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銀河の帆掛け舟(ヨット竜王航海記)

本ブログは、私の旅日記「ブログ 海山川地球を遊ぶ」からの航海記の抜粋で、太平洋周遊航海、日本各地への航海記。

ポンペイ滞在②

2021-03-17 13:56:16 | 2012年太平洋巡航(北上)フィジー~ミクロネシア周遊

1220日(木)雨/
 10:00先週約束していたコシラエから来た2人組とSPHで落ち合いお茶をし、雨が上がったので船に行く。天気が悪いので出航せずに船内で歓談。13:00クリフ・ホテルで一緒に昼食を摂る。
 15:00SPHに戻りメールチェック。17:00スーパーで米と肉26US$を買って船に帰る。

1221日(金)晴時々曇
 11:00SPHに行く。イケーニョさんが庭園灯の配線を済ましていた。これで梅津さんからの頼まれ事は1件済み。後はヨット・スクールのトッパーのマスト類の修理だ。
 14:00シャワーを使わせてもらいサッパリしたところで、NETTVドラマの「相棒S11」を鑑賞。WiHiが遅いのでしょっちゅうフリーズするが、やはり面白い。
 下の教会から合唱や音楽が聞こえてくる。クリスマス・ウイークに入り行事が続くようだ。ビール6US$を買って帰り、夕食はサーロイン・ステーキ。
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22日(土)雨/晴時々スコール
 昨夜から雨。強い風も断続的に吹く。10時前には陽が差してきた。
 13時過ぎSPHに行きメールチェック。トキ・エンタープライズから請求書が送られてきた。ブーム素管、モネルリベット、メインシート用アイに送料で総額37,380円と安くついた。後は船賃がいくら掛かるかだ。Netで「相棒s11」を観る。
 16時過ぎパームテラスでジン、肉と野菜37US$を買ったらクリスマス・プレゼントで米40lbsをくれると言う。大きくて困ったがカピンガにギフトしようと担いで帰り、カピンガの木工所でプレゼントしたらイルカの木彫りをクリマスマス・プレゼントだと言ってくれた。何だか「わらしべ長者」的だが、とても嬉しく皆に感謝!
 夕食は「お好み焼き」と冷ややっこで、気分が良くてビール2缶と冷水割りジンを3杯飲んでしまった。福山雅治を聞きながら夜が更けて行く。
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23日(日)曇/晴
 どんより曇った空も昼前には青空に変わった。久し振りにホットケーキを焼きランチ。日本は連休でクリスマス商戦終盤といったところかな。例年だったらクリスマス会を兼ねて餅つきをしている時分だろう。
 ヨット「Carina」のフィリップがクリスマス会を25日午後3時にジョンさんの家ですると言ってきた。もちろんポトラック(各人が2人分ぐらいの料理の持ち寄り)で、お金を出し合いターキーを買うと言う。楽しみだ。

1224日(月)快晴
 朝からカンカン照りだ。デッキにシーツ、枕やござを出し天日干し。
 昼前にパームテラスとサイモンに行き果物と雑品9.9US$A-Oneマートで明日のビール7US$を買う。12時過ぎSPHに行きランチ(イカフライと刺身に味噌汁ご飯付)とメールチェック。ブーム代金をネットバンクから振り込むよう手続きする。
 シャワーを浴びてから「相棒s11」の続きを見る。久しく見てなかったので相棒が変わったのを知らなかった。17:00まで見て船に戻る。
カピンガの教会に人々が集まっていた。先週からいろいろ行事が続いているのだろう。 
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25日(火)晴/時々スコール
 今日はクリスマスで休日だ。
 14:00クリスマス会に持って行く1皿を作る。私の好きなお好み焼きにした。15:00オーシャンビュー・ホテル下のジョンさん家へディンギーで向かう。
 総勢15人のパーティーで、まずはゆっくりビールやワインを飲みながら歓談する。そうこうする内にこんがりと焼き上がった3羽のターキーが出されて、持ち寄りのおかずと取り寄せの巻寿司も有り豪華なディナーだ。焼き立てのターキーは旨い!お好み焼きも好評だった。満腹、至福の時だ。18:00薄暗くなったので会費8US$をジョンさんに支払い、お礼を述べて船に戻る。
 音楽を流しながらジンを飲み…お休みなさい。
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26日(水)晴一時スコール
 ゆっくり起きて朝食後、昨年のオーバーホール以来1年ぶりのエンジンのオイル交換1.7ℓ
 14:00SPHでメールチェック後、ウォルマートでジュース他13US$やビール1010US$を買って船に戻る。年末はアルコールを販売しないので買い置きしておこう。
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27日(木)晴時々曇
 13時過ぎSPHに行く。コーヒーを飲みながらメールチェック。15:00シャワーを浴びる。
 16:00パームテラスでラム酒や食材48.2US$を購入。まだクリスマス・プレゼントをしていてお米40Lbsを貰う。今度はSPHに持って行き従業員にプレゼント。スーパで出会った教員のKBさんが車で運んで下さった。感謝。
 久し振りに豆ご飯を炊き、ポークステーキとサラダの夕食。カルフォルニア米も結構美味しい。

