★菅直人とハニー谷垣。
昨日は菅直人の敗戦の日であった。
6・1の党首討論、ハニー谷垣が意外に頑張った。
普段と違い割と鋭い舌鋒、よどみなく理路整然と菅直人の罪を列挙し、追い詰めていった。
この1年を振り返ると、菅直人の評価というのは、すべてネガティブなものばかりだ。
中国に対する尖閣の超法規的な腰砕け、韓国に対する菅談話のいわれなき日本侮辱、ロシア・メドの北方領土上陸、韓国議員の北方領土上陸、自身の在日朝鮮人からの違法献金、そして福島原発の嘘と迷走、進まぬ被災地復興、瓦礫処理がまだ15%だという。何をやらせても無能無策と罵られても仕方がない。
さらに民主主義は選挙が基本であるなら、民主党は連戦惨敗、衆院・愛知補選や都知事選では候補者も立てられず、選挙の洗礼に怯えている始末。
まるで野犬と同じだな。
そして昨日、菅は谷垣に激しく面罵されながら、苦虫を3匹ほど口の中で噛み殺していた風情だったが、この人の顔、ますます下卑た顔付きになってきたのは、なぜだろう。政治コーチは奥さんの伸子夫人だという、もともとの関係は従妹だというから、血が濃い結婚ではある。従妹の伸子夫人から尻を叩かれ叩かれ、公邸の窓から見上げる高層ビル群の眺めはどういうものに映るのだろうか。
さて、今日(6・2)の午後1時に衆院で、不信任案の採決が行われる。
この瞬間、可否同数のせめぎあいだと聞こえてくる。
可決なら菅は言葉とは裏腹に解散はできない。残された道は内閣総辞職しかない。そして民主党内で小沢系と反小沢の一騎打ちになる可能性が高い。
なぜなら何度も述べているが、いま総選挙をやれば、民主党は300余議席から150を軽く切って100前後に転落し、壊滅状態に陥る。
否決であっても、民主党は分裂、場合によっては自公・小沢の大連合もある。
そして最後の切り札は、参院での問責可決。
これで菅タイタニックは撃沈だ。
日本を貶(おとし)め、辱しめる菅直人とその一党に明日はない。
(ムラマサ、鋭く斬る)