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銀河の帆掛け舟(ヨット竜王航海記)

本ブログは、私の旅日記「ブログ 海山川地球を遊ぶ」からの航海記の抜粋で、太平洋周遊航海、日本各地への航海記。

10月宇和島航海

2021-04-03 15:40:36 | 2020年沖縄周遊と別府北上航海

 

10月宇和島航海

伊予三崎

10/25()晴 1015hPa,22℃ 愛媛県伊方町伊予三崎港/N33°23.44’E132°07.00’

別府0845⇒1210速吸瀬戸1340⇒1515伊予三崎(フェリー埠頭北側岸壁) 32NM/E7.6h

 SSE3∼4m/s、波0.5hで機帆走で東航。間も無く風が落ちて機走。12時過ぎにNE4∼5m/sの風が吹き出してアビーム機帆走で速吸瀬戸に入る。1.5hかかって瀬戸を渡り1515に三崎入港。フェリー埠頭北側岸壁の奥に着岸する。

 「しらすパーク」でじゃこ天としらす弁当¥500で夕食。

宇和島

10/26()晴 宇和島市宇和島港/N33°13.31’,E132°33.45’ 給油18ℓ

三崎0905⇒1315宇和島湾口⇒1430宇和島(道の駅浮桟橋) 26NM/E5.3h

 NE3m/s,0.5mでアビーム機帆走で南航して13時過ぎに宇和島湾口に至り、本土と島に挟まれた水道を15分で湾奥左手の「道の駅」前の浮桟橋に着ける。

 夕方、「食い道楽」で太刀魚刺し・カキフライ・ビール他¥2280の夕食

10/27()晴 宇和島滞在

 11001400自転車で市内周遊。1440駅近くの「つるの湯」で入浴¥400。夕食自炊。

10/29()晴 宇和島滞在

 自転車で11時に天赦園¥500へ行く。昨日から始まった宇和津彦神社の秋祭りで、今日は伝統芸能の奉納演舞がある。牛鬼、獅子舞、八ツ鹿踊りが奉納されたが、コロナの影響で観客が少なくて真近で観ることができた。

伊予三崎

10/31()晴 伊方町伊予三崎港/N33°23.44’E132°07.00’

宇和島1025⇒1040湾口⇒1600伊予三崎(フェリー埠頭北側岸壁) 26NM/E5.5h

 W微風、波平旦で機走。5.5hで三崎湾口を回り込んで16時に三崎に着く。

別府 

10/04()/小雨 別府市北浜YH/N33°16.70’,E131°30.47’ 給油18ℓ

三崎0755⇒0905速吸瀬戸1015⇒1415別府 31NM/E6.1h

 N微風、波0.5ⅿで機走。速吸瀬戸では潮波1mで。大分沖でNNw2∼3m/sでアビーム機帆走で14時過ぎに別府に着く。


北上②屋久島~別府

2021-04-03 15:31:34 | 2020年沖縄周遊と別府北上航海

5/20日~21()/曇  オーバーナイト航海 (19:00 N29°16.36',E129°51.98')
名瀬0630→(船中泊)
 屋久島へ向かう。風NW7∼8m/s
、波2∼2.5m1pメイン&100%ジェノアでアビーム帆走。快調に北上する。
5/21
()曇  屋久島町宮之浦港(N30°25.78',E130°34.25')
→1530
宮之浦  140NM/E11.6h

 風NW6∼7m/s、波2mでアビーム帆走/機帆走で、屋久島に近づくと黒潮の東流で1.5knアップする。1530入港して漁港区入口の船溜まりの南岸に横付けた。少し後に兵庫の30ftヨットが入って来た。夕食は近くのスーパーで弁当を買って済ます。

5/22()雨 屋久島梅雨入り  屋久島滞在

 午前、運動を兼ねて周辺を散策。益救(やく)神社を参拝した。午後は、近くのパチンコ店の休憩スペースで備え付けの漫画を読んで時間潰し。戻ったら33ftのカタマランが着いていた。

5/23()/曇  屋久島滞在

 連日やや強い東風が吹いて波浪警報が出ている。午後、文化センターの交流スペースのソファーでWi-Fiを利用してblog投稿する。

24()小雨時々日が差す 屋久島滞在

 午前、30ft33ftのヨットが出港。私は風待ち。午前はパチンコ店の休憩スペースで漫画を読んで時間潰し。午後、少し遠いスーパーAコープへ安いビールの買出し。給油18ℓ

5/25()晴  種子島/西之表市西之表港(N30°44.06',E130°59.64')