1228日(金)曇時々晴れ
 この泊地は風が安定しないので充電不足だ。ソーラーを2バンクに均等充電していたがハウス専用に変える。ついでにスタート・バッテリーに液補充。
 午後LPGボンベを持って充填しに行く。5lbs11.5US$。ヨシエ・ストアーで日本の菓子や食品19.4US$、フィッシュマーケットで刺身2US$を買ってSPHに行きメールチェック。
 17時過ぎ船に戻り、夕食は刺身、トン汁にカレーライス。


ポンペイ滞在①

2021-03-17 13:52:59 | 2012年太平洋巡航(北上)フィジー~ミクロネシア周遊

1210日(月)晴 コロニア
 午後SPHに行き、メンテのイケーニョさんと門灯の配線について打ち合わせて、線長の計測と埋め込みの塩ビパイプを用意するよう依頼する。
 トキ・エンタープライズの河口さんから、T&M-400は生産中止で在庫無く、後継品のT&M-500の見積が送られてきた。Assyで注文するしかないようだ。
 自転車でヨシエ・ストアーへ行き、後藤社長にブームの運搬を依頼する。こちらには協和海運が隔週で寄港するが、新規に運送を依頼すると通関等の手数料や割高な運賃になるので、ヨシエさんのコンテナに混載すると割安になるらしい。
 協和海運の子会社の京和商事の酒井社長と直に話し、18日横浜発、20日着の便に載せることにした。  
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11日(火)晴時々スコール
 河口さんからT&M-400の在庫が1本見つかったとの連絡が有り、長期在庫で経年劣化が無いか確認して貰うよう依頼する。間もなく回答が有り、問題無いようなので旧品の素管で注文し、こっちでフィッティングを交換取り付けることにした。
 SPHでシャワーを浴びて船に戻る。船でもシャワーしているがシャンプー類が使えないので、時々ホテルでシャワーを浴びてしっかりボディーと下着を洗わなければならない。
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12日(水)晴時々スコール
 何だか疲れているようで、午後出る気がせず午睡して過ごす。
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13日(木)晴
 暑い!快晴で気温がぐんぐん上がる。現金なもので小さなスコールが通って欲しい。
 午後SPHへ行く。ちょうど大村さんが片割れのブームを持って来られ受け取る。Netでメールチェックするが繋がらない。テレコム側に問題が有る様だ。
 パーム・テラスへ行き肉、野菜とジン29US$を買って帰る。夕食はステーキとサラダにコーンスープ。

