武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

異聞、ダッカテロの真相。  男の太刀を切った罪と罰。

2016年07月06日 | 事件

★異聞、ダッカ・テロの惨劇。
襲撃された高級レストランを外部から偶然に撮影した動画が決め手になって、内部で手引きして指揮をした年配のイスラムリーダーが逮捕された。
この男はダッカの名門大学ノースサウス大学の元教授で、イスラム過激派のリーダーだという。テロの晩、家族を連れてそのレストランで食事をする振りをして、現場で指揮を執ったが、その後、人質の振りをして家族と共に現場から立ち去った。

天網恢恢、疎にして漏らさず。(天は悪い奴を見逃さない)

このイスラムリーダーは、射殺されたテロリストの指導教授であり、テロが発生したとき、2階で実行犯を指揮しており、煙草を吸う様子も偶然、動画に撮られていた。
悪い奴は逃さない。

 

★男性弁護士の男根チョン切り事件。
小番(こつがい)という25歳の男が、東京地裁で懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡された。
男は昨年8月、東京港区の法律事務所で男性弁護士の顔を数回殴り、枝切りバサミで弁護士の男根を切断し、それをトイレに流してしまった。

男は、妻が男性弁護士から強姦されたと思いこみ、チン切り事件を起こしたのだが、実は、弁護士の誘いを積極的に受け入れたのは妻で、2度ほど肉体関係を持ったが、その後、弁護士から冷たくされるようになり、逆切れして、夫に嘘の話をしたのだという。
この25歳の男は、プロのライセンスを持つボクサーで、ある有名大学のロースクールで司法試験を目指していたのだが。

さて、個人的に気になったのは、男根切りの金銭補償で、もう二度と生えてこない逸物(男の太刀)だから、賠償額はどのくらいかと思ったら、既に民事の示談は終わっているのだという。しかし、その金額は開示されていない。

そういえば、昔、阿部定事件というのがあって、情婦が男の逸物を独占したくて、それをチョン切り、持ち去ったという猟奇事件があったが、それは女の情念なのか。


★ソウルで自衛隊創設の記念イベント。
ソウルの街頭で自衛隊が軍事パレードをする訳でもなく、ソウルの日本大使館がやろうとしているイベントは、ホテルのバンケットルームで関係者だけを呼んで、静かに防衛交流を深めようとする恒例の外交パーティーなのだが、韓国の新聞とネットは「イベントは絶対に許さないニダ」と発狂している。

このイベントに招待する人物とは、主に各国大使館の幹部や駐在武官、そして駐韓米軍と韓国軍の関係者であって、特殊な閉じられた世界の出来事なのだ。
だから外部の人間にとって何の関係もない事柄で、ある意味、防衛交流という「スパイと国際謀略」というミステリアスなイメージの小説のようなものでしかない。

今年は、ソウルのヒルトンホテルで行なわれるそうだが、果たして開催できるかどうか、怪しい。個人的には、このホテルに泊まったことがある。確かソウル駅に近く、閑静な場所だったと思うが。

 

★参院選
各大手新聞発表では、自民党の伸張と野党の停滞を予測している。
大半の有権者は体感で風を捉え、イメージ的に安全と安心の自民党に票を入れるのだろう。

今の日本の医療、介護、年金、生活保護、そして失業と中途就職支援などの総合社会福祉制度は、それぞれ問題があるといっても、冷静に見れば、事実上、日本は社会主義国家であると捉えても間違いない。
それを支えているのは、経済の豊かさであり、それを裏づけしているのは日本人の勤勉性と公平性ではないのか。
つまり豊かな国作りは、共産主義のプロレタリアート革命ではなく、豊かな人たちによる富の分配と無我の哲学によって成し遂げられる。
無我とは、アガペーというべきか、公儀の為に己を虚しくすること。
また、ここでいう豊かな人たちとは、決して経済的に豊かな人ばかりを指すのではない。
マルクス、レーニン、毛沢東もびっくり。

そして、故・司馬遼太郎によれば、江戸時代の貧乏武士は、家で傘張りをやって糊口を凌いでも、一歩外に出れば、道の真ん中を威風堂々と歩き、大衆から畏敬のまなざしで見られていた。その理由は、武士は教養階級であり、精神の高潔さにその存在価値があった。逆に豊かな商人は、武士に道を譲り、道の端を歩いていたという。


対して民進党。
やはり3年3ヶ月の政権運営の大失敗は、国民はもちろん、民進党の議員でさえもトラウマになっているのではないのか。
一言でいえば、当時の自民党の腐敗と堕落はひどいと思い、民主党(民進)に票を入れてみたが、いざ権力を与えてみると、自民党よりもひどかったという現実があった。
公約マニフェストは、ことごとく反故にして、逆にマニフェストと真逆のことをやり、韓国朝鮮人に選挙権を与えるとか、消えた年金問題は解決できず、増税に舵を切り、そのやり方が強引な強権政治に見えたのは、やはり共産主義の流れを汲む政党だったからか。
当時の民主党に点数をつければ、答案用紙に名前を書いた分、5点という点数だから、落第も当然だった。

 

★Welcome to hell 地獄へようこそ。
リオ五輪が約1か月後に迫るブラジル・リオデジャネイロの国際空港で、給与遅配が起きているリオの警官や消防士が、遅配が続けば治安維持に責任が持てないとする横断幕を掲げる抗議活動を行った。

警官らは到着ロビーで、「地獄へようこそ。リオは安全でありません」と記した横断幕を掲げ、給料払えとアピールした。

この国は、ジカ熱問題もあるし、オリンピックなどやっちゃいけない国なんだな。


(じゅうめい)

 

コメント
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