武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

日高幸二の犯罪。 上杉秋則の肩書詐称。 麻生太郎の言い訳。

2008年11月23日 | 人生の意味
日高幸二、警視庁のトンデモ警視。
酒酔い運転で茨城県警に現行犯逮捕された事件で、日高幸二は、「車内で2時間くらい寝たので大丈夫だと思った。その時間、検問もやっていないから、捕まらないと思った」と述べているという。
この人、交通警察のプロとして裏を知っている犯罪者だ。全国どこでも同じだろうが、例えば東京・府中の免許センターで口を酸っぱくして警察が言うのは、「酒を飲んだら8時間経たなければ車を運転してはならない」と教え、仮眠では駄目だ、飲んでから2時間後位が一番酔いが回り始める、だから運転はするな、という教えは嘘なのか。
また、早いから検問をやっていないというのは職業的な知識を生かした悪質犯だ。法の裏を抜けようとする官僚の狡猾さよ。
さらに、当て逃げについては「止まって相手と話すと酒酔いが分かってしまうので逃げた」と言う。 人を引いても助けず逃げるということだ。救護義務違反、その先は殺人罪だ。大阪の引きずり事件と同根だ。
さて、県警は19日、日高幸二を釈放した。

上杉秋則。
弁護士詐称事件。
この人、公取委では事務官僚トップの事務総長だ。
しかしながら、弁護士ではないのに、肩書を弁護士として論文を発表していた。
発表した独禁法違反の法律論文にはタイトルの下に、上杉秋則自身の実名と「弁護士」 という肩書がつけられていた。
上杉秋則は、弁護士資格がないのに「弁護士・大野金一郎」のペンネームで論文を発表していたのではないかと追求されていたのだが。
不当表示を取り締まる側の公取が、「不当表示防止法違反」を犯した官僚を公取委員に出来る訳がない。 結果、政府が公取委員の国会同意人事案を採決当日に撤回するという失態をやらかした。

麻生太郎。
リマ市内のホテルで漫画太郎は、やはり、2次補正予算を12月には国会に提出しないと述べたそうな。その理由として、民主党・小沢への不信感を挙げた。
「やっぱり、あの人の話、アブねぇなぁと思うんじゃない? へへへ。あの人の話あまり信用できないよね、へへへ」と小沢を非難した。 
一方、自民党の茂木、塩崎、渡辺、世耕らが2次補正予算の今国会提出を要求したことについて、「私の決定に従ってもらう」 と目を険しくしたとか。
「政局より政策」であり、「スピード感」だから、2次補正を12月に出すのは当然だ。それが1月になるなら、説得力のある理由を挙げて、国民に説明しなければならない。それを「私の決定だから」、あるいは 「小沢が悪い」 からでは政治は通らない。
あるいは、「私は怯えている、追い込まれ解散が恐い」と正直に麻生は言えばいいのだ。
次に、国家公務員の幹部人事を一元管理する内閣人事局の設置を見送るという。
官僚の抵抗と自民党の族議員の抵抗が大きく法案提出ができなかった。
担当大臣の甘利もやる気はないから、なるべくしてなった結論だ。
当時、担当大臣の渡辺喜美が泣いたが、渡辺よ、どうする。
官僚制改革に積極的でない漫画太郎と子分の甘利の合作だ。
(ムラマサ、一閃)

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