1214日(金)晴後雨
 10:30SPHへ行きメールチェック。今日はちゃんと繋がる。
 河口さんから注文の最終確認のメールが入る。トキ・エンタープライズにブームが納品され、グルーブの切欠きもして頂くようにお願いした。横浜の送付先と添付する物品明細表を再度メールして注文を確定した。さて費用がいくらになるか?連絡を待つ。
 イケーニョさんが残っていたケーブルとランプを配線し、まずは1個ライトが点くようにしていた。やれば出来るのだ。やる気にさせるのが大事だと感じる。
 午後1時、ホテル庭でコロニア・タウンのクリスマス・パーティーが有り、約30人の町関係者が飲食とサカオで盛り上がっている。3時になってお開きになったが、半数は残ってサカオを飲みながらダベッテいた。ウォルマートに寄りジュースとマーガリン他12.4US$を買って帰る。米を買いたいのだが、こちらは20lbが最少で多すぎる。どうしようかな?
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15日(土)晴時々曇
 午前は折れたブームのフィッティングを外す作業。エンドは昨年付け替えたので直ぐネジが外れたが、グースネック側はなかなか外れない。CRCを掛けインパクト・ドライバーで叩くが無理だった。無理せず日数をかけてゆっくり外そう。
 15:00SPHへ行ってメールチェック。トキ・エンタープライズからブームを横浜の保税倉庫へ発送したとのメールがあった。ヨシエ・ストアーへその旨報告しに行ったが後藤社長は不在だった。
 17:30SPHへ戻り、コックのエディさんに彼のスペシャル・メニューの夕食を頼む。19:00ポリネシア・ダンスショーを観ながらシーフード・シチューの夕食を頂く。日本の旅行者2人とJICA2人が連れ立って観に来られた。20:30船に戻る。
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16日(日)雨
 朝から強い雨が断続的に降る。朝1hエンジンを回しバッテリーを充電。冷蔵庫が結構電気を消費するので、風が無い時や晴れない日は充電しなければならない。
 雨が止まないので、今日は船内でゴロゴロして過ごす。天水が小バケツ3杯溜まり当分水には困らないだろう。
 さて、blogのカテゴリー名「~を旅する」は、野田知佑さんの「日本の川を旅する」から取っている。30年前このカヌー紀行を呼んでカヌーを始め、直ぐ四万十川を家族で下ったのが病みつきになり、ヨットを止めてカヌーと山に移り「旅するアウトドア」に魅せられてしまった。
 その後も「ユーコン漂流」を読みユーコン川をテスリンからミントまで10日間下ったのは楽しい思い出だ。行く前はグリズリーや無人の荒野を行くのが怖くて一時眠れなかったのは、思い返すと我ながら不甲斐無いが、だからこそ今が有ると思う。
 野田さんとは長良川や川辺川のカヌー・デモでお会いした事が有るが、今どうしておられるのだろうか?お元気な内に再びお会いしたいものだ。

1217日(月)曇時々雨
 昨夜来の雨も10時には上がったが、晴れ時々スコールと不安定な天気だ。夜風が吹いたので充電は足りて来た。
 ブームのリベットを電気ドリルで切り、メインセール用アイを外す。グースネックのネジはやはり外れない。最後は火であぶるしかないかな。
 15:00小康状態になったので上陸。SPHでメールチェック。衆院選は自民の圧勝に終わったようだ。どちらにしても大して代わり映えしないような気がするが‥郷土の阿部首相のお手並み拝見だ。
 スーパーにより果物とジン23US$を買って帰る。
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18日(火)曇時々雨
 今日は誕生日。昼からSPHに泊まりに行く。
 朝の内にツーリスト・ビザとVessel Permitの延長申請書をプリントし、SPHに荷物を置いて、イミグレでツーリストビザの延長を相談したら期限日の13日にパスポートと申請書を持って来るように言われた。
 近くの市場前の店で魚フライ2.5US$を買い、その足でヨシエ・ストアーに行き、後藤社長にブームの横浜保税倉庫への納品を報告した。後藤さんから埋め立てをしている私設ハーバーを見に行こう誘われて行く。SPHの手前の海岸を結構広くL字形に埋めていてモーターボートが繋いである。ソケンズ・ロックも目の前でなかなか良い場所だ。特に申請など要らず役所に届けただけだと言う。日本だったら書類の山とアセスの費用で船が何杯も買えるだろう。
 帰りにビールを買って来て魚フライを肴にグビグビ。夕食は豪華に刺身と天ぷらにご飯と味噌汁で満腹だ。
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19日(水)雨
 朝から強い風と雨。終日船内で過ごす。天水がバケツから溢れるのでシーツ類の洗濯。適当に濯いで雨の中に干しておく。後はトランプや英語辞書で暇つぶし。
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20日(木)雨/
 10:00先週約束していたコシラエから来た2人組とSPHで落ち合いお茶をし、雨が上がったので船に行く。天気が悪いので出航せずに船内で歓談。13:00クリフ・ホテルで一緒に昼食を摂る。
 15:00SPHに戻りメールチェック。17:00スーパーで米と肉26US$を買って船に帰る。


