サバニ帆漕レース観戦
座間味島
6月29日(土)晴 慶良間諸島/座間味島
宜野湾0900→1330座間味港(東岸砂揚げ埠頭) 26NM/E:2.1h
梅雨明けだ。日射しが強い。明日はサバニレース (サバニは沖縄伝統のろ漕ぎ併用の帆掛け船)を見に座間味島へ行こう。
「ユニオン」で食料を仕入れてマリーナへ行き、出港準備する。同様の2艇(「風」「瑞風」)が先に出て行き、少し遅れて9時出港。2番赤浮標まで機帆走で出て、SSW6~7m/s、波1mの中をアビーム帆走で座間味島を目指す。ビーチ遊びや釣りのボートが並ぶ慶伊瀬島・ナガンヌ島北を過ぎ、慶良間諸島入口の前島・黒島ではSW8m/sのブローが吹き、波1.5mに上がる。12時過ぎに慶良間海峡に入ると向かい風となって、機走で南下して安室島を回り込んで1330に座間味港に着いた。既に数艇のヨット・ボートが正面埠頭に舫っていたので東岸の砂揚げ埠頭に舫う。宜野湾からの2艇も間も無く着いて、後ろに停泊した。
夕方の前夜祭まで時間があるのでビールを飲んで過ごす。17時過ぎにフェリーターミナル広場へ皆で行き、ビールや泡盛を飲みながらアトラクションのバンドやエイサーを観る。出走するサバニチームも大勢集まりワイワイ・ガヤガヤ。「島童」のOsさんが居らしたので久しぶりの挨拶をした。酔ったので20時過ぎに船に戻ってバタンQ。
渡嘉敷島
6月30日(日)晴 慶良間諸島/渡嘉敷島
座間味0800→0845古座間味ビーチ0900→1040前島N→1155渡嘉敷港 17NM/E4.3h
スタートに間に合うように8時に出港して古座間味B沖で待つ。9時に36艇が一斉にスタート。色とりどりの帆がS5~6m/sの風をアビームではらみ疾走して行く。早くもバウ沈して必死で水を掻い出しているチームも見受けられた。先頭は30分で海峡を抜けて那覇へ向かった。1040前島沖まで伴走してからUターンして渡嘉敷島へ向かう。城島を回り込んで12時前に入港。いつも着ける漁協船溜まりには漁船が舫っていたので、高速船桟橋の向かい側の東岸壁に舫う。
先ずは買い置きのおにぎりで腹を満たす。集落をブラッと一回りしていたら「カナロア」でテーブル製作しているゲンショウさんに出会った。「居酒屋 海家」はお母さんの膝痛で休業していると言う。残念だ。船に戻って昼寝。夕方、お土産の波照間島の泡盛「泡波」を持って「海家」へ行きお母さんへ手渡す。思ったより元気だったので安心した。飯を食おうと歩いてみたが開いた店が無い。仕方ない自炊だ。
宜野湾帰港
7月1日(月)晴・曇 宜野湾港マリーナ
渡嘉敷0830→1230宜野湾 22NM/E1.2h
0830出港。往きと同じでは面白くないので前島の南コースで帰ろう。SSE6~7m/s、波1.5mでアビーム帆走。12時過ぎに2番赤浮標に着いて機走で1230宜野湾入港。
渡名喜島
7月22日(月)晴 渡名喜島/渡名喜漁港(N26°22.25'、E127°08.41')
宜野湾0805→1430グルクの埼(渡名喜島S)→1500渡名喜(製氷所前岸壁) 34NM/E5.3h
宜野湾を朝に出てS2~3m/s、波1mでアビーム機帆走で西航し、1430奇岩のグルクの埼を回り込むんで、イノーの西岸沖を北上する。テトラ工事船そばから開削航路に入り、フェリー埠頭前でセールを降ろして右手の漁港に入り、一旦浮き桟橋に着けて漁協へ挨拶しに行って、許可を得て製氷所前の岸壁に横付けする。
ここは、私が沖縄で最も好きな島だ。ビーチの東浜と西の漁港に挟まれた集落をフクギ並木が縦横に取り囲み、道路から1m掘り下げられた敷地に建つ赤瓦の民家は木々に埋もれている。軽自動車がやっと通れる道は珊瑚混じりの砂道で、夜は道々に灯りがともり、繁るフクギに映って幻想的だ。正に沖縄一のフクギ並木集落だ。
この島には特に美しいビーチやリゾートホテルが無いので観光客はほとんど見ない。故に民宿が2軒と食堂も2軒しかないのが残念だが、住民は素朴で親切だ。
座間味島
7月23日(火)晴 座間味島/座間味漁港(N26°13.61'、E127°18.03')
渡名喜0920→1150慶良間NW→1215座間味(ダイビング用浮き桟橋) 14NM/E3.2h
Sの風で機走。昼前に座間味島に着いた。左手の浮き桟橋の陸側の前側ギリギリに舫う。前回はレースの前夜祭で島をウロウロしなかったので、今回は集落をゆっくり散策した。
宜野湾帰港
7月24日(水)晴 宜野湾M
座間味0645→0750慶良間海峡(NE)→1200宜野湾 26NM/E5.9h
朝早く出港。S3~4m/sでアビーム機帆走で1200に宜野湾に戻る。