屋久島1035→1730西之表  28NM/E7.2h  軽油18ℓ購入¥1636

 朝から暑い。NEの向かい風だが天気が良いので昼前に出港し、機走で7h走って種子島に着き、旧港の九電油槽船岸壁に横付ける。

 先ずは目の前のGSで軽油購入。19時過ぎ、近くの「ラーメン居酒屋 粋」でラーメン&餃子にビール¥1810の夕食。アラキホテルの足湯に浸かってマッタリ。ペットボトルに源泉かけ流しの温泉を汲んで帰りシャワーを浴びる。

5/26()/小雨  肝付町内之浦港(N31°16.72',E131°04.74')

種子島0800→1540志布志湾南口→1650内之浦 41NM/E9.1h

 WNW2~3m/s、うねり波1.5mでアビーム機帆走で北上する。種子島を離れると黒潮の東流で1.5Nスピードアップして15°当て舵する。内之浦の衛星発射場が見えて間も無く志布志湾南口に着いて、岬を回り込んで17時前に内之浦に着く。右手の網干し岸壁に横付ける。夕食は近くのスーパーで弁当を買って済ます

5/27()小雨/晴  日南市油津港(N31°34.89',E131°24.26')

内之浦1105→1440都井岬→1700油津南口→1745油津  29NM/Eg7.2h  給油18ℓ

 温泉が開いていればもう一泊するつもりだったが、コロナで休館だったので街が大きな油津へ移動する。潮高を考慮して昼前に出る。志布志湾は無風で機走。都井岬を過ぎてE2~3m/s、うねり波1mで上り機帆走。18時前に油津に着く。中央埠頭の東岸壁の再奥に横付ける。コロナの影響か解らないが漁船が少なく空いていて、西の船溜まりの北岸壁に34ftの宮崎のヨットが着いていた。嬉しいことに波止鼻公園に大きなトイレが出来ていた。

5/28()晴  油津滞在

 昼前に街を散策。運河を越えて「カープ通り」を歩く。此処も寂れていて空き店舗が交流スペースになっている。船に戻ると宮崎のヨットのオーナーが来艇、クルージングの話をする。

5/29()晴  日向市細島商業港(N32°25.79',E131°39.46')

油津0515→1700日向岬→1735細島  58NM/Eg12.5h  給油18ℓ

 NW2~3m/s、波1mでアビーム機帆走、1030E3~4m/sに変わり、上り機帆走で日向岬を回り込んで細島に着く。右手の木材岸壁のタラップのある所に横付ける。此処は本船用なので岸壁が高くて満潮でもタラップが必要だ。

 19時前に買出しでイオンへ行ったが、3軒のパチンコ店には車がいっぱいだった。

5/30()曇  佐伯市大入島「さいき海の駅」浮き桟橋(N32°16.70',E131°55.31')

細島0520→1320鶴御埼(九州東端)→1535佐伯港→1555大入島  53NM/Eg9.5h

 NW3~4m/s、波1mでアビーム機帆走。0930E微風で機走、13時過ぎに鶴御埼を回り込んで急潮の元ノ間海峡を通り1530に佐伯に着く。向かいの大入島に向かい海の駅の浮き桟橋に着けた。舫固めを済ませて海の駅へ行ってみたが閉館していた。この桟橋にはマリンタクシーが頻繁に来て、その度に引き波で船が揺れる。

5/31()雨  大入島滞在

 昼、目の前の「食彩館」でチェックインして、鯵フライ定食¥600の昼食を摂る。此処はTVの電波が届かない。

6/1()曇  別府市北浜YH(N33°16.70',E131°30.47')

大入島0735→0915蒲戸埼(湾北口)→1230速吸瀬戸(関埼)→1640別府  43NM/Eg8.0h

 速吸瀬戸の北流開始が13時頃なので5時間前に出港した。無風の佐伯湾には底引き漁船が10隻近く出ていて、漁船を避けて蒲戸埼に向かう。SW2~3mt/sS4m/sで追手機帆走で北上して1230に速吸瀬戸に着いたが、既に北流に転流していて2ktの追潮を受けて別府湾に入る。S6m/sの岬風を受けて快調に帆走して1640に北浜YH入港。先ずはビジターバースに着ける。

6/2()晴  

 朝、係留手続き(10ケ月)して指定されたバースE7へ移動する。係留料は¥270630(電気・水道料¥630を含む。)

6/08∼17 船上・下架¥2700、船底塗装。

 


北上① 伊江島、伊是名島と奄美大島

2021-04-03 15:27:46 | 2020年沖縄周遊と別府北上航海

沖縄~別府航海
 当初の計画では、九州西岸を走って甑島、天草を回って五島へ行く予定だったが、コロナウイルスの感染状況を勘案して、感染者数の少ない九州東岸を北上して別府へ戻ろう。