マーシャル諸島~ポンペイ

2021-03-17 13:47:08 | 2012年太平洋巡航(北上)フィジー~ミクロネシア周遊

1126日(月)
 昨夜からめずらしくそよ風が吹いて静かな海だ。
 ここの海はサンゴ礁が多く、日本人ダイバーがポツポツと来ている。ただし良いポイントには船で行かなければならない。出港前の生鮮食品の購入。
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27日(火)マジューロ出港
 6:30起床。朝食後Uliga埠頭へ行くと、ガードマンがPort AuthorityDelapに移ったと言う。自転車でDelap西端のコンテナ埠頭の事務所へ行き、2Fで出港クリアランスを貰い1FPort Fee10US$を支払う。(本当は15US$だが、小銭が無かったので10で良いと言われた。こんな適当で良いのかな?)その足で政府ビルへ行き1Fのカスタムでクリアランスを貰い、次に西のマゴビル6Fのイミグレでパスポートに出国印を貰って帰る。
 アンカーレッジ前の船修理工場でRental Buy Fee30US$を支払って船に戻り、ディンギーを畳み、自転車と共にフォクスルに収納し13:20出航。

マーシャル諸島⇒ポンペイ

1127日(火)晴 マジューロ出港、残航798NM
 朝から出国手続きして13:20出航。西のポンペイまで800マイルの航海だ。
 天候は晴、NNE4m/sの追い風で機帆走で13マイル先のカラリン・パスに向かい15:50パスを抜けて外洋に出る。波は0.5m。環礁の北西端を回り追手帆走で西に向かう。
 17:00波も小さく快適な帆走で、夕食はアイランド・フードで買って来たスライス牛肉ですき焼き。700g4.5US$と安く美味しい肉だ。
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28日(水)晴時々曇 残航701NM
 ENE5m/sで波高1mの中、ロングフックをウイスカー・ポール替わりにして観音開きの追手帆走で4ktをキープ。夕方、真追手になりメインセールだけで追手帆走。
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29日(木)晴時々曇 残航590NM
 良い天気で少し風が弱いがNE5m/sでクオーターリー帆走で5kt出る。快適な航海だ。 
11
30日(金)晴時々曇 残航461NM
 天候は変わらず、今日も昨日と同じ快適なクオーターリー帆走、午後からはアビームで5.5kt帆走る。
 追手で風力発電が弱くバッテリー不足なので、昼間1.2hエンジンを回し充電。
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1日(土)曇頻繁にスコール 残航328NM
 真夜中1時過ぎ風が止まったので、外を見ると後ろから大きな黒雲が迫ってきた。風速が8m/sに上がり土砂降りのスコールだ。稲妻が走り暗闇が真っ白な世界に変わる。恐い。1hで通り過ぎホットした。
 陽が昇ってもNE7m/s、波2mでスコールが大小頻繁に通過して行く。12:30南に向ける為ジャイブしたらブームがバングの付け根からポッキリ折れた。おそらくジャイブ・プリペンダーを付けていたので、この2年間で繰り返し負荷が掛かり折れたのだろう。
 セールを降ろしジェノアだけの追手帆走にする。強いスコールが通るたびにリーフしても何とか4.5ktをキープ。
12
2日(日)晴 残航212NM
 気圧も1010hPaに上がり天候は回復。北緯7°20分まで北上したので針路を240°に向けクオーターリー帆走で南下。時たまスコールがそばを通過するが直撃せず。
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3日(月)晴・曇・スコール 残航99NM
 時折スコールが通るが、風も強くなく順調に帆走。明日にはポンペイに着くだろう。

