とある看護師の迷宮組曲

とある救命看護師。迷宮を彷徨い、雑記を綴ります。
管理者:T-okayama、TakoShun

タカ派か、ハト派か、爆笑か。

2007年04月22日 17時07分27秒 | 社会情勢・風刺
たまには政治的なことにでも触れてみようか。

ここ連日、世間で物騒な事件が続発している。
長崎市長が撃たれたり、銃を持った男が立てこもったり、
海の向こうでは韓国人学生が大学で銃を乱射。
物騒なのは今に始まったことではないが、ここ最近はそれにも増して異常だ。

さて、そんな物騒な話題の合間を縫って日本は統一地方選挙の期間でもある。
立候補した多くの候補、地方議員までもが「日本を変える」なんて言ってはいるが、
選挙の後になってもそうそう変わることはないのは明白である。
ワタシは政治に精通しているわけでもないし、
多くの思想を理解しているわけでもないが、
誰が議員になろうが、大して変わらないことだけは言える。
そんな感じだから、国民の関心も高いとはいえないのではないか。

政治的な問題を分かりやすく教えてくれる芸能人に爆笑問題がいる。
爆笑の太田はよく「太田総理」などの番組で持論を展開しているが、
基本的に彼の言うことにワタシはいつも頷かされる。
芸人という人にモノを伝える職業だから、彼の話は分かりやすい。
その上、本が好きというだけあり論点が明確で耳にすんなり入るのだ。

ところが、うんうんそりゃそうだと頷きつつ、その高すぎる理想に、
現実ではありえない論理を繰り出すことも少なくない。
つまりは理想論、穏健派の究極的な思想なのだ。
もし政治家であればハト派と呼ばれる部類だろう。
ハト派に対して、物事を武力で解決しようとする強気な政治家をタカ派という。
今のアメリカの大統領など、タカ派の棟梁みたいなもんだ。
ま、それは置いておく。

太田は言う。
政治家なんて、世の中を変えられない。
政治家より、お笑いの方がよっぽど世の中を変えられる。

確かに、選挙の政見放送よりも「太田総理、秘書田中」の方が
断然に多くの人が目にしているだろう。
それを見て多くの人が政治に関心を向けているのも事実だ。
影響力という点では政治家よりも遥かに大きい。
「フォー」とか言ってるHGを流行らせたのも爆笑だし。
うん、関係ないが。

ワタシもどちらかというと、穏健派だ。
事なかれ主義の申し子だと言われているとかいないとか。
ものの分別がつく人間にはなりたいと思うけど。

今はその修行中か