4/15()//夜雨  伊江村伊江島(N226°42.43',E127°47.99')
宜野湾0815→1100残波岬→1435名護1450→1700伊江島 42NM/E7.0h
 名護に寄ったが、漁協職員が来て事前申請していないので係留出来ないと言われる。おそらくコロナ対策だろう。仕方がないので伊江島へ向かう。いつもの病院船埠頭に横付ける。出掛けず自炊。
16(
)晴  伊是名村/伊是名島仲田港(N226°55.60',E127°57.05')
伊江島1320→1810伊是名島 18NM/3.6h
 エンジンの掛かりが悪い、。いろいろ調べてみたが原因が解らない。村役場の職員が病院船埠頭なので離るようる言われる。昼過ぎに出港して伊是名島へ向かう。上り機帆走で半分は上り切れずに機走で5h弱で伊是名入港。今日も出歩かずに自炊。

4/17()/夜雨 
伊是名島0650→(オーバーナイト航海)

 島に寄っても歓迎されないだろうから奄美へ行こう。風SE4m/s、うねり波1mでアビーム機帆走で大島海峡東口へ向かう。徐々に風速が上がってきたので帆走で北上。夕方、風7∼8m/sにアップして艇速が上がって夜に奄美に着きそうなので沖永良部島の北で西に転進して奄美の西へ向かう。

4/18()/晴  奄美大島瀬戸内町古仁屋港「せとうち海の駅」(N28°08.72',E129°18.61')
→0710
大島海峡西口→0930古仁屋  123NM/E2.6h
 夜中風8∼108m/s、波3m2Pメインで追手帆走。6時過ぎに大島海峡西に着き、転進して機帆走で海峡に入る。35ftクラスのヨットとすれ違う。0930古仁屋の「せとうち海の駅」に着岸する。軽油36ℓ/¥4064購入。

 古仁屋に着いたら「コロナ緊急事態」が全国適用になっていた。名瀬では埼玉から来た人から2人の感染が判明。仕方ないので解除になる56日までここで鎮静化を待とう。

4/19()晴  古仁屋滞在 エンジン点検・修理
 「ラフィキ」の龍ちゃんとエンジンを点検して、ヘッドの給油口のネジ緩みによる漏油と判明、増し締めして修理完了。

4/23()/晴 古仁屋滞在 阿鉄湾往復
古仁屋0825→0940阿鉄湾1000→1050古仁屋 8NM/E3.1h
 阿鉄湾にヨットを係留しているOMさんから、自艇に横抱きして良いと言われたので見に行く。残念だが舫ロープが輻輳していて無理だった。

4/25()晴  白浜海岸(龍ちゃん敷設の碇泊)
古仁屋1010→1115白浜海岸  5NM/E1.2h
 龍ちゃんから白浜海岸にアンカー敷設してあると誘われて移動する。西に海峡西口が見渡せて、下にサンゴ礁が広がり、陸にはお手製のツリーハウスがあって素敵な場所だ。

4/27()晴  古仁屋
白浜海岸1705→1825古仁屋  5NM/E1.5h
 明日西の風が吹くので古仁屋に行く。食材購入。

4/29()晴  白浜海岸
古仁屋0940→1050白浜海岸  5NM/E1.3h
 風が落ち着いたので白浜海岸へ戻る。

5/2()雨  古仁屋
白浜海岸→古仁屋  5NM/E1.5h
 低気圧の通過で風雨になりそうなので古仁屋へ行くと、海の駅はコロナウイルス対策として係留禁止となっていた。2泊する。

5/4()晴  白浜海岸
古仁屋0700→0820白浜海岸  5NM/E1.5h
 食材購入して白浜海岸へ戻る。

5/6()/晴  久慈港
白浜海岸1650→1730久慈  3NM/E1.2h
 残念だが「緊急事態」が今月末まで延長になったので当分奄美に居なければならなくなった。ここは風光明媚な海岸だが、西風が吹くと波が入って来るが、海の駅に避泊出来ないので、久慈湾奥の小さな港へ移動することにした。

5/9()曇・小雨  白浜海岸滞在
久慈0705→0930古仁屋1120→1230白浜海岸  13NM/E4.0h

 食料買出しと軽油18ℓ(¥1861)購入で古仁屋を往復する。
5/10
()曇  久慈  奄美大島梅雨入り
白浜海岸0800→0835久慈  3NM/E0.7h

 梅雨入りで動きが取れないので久慈港へ移動する。13日に台風1号がフィリピン東海上に発生。
14
()晴  久慈滞在
久慈0830→1030古仁屋1130→1300久慈(食料買出し)  15NM/E3.6h