ポンペイ到着

124日(火)雨 マイクロネシア・Pohnpei入港
 早朝5:00ポンペイの北5マイルに着きJokaj Passへ向けて南下。6:30強い雨が降り出し島が霞んでしまった。7:50パッセージを通過しKolonia港に8:30接岸。VHFでポート・キャプテンに連絡しインスペクターの到着を待つ。
 9:00港湾職員が来て奥のパトロール・ボートそばに移るよう言われて移動。埠頭にはサウス・パークーホテル(SPH)の梅津さんが出迎えに来て下さった。感謝。
 すぐPohnpei Port Authorityが来艇し、一通り書類のチェック。次は検疫。一応健康状態と生鮮食品の有無の質問。お次は税関。Majuroのクリアランス、国籍証明書のコピーとクルーリストを提出する。最後は入管でVessel Permit書類と入出国書を記入し渡す。入国印を持って来るので待つよう言われ、待つこと2h。その間にたまたま来島しておられた三崎のヨット「つるぎ」のOさんが来挺され差し入れを頂く。今日のフライトで発たれるとの事でゆっくりお話できなかったのが残念だ。
 12:30湾奥のアンカーレッジに移り梅津さん所有のブイに係留。ホテル従業員でヨット「さくら」の面倒を見ているロビンソンさんが待っていてくれて手伝ってくれた。
 いろいろ後片付けを済ませ、ディンギーを膨らまして降ろして上陸。雨の中SPHへ自転車で行き、梅津さんと航海してきた島々の話をして歓談。今夜は泊まることにしてシャワーを浴び一息つく。
 夕食は鮪刺身、天ぷらにステーキと豪華版。再開したレストランのフィリピン人シェフは良い腕で美味しい。22時過ぎメールチェックしてから就寝。

 


マーシャル諸島滞在① マユーロ

2021-03-17 13:44:38 | 2012年太平洋巡航(北上)フィジー~ミクロネシア周遊

マーシャル諸島滞在

1112日(月)雨/
 午前中は雨が断続的に降る。16時前雨が止み薄陽が差してきたので、乏しくなった食料の買い出しに上陸。スーパで野菜、肉、菓子とビールを買う30.45US$。船に戻り、買ってきた中華ハムとキャベツでホイコーローもどきとラーメンの夕食を作りビールを飲む。天候によってビールの味が違う。もちろん気分の問題だ。

1113日(火)雨
そろそろ晴れるか…と期待したが朝から雨!ここはスコールが無いと住めない環礁だけど、やはり身動きがとれないのは辛い。それとNetが出来る所を捜さないといけない。
 14時過ぎ雨があがり明るくなった。ディンギードックそばのRRE HotelNet Caféでメールチェック5US$/hIsland Foodで安いVirgin Is産のラム13US$と豚肉やジュース13US$を買って帰る。夕食はおでん風煮物とポークステーキにご飯。
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14日(水)晴/夜雨
 朝から晴れている。ハッチを全開にして空気を入れ替え、シーツなども外に干す。昨日からやっていた航海記録のまとめが止められなくなり、昼いっぱい掛かって何とか済んだ。
当分天気が続くだろうから明日から歩きまわってみよう。
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15日(木)晴/曇 時々スコール
 朝晴れていたので朝食後上陸しようと考えていたら、とたんに強い雨。以後は曇空に陽と雨が交互に繰り返し外に出る気を無くす。
11
16日(金)晴時々小雨
 10:00この島はバナナの葉等の編み物で有名なので、ディンギードック近くのハンドクラフトの店でお土産を物色。
 自転車で北のRita地区の端まで行き引き返す。大潮の干潮で対岸の島まで歩いて行ける。
帰りに弁当US$3買い、ディンギードックで軽油40ℓUS$58.8購入し船に戻り、まずはランチ。その後軽油12ℓ補給、。
 午後は、南のDelapの政府建物近くのスーパーでウオッカや食材71.81US$を買う。この店が一番品揃えが良い様だ。帰りにディンギーに乗り込み自転車を乗せようとしてして不覚にも海に落ちる。トホホ!歳で運動神経が落ちているのも有るが、やはり油断だろう。
船に戻りシャワーを浴び濡れ物干し。夕食はランチの残ったご飯の野菜おじやで済ます。
11
17日(土)雨
 朝から断続的に雨が降り、船で過ごす。トランプのソルティアで暇つぶし。
 昨日買ってきた豚肉スライスでお好み焼きの夕食。好物ではビールがすすむ。
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18日(日)雨後曇
 今日も朝から雨。こんな日は前から作ろうと思っていたウインチカバーの縫製。雨の合間を縫って寸法を測り、サンブレラ生地で手縫いで仕上げる。16時過ぎ雨があがった。明日は晴れたら良いが…。
 ここはラジオ・オーストラリアを中継していて、どうもイスラエルがガザを空爆して多くの死者が出ているようだ。それとブリスベーンでハリケーンの被害が有った様で、スカーボラフの方に被害が及んでいないと良いのだが。Netで確かめてみよう。

