武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

サッカー、日本スペイン戦の感想。 ベラルーシ、女子選手の脱出作戦。

2021年08月04日 | スポ―ツ

★サッカー、日本vsスペイン

日本は延長戦、0-1でスペインに負けた。
点差は1点だったが、ゲーム内容は日本の完敗だった。

ほとんどボールはスペインに支配され、すべての面で日本を大きく上回っていた。
日本に勝機があったとすれば、延長後のPK戦であったろう。

しかし、スペインのサッカーはずる賢い、欧州の本場サッカーはああいうずる賢いプレイが普通なのだろう。後半の終了間際に、日本がチャンスをとらえてドリブルでゴール前に突進しようとした時、スペイン選手が日本選手のユニフォームを両手で引っ張り、転倒させたのだ。
で、当然にイエローカードが出され、フリーキックだったが、その時点で試合終了とは、トホホ。

ああいうスペインの汚いプレイが普通に出て来るのだから、日本は甘ちゃんだな。

また、スペインで若い時からやっている久保建英の動きも注目したが、良い所が全くなかった。センターフォワードだったが、皆が高身長のスペイン選手の中にあって、173センチの久保建英はスペインのプレミアムリーグでは難しいのではないのか。

 

★吉田麻也のイエローカード。
一度は審判にイエローカードを出されPKの判定を受けながら、ビデオ判定で吉田麻也に対する判定が覆った。そのビデオを何度も見たが、吉田の足はボールに触っていたが、スペインの選手にはアタックをかけていなかった。
だからイエローカードとPKの取り消しは当然であった。

しかしあの場面で、吉田麻也のプレイはきれいだった。
それでこそ日本人選手のスポーツマンシップ、アッパレ。
勝負も大事だが、それ以上に大事なのは名誉とスポーツマンシップなのだ。

 

★ベラルーシからの脱出。
ベラルーシの女子選手は母国を出る前から入念に亡命計画を練っていたと思われる。
まず、ウクライナの支援グループと連絡を取り、どうやって日本入国後に他国へ亡命できるかを相談した。

その一つの役割を担ったのは、ロンドンのロイター通信、そして東京に存在するベラルーシの反体制派の人たち(約20人)、そして東京にあるポーランド大使館、また日本の新聞社や共同通信に亡命名計画をリークしていた。
だから女子選手が羽田空港で搭乗手続き後、空港警察官に保護を求めたが、その直後には女子選手が一時保護された空港交番前にロイターを始めとした各メディアのカメラが並び、報道陣が陣取った訳だ。そして通訳者が現れた。

こうなるとベラルーシ大使館は手も足も出ない。
その後、女子選手は空港交番から、最も安全とされる東京の帝国ホテルに移動、そこで一泊し、翌日にはポーランド大使館に入り保護された。
母国にいた夫は、速やかに反ロシア・ベラルーシである隣国のウクライナに出国した。
共産主義的な独裁政権、民族と宗教による深刻な内戦、宗教的対立を肌に染み込ませて育った人たちの国境を超える戦いは、日本人が想像できない壮絶な葛藤を抱えているということだろう。


なお、女子選手は本日4日、東京目黒のポーランド大使館を朝7時に車で出発した。
そして成田空港発10時20分、ポーランド航空、ワルシャワへの直行便で日本を離れる。グッドラック。

 

★ウクライナの首都キエフの公園

公園といっても日本のような公園ではない、鬱蒼とした森。
昨日の8月3日、ベラルーシ人男性(26)が首を吊って死んでいるのが見つかった。
この男性はベラルーシから逃れる人々を支援する団体の代表だった。
ウクライナ警察は自殺を装った殺人とみて調べている。

男性の鼻の骨が折れていたという。
ギロチンによる見せしめですね。


(じゅうめい)


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