武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

長勢法務大臣の妖怪

2007年08月08日 | 人間の欲望
針のムシロとはこいう状態だろう。
安倍さん続投には、様々な怪情報が飛んだが、森さんが仕切ったシナリオである。
森さんは、安倍さんを操り人形化して、権力を手中に納めたいということだ。
しかし、こういう死に体の内閣では、緊張感がなく、誰も相手にしないし、人事は素早くしなければうまくいかない。
長勢法務大臣は、中国人の就業ビザの口利き問題で、外国人労働者斡旋ブローカーから金を貰っていたのが発覚し、毎日新聞に取材されていることが分かると、急遽そのカネをブローカーへ返してしまった。
こういうブローカーは外国人を食いものにする吸血鬼であるが、法の番人である法務大臣が一緒に血を吸っていたという妖怪話である。
この長勢もやはり、東大法学部卒のキャリア官僚出身であると知って、うなずくばかりだ。
しかも大臣は兼業が禁止されているにも関わらず、その業界団体の相談役までやっていたのだから始末が悪い。
内閣改造で、自民議員の身体検査に時間がかかると言われているが、身辺調査をやってみたら、誰も大臣適格者がいなかったという夏の怪談話になってくる。
題して、「自民の誰もいなくなった」か「永田町怪談」とするのは月並みか。
自民没落は、自然の流れで、なるようになるだろうが、民主の動きで気にかかることがある。
今年の10月1日から郵政民営化が施行され、郵政株式会社になる。
ところが、これにストップをかけ、民営化を阻止しようという。
それは時計を逆に回すようなものだ。国民新党の綿貫、亀井の私怨とも言うべき報復として民主に働きかけているのだという。
郵便貯金は10月1日から郵便貯金銀行として生まれ変わり、その他の事業も株式会社化されていく。
郵政民営化法案は、小泉さんの時の平成17年10月に国会で成立してから、約2年をかけて準備をしてきたもので、その民営化を止めることは、役人を喜ばせるだけだ。
(ムラマサ、ギラリと光る)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする