くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

3日独り

2007年03月22日 | つれづれ
親元で暮らすこと30年(苦笑)
何度か独立を図ったことはあるのですが、如何せん,資金面で暗礁に乗り上げ、しかも、20年近く住み慣れた歴史ある街を離れるのには、一抹の不安と寂しさがあったので、こと今日に至るまで実現はしてませんでした。。。
それが、春分の日からこの日までの3日間,父母揃って讃岐へ(父方の母の)見舞いへ出掛け、弟は仕事で帰ってこない・・・事実上の“独り暮らし”でした。

親と長らく同居はしてはいますが、何不自由無い生活・・・だとは、私的には思っていません。
何せ、中学の頃から鍵っ子だったので、家の事を結構やっていたもので。
それも、一応弟と分担で、洗濯物の取り込みやら風呂の湯沸し,お犬様の世話から土日の掃除(家中)などなど。
不器用ゆえに、包丁を扱うのは憚っていましたが、それを使わない程度の食事面は自分で,夏休みなどは弟の分まで工面していました。
それは、今でも朝ご飯に於いてそうしていますが...。

そんなんで、これはある種楽しみでもありました。

父母が揃って出掛けた後は、まずは買出し。
木金は仕事なので、そんな余裕は無いだろう・・・と、見越してのこと。
初日の晩はカレーが残っていたのでそれを食しましたが、木夜から土朝までは“貝汁祭”と触れ込んで、まずはスーパーで好物のあさりを買い込んでおきました。
それを、木夜から金朝に掛けて頂くつもりだったのですが...
木夜の仕事帰り、哲坊殿と和殿から急遽お誘いがあって有楽町で一杯引っ掛けて帰りました。
前夜は、独りになった有り難味と、急遽こなさなければならない案件があって夜更かし、余り寝ていなかったので、途中,幾度か意識が・・・(^^ゞ
2時間ほど,とても楽しく酒盃を重ねて帰宅後、用意していたあさり汁を頂きました。
本来ならば、あさりだけで十分出汁が取れるのでしょうが、ちょい心持足りない気がしたので、出汁取り用の昆布を一枚入れてみました。すると...
とっても美味しかった!です。
これに、炊き上がったばかりのご飯をおにぎりにして食らいましたが、もう、至福の一時でした(笑)

その余韻は、次の日の朝にも存分に味わえました。
むしろ、こっちの方が旨味など十分に出ていて美味かった!かと思います。

ちなみに、味噌を頂く時ごとに溶いていましたので、あさりはじっくりと,弱火でコトコトと煮ていました。

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