

・其の次のぐっさんが体育館掃除するシーン。各々の扉から朝の光が零れてるっていうのがすごくリアリティあって、郷愁すら誘う。

・で、ぐっさんが学校を去る職員室のシーンでは王道の夕陽が挿し込んでいるわけだ。こだわってるわー。


●そのぐっさんがキレまくるシーンでは、きちんと「キレル側の論理」も展開されている。狂う側にも狂うまでの論理はあるっていう。傍から見れば完全に間違っちゃってるんだが。

・カーベェの告白→あれ?オレ間違ってねぇじゃん→じゃあなんでこんなことになってんだ?→鈴木が仕組んだのか!

の流れはわかりやすい。キレる背景ってのはしっかりあるんだ。


●最後の最後でカーベェの一言によって【その場の正義】がひっくり返る瞬間とか、傍観者としては単純にゾクッとくる展開だった。

・カーベェと神田マリの差は、オトコを人間(生き物?)としてリアルに見れるかどうか、で、なんでカーベェがそんな目線を持てるのかっていうのは、きっと次回以降明かされる…はず。

・まあ、ネェちゃん風俗嬢っていうのは既に3話で明かされたわけだけど。

・そのねぇちゃんにしたって自分の客がどこぞの誰かの名無しさんだったらきちんとプロの仕事するんだろうけど、【妹の中学校の先生】ってIDを得た途端に、やっぱりああいう態度を取っちゃうっていうのはなんだかな、↓

・こういう言い方をすると完全に差別になること分かっていうけど、彼女たちにも一線ってあるんだな、と改めて思う。むしろカタギ?の人間たちより、その一線は明確に他人に対して(自分の中でも)可視化されてるんじゃないだろか。体張った商売だもんねぇ。

・愚鈍な感想だ。失礼しました。




●で、そのネェちゃんの存在と同じくらい「カーベェの布石」にあたるのが冒頭のガニ股歩きにもある、と僕は踏むわけだが。

・いや、完全に邪推だな。単なるキャラづけだと思いますよ。

・なんてこと書くと原作厨呼ばわりされてしまうからやめておこう。

・しっかしカーベェ役の子はうまいな。コレ言っちゃうとあれだが…。極端にかわいすぎないのが最高にいい。

・1話、そして3話と順調に「カーベェの布石」はおいてきた。さあ!あとは玄関先で髪留めをつけ直すだけだなっ!カーベェ!

・なんてこと書くと原作厨呼ばわりされてしまうからやめておこう。


●さて、次回の鈴木先生はぁ~

・とうとう

「口は達者な中身はコドモ!ハートは思春期ド真ん中!エロエログログロ半端な屁理屈!」

のどーしよーもねーオレタチの象徴が登場だ!

・まさに鈴木先生の真骨頂!

・トバせよ竹地!

・なんてこと書くと原作厨呼ばわりされてしまうからやめておこう。


●にしても田畑智子はいーなー。

・彼女演じる桃井先生も、最初からあんな落ち着きがあったわけでなく、きちんと鈴木先生と一悶着起こしてから、のあれ、なんだから、その辺掘り下げて「田畑智子回」を一回作ってもいいと思うんだけどなー。

・それだけの価値が女優・田畑智子にはあると思うんだがどうだろう?




ほんとこういうの観るとCMってなんでもありだなと思う。
「おめでとうございます」とか、その一言言わせるための伏線をどんだけ積み上げなきゃいけないと思ってるんだよ、とかいってみても、たったあれだけのシーンで充分伝えたいものは伝わっちゃうのかな、とも思う。

ああ、おそろしや。やってらんねーなー。

「米だぞー」にまでいくと正直ふざけんなと思うが(笑)

でも田畑智子だからよし。