Take's Digital Diary

二度とないこの日の記録
北海道から発信しています

(遊びの)井戸を掘る 1日目

2011年06月02日 | 井戸掘り
家を建てる時、妻と「北海道では冬に暖房が止まったらいつでも死ねる。」
という話をして普段は趣味でも災害時には役立つように薪ストーブを取り付けました。
その時に井戸もあったら飲めなかったとしても最低トイレの流す水くらいにはなるかも?という話をしていました。

自分の住む石狩平野の大部分は元々は釧路湿原のようなくねくね曲がった川と湿原が多い土地だったようです。
洪水も多発していました。
今は大々的な河川工事で石狩川はまっすぐになり、幅の広い堤防ができ、放水路ができたりとおとなしい川になっています。
でも正直地盤はあまりよろしくない。
家を建てるときに行なった地盤調査でも泥炭と粘土がほとんど。
水は浅いだろうけどまともな水は期待していません。

でも、茶色い水でも庭の水やりくらいにでもなればくらいの気持ちで今回、井戸を掘ってみることにしました。


井戸といっても本格的なものではなく細い穴を掘っていく打ち抜き井戸というタイプ。
まずは会社にあった木柱の穴掘り器を使って穴を掘っていきます。


思ったより簡単に穴があいていきます。
最初は土でしたが、次第に泥炭が出てきました。


90cm近く掘っていくともう水がにじみ始めました。


中にはまだフレッシュに見える木の破片も出てきます。
泥炭は1年に1mmずつ積もっていくそうですが、この深さでどのくらい昔のものなのでしょうか?


この日は穴掘り器で掘れる1.1mで終了。
予想と違ってザバザバではなくゆっくりじわ~っと水が出てくる感じ。
朝計ってみたら30cmくらい水がたまっていました。
といっても泥水…

期待しないで少しずつ掘っていきます。
コメント (4)
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