1119日(月)雨/
 午前は小雨が降り、午後は薄陽が差してきた。15:00街に行きRREホテルでNetチェック5US$。雨で身動きが取れないので出港する準備をしよう。RREディンギー・ドックで軽油5ガロン(19ℓ27.25US$購入。
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20日(火)晴
 雨続きなので、そろそろ出港しようかと考えていたら晴れてきた。日差しが強く暑い。
今日は13:00から西のアメリカ大使館辺りまで自転車で行ってみた。1.5h走って引き返す。途中はストアーやGSがポツポツ有るくらいで、幅も50200mぐらいと狭く住宅も少ない。
 帰りにガバメント・ビル並びのPayless SMで鮪とワイン他44US$を買って帰り、夕食は刺身。夜久し振りに満天の星と月を見る。
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21日(水)晴時々スコール
 今日も晴で空が明るい。しかししょっちゅうスコールが通り2030分雨を降らす。今日は大人しく船で過ごす。天気が良くなると、もう少し歩き回ってみる気になった。出港は来週に変更だ。
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22日(木)晴時にスコール
 今日も朝から晴れ渡り、時たまスコールが通り過ぎる。やっと乾期に入ったようだ。強いNEの貿易風も安定して吹くようになった。
 午後街に出てHandcraftの店でお土産のバスケット18US$購入。全て自然素材で手作りだ。
 メインストリートを眺めていると、人口3万人で舗装路が65kmしかない島にしては車がひっきりなしに行き来する。乗り合いTaxiも多い。バイクや自転車は滅多に見ない。輸送費が高いからかな?それと、この数日政府関係の建物は半旗を掲げていて、ガザの死者を悼んでの事だろう。
 16時過ぎビールと食材21.3US$を買って船に戻る。晴れると暑くビールが直ぐ無くなる。
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23日(金)晴
 今日は残っているサンブレラ生地で自転車のサドル・カバー製作。それとハッチのレイン・カバーに小さな集水ホースを縫いつける。昨日買って来た網入り漏斗4.3US$にホースを繋ぎ、メインセールからの集水に使おう。
 夕方スコールが通ったが小雨だった。夜も星が出て、風が有るので快適な日々だ。
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24日(土)晴/夜スコール
 来週はThanksgiving Dayなので、FM放送はキリストに関わる歌が良くかかる。結構Popな歌にもJesusやクリスマスを唄った物が多い。
 午後街に出て自転車でぐるっと走ってみた。街はすでにクリスマスの飾り付けがされている。スーパーで食料30.8US$を買って帰る。ディンギー・ドックそばの広場では椅子が並べられ、今晩集会が有ると言う。
 夜大きなスコールが通り、雨が2時間降り続いた。

 


赤道通過、マーシャル着

2021-03-17 13:38:44 | 2012年太平洋巡航(北上)フィジー~ミクロネシア周遊

赤道通過
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3日(土)晴時々曇 S00°23’E172°57’ 航程121NM
 風NE56m/sで順調にアビーム帆走。13:41JST10:41)赤道通過(N00°E172°51’)。残しておいた赤ワインを海に捧げる。
 IHIに勤務していた21歳の時に、ギャランティー・エンジニアとしてコンテナ船でNYを往復して太平洋を渡った事があるが、赤道を往復出来たのは素晴らしい体験だ。
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4日(日)晴 S01°35’E172°35’ 航程131NM
 今日も快調にアビーム帆走。
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5日(月)曇・スコール頻繁 N03°42’E171°59’ 航程109NM
 夕方からスコールの巣へ入った。スコールの通過する前後は微風となるので機走1h
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6日(火)曇・スコール N05°28’E171°40’ 航程
 夜も朝もスコールが北東から通り過ぎて行く。スコールの近くになると風向・風速が目まぐるしく変わり、機帆走で風向に合わせて北上する。
 午後からNE10m/sに風が強まりとメインセールを2P、ジェノアを80%にリーフして帆走る。波も2.5mと膨れてきた。
 18:00艇速6Ktオーバーで、マジューロ東に速く着きすぎるのでメインだけのアビーム帆走で時間調整。マジューロの灯がまたたいている。23:30ジェノアを70%に開き、朝方島にランドフォールするようセットする。