 食料買出しで古仁屋を往復する。
17
()/雨  久慈滞在  
 台風の影響か、連日強風だったが、台風1号は石垣島沖で熱低に変わる

5/19()晴  奄美市名瀬港長浜区(N28°23.81',E129°29.79')
久慈0740→1030大島海峡西口→1540名瀬  37NM/E8.9h
 真向かいの風NW7~8m/sで海峡を機走で西航して、曽根高崎を回ったら波2.5~3mで、アビーム機帆走で5h走って名瀬に着く。いつもの長浜の船溜まりの南西岸に横付けする。

 名瀬の人々はあまりマスクをしていない。コロナは島外から持ち込まれるので、来島者が少ない状況でマア安心しているようだ。船に「古仁屋に1ケ月滞在して北上中」と表示した。スーパーで食材購入して自炊。

 


久高島、津堅島と慶良間

2021-04-03 15:25:06 | 2020年沖縄周遊と別府北上航海

2020年航海

 春になった。中国から始まった新型コロナの感染が3月になって一気に世界に広がり、日本も連日200人以上の感染者が出て、都会は外出自粛で大不況が到来した。

 さて沖縄に滞在して1年半。そろそろ北上したいが、天候が安定する4月半ばまでに行き損ねていた本島東岸を巡ろう。

4月 沖縄周遊
久高島

4/3()晴・曇  南城市久高島徳仁港(N26°09.27',E127°53.15')
宜野湾0755→1200荒埼→1440平瀬灯→1500久高島 32NM/E7.3h
 久高島へ向かう。風NE3m/s1.5mの中、クローズリーチ機帆走で本島南端の荒埼を回って東航して、早瀬から久高口に入り15時過ぎに久高島徳仁港に入る。高速船の船員に聞いてそばの岸壁に横着ける。
 歩いて集落を散策。琉球の7つの神を祀り、午年毎のイザイホー祭などの祭祀場である「外間殿」と「久高殿」を参拝した。小さな商店が3店、飲食店が4店で漁港近くにキャンプ場が在ってトイレと有料シャワーが有る。
4/4(
) /曇 久高島滞在
 雨が上がったので自転車で島内一周(反時計回り)。南の集落を離れると北側は農地で、南岸はリーフに囲まれた砂浜のビーチで北岸は隆起珊瑚礁の断崖だ。麦・栗などの7種の種子が入った黄金の壺が流れ着いた伊敷浜、星砂が見つかるウパーマ、北端のカベール岬、沖縄7御嶽の内で最高の霊地「クボウウタキ」(男子禁制)、断崖の波打ち際に水が湧くヤグルガー、漁港、キャンプ場と回った。
 夕食は「レストランとくじん」で久高御膳¥1250の夕食。マグロ漬け丼にもずく天などが付いて満足。
津堅島

4/5()/晴 うるま市/津堅島津堅港(N26°14.69',E127°56.11')
久高島1005→1150津堅島 7NM/E2.2h
 リーフ内北の津堅島へ向かう。NE6∼7m/s0.5mで機走。港内はもずく漁船でいっぱいで、水揚げ中の作業員に聞いてフェリー埠頭先端に横付ける。
 間も無くヨットが入って来た。浮き桟橋に付けた勝連の「アガイ・ティーダ」(艇長 東ヒガシさん)で話をする。ビールをご馳走になった。
 夕方、当地のヨットマン東アズマさんが来艇。シャワーに誘われて友人との飲み会や弟家で沖縄そばをご馳走になって、お宅にお邪魔してシャワーを使わせていただいた。感謝です。

渡嘉敷島

4/6()  渡嘉敷村/渡嘉敷島渡嘉敷港(N26°12.03',E127°22.08')
津堅島0735→0900平瀬→1200荒埼→1450渡嘉敷島 38NM/E7.4h 給油18ℓ
 今日は渡嘉敷島へ行く。波静かなリーフ内を機帆走で南下して早瀬から外海に出て西航する。チービシ北を通って15時前に入港して高速船埠頭向かいに横付ける。夕食は「漁師食堂かなろあ」で唐揚げ定食とビール1300円。

座間味島

4/8()晴 座間味村/座間味島座間味港(N26°13.59',E127°18.08')
渡嘉敷島0950→1120安護ノ浦→1230座間味島 14NM/3.0h

 北を回って慶良間海峡に入り、安護ノ浦へ入ってグルーと回ってから座間味島へ行く。いつものダイビング埠頭が空いて無いので、一旦高速船船埠頭に着ける。たまたま大城さんに会い、来訪する際はマスクを着用するように言われる。夕方ダイビング埠頭に移動する。夕食は「なるみ屋」でゴーヤチャンプルー定食とビール¥1380

4/10()曇 宜野湾M
座間味島1015→1625宜野湾  26NM/E6.8h/給油18ℓ
 NE7~8m/s、うねり波1.5mで真上りなので機走で宜野湾に戻る。