マーシャル諸島到着

Marshall Islands入国

117日(水)晴・時々スコール Majuro停泊 
 まだ暗い4:50環礁の東に着き、そのまま北上して明るくなってから西に向かう。風が8m/sに落ちたので、メインセールをフルにして追手帆走。
 8:15機帆走でCalalin Channelからリーフ内に入り、東へフルセール帆走3hで港の有るUligaに着いた。ムアリングしているヨッティーがサポートしてくれてL埠頭南のレンタル・ブイにムアリング。VHF16ChPort CaptainをコールしてQuarantineCustomsに連絡して貰う。
 昨夜茹でておいた卵とジャガイモのランチを摂ってから、ディンギーを膨らまして下ろしエンジンをセット。15:30ディンギードックへ行きCustomsにクリアランスを渡し、後から来たQuarantineをボートへ連れて行ってチェックを受けて入国手続き終了。明日Dalapにある政府事務所のImmigrationで入国印を貰うように言われる。
 ディンギードック近くの中華系スーパーで肉と野菜20.37US$を買って帰り、夕食はすき焼き風煮物とコールスローした。やはり着いた安心感からかビールが旨い。
 ここは風とスコールの島だ。幅数百m、標高がMax6m程度なので、一晩中68m/sの風が吹き抜け、黒雲と共に強い雨が降る。
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8日(木)晴・時々スコール
 マーシャル・アイランズは北緯15°、東経162°172°の広い海域に29の環礁と5つの小島からから成り、水爆実験で有名なビキニ環礁が北西端にある。首都は南東のMajuroで人口の半分30,000人が細長いこの環礁に住んでいる。
 朝食後10時過ぎに上陸して、自転車でDalapへ行きマゴビル6Fの入管で入国手続きする。パスポートはもちろん船舶国籍証、乗員リストそしてフィジーの出国クリアランスが必要だった。
 帰りにFormosa Marketでアサヒビール46US$と冷凍餃子他で11.6US$の買い出しと道沿いの弁当売りから3US$のランチを買って帰る。中身はスペアリブとチキンにライスとバナナと?のプディングに寒天菓子だった。肉が食べたくなったらこれで十分だ。
 午後オケラネットに入港報告してから上陸し、近くのホテルでシャワー・サービスが出来るか尋ねたがダメだった。スーパーでアサヒ缶ビール10本とポテチ16US$を買って帰る。
 夕方暑い内にシャワー・バックで身体を洗う。これからは天水を集めてシャワーするしかない。夕食は中華風肉・野菜炒めにトマト&白菜サラダ。昼が多かったのでこれで満足。
11
9日(金)雨&強風
 朝早くからゴーゴーと風が鳴り強い雨が降り出した。洗濯予定の服をデッキに出して雨水洗いする。洗剤が使えないがしょうがない。終日雨と風。
 外に出られないのでBlog書きと辞書片手の洋書のクルーズ・ガイドブック読み。夕食は豆ご飯を炊き、スープ餃子とサラダ。
11
10日(土)雨
 午前中まで風が残ったが午後にはそよ風程度に落ちた。雨は断続的に降り続いている。バケツを出して雨水を集める。数時間で大小2個のバケツが満水になった。当分シャワーには困らないだろう。

1111日(日)曇時々雨
 昨夜来から本来のNE~E68m/sのトレードウインドに戻ったが、弱い雨が降ったり止んだりで上陸する気が起きない。日曜日なので遠くから賛美歌の合唱が聞こえてくる。
11
12日(月)雨/
 午前中は雨が断続的に降る。16時前雨が止み薄陽が差してきたので、乏しくなった食料の買い出しに上陸。スーパで野菜、肉、菓子とビールを買う30.45US$。船に戻り、買ってきた中華ハムとキャベツでホイコーローもどきとラーメンの夕食を作りビールを飲む。天候によってビールの味が違う。もちろん気分の問題だ。