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銀河の帆掛け舟(ヨット竜王航海記)

本ブログは、私の旅日記「ブログ 海山川地球を遊ぶ」からの航海記の抜粋で、太平洋周遊航海、日本各地への航海記。

鰺ヶ沢~由利本荘 西馬音内盆踊り

2021-03-19 16:00:52 | 2015年日本海夏祭り航海

能代

812日(水)晴 秋田県能代市/能代港停泊  鰺ヶ沢0510~大戸瀬埼~黄金埼~1420能代 航程46NM
 0440起床。0510出港。出港時にはS2m/sで上り機帆走で西航したが0640大戸瀬埼を過ぎる頃には風が落ちて機走。0950黄金埼を回って南下。それまで0.5mの波が1mになって向え潮が1ktある。間も無くW23m/sが吹き出しフリー帆走。反流の追い潮0.5ktある。12時過ぎにWNWに回り追手帆走。遠くに発電所の高い煙突が見えて1425能代入港。ここは大きな港で最奥の漁港を過ぎた西岸壁に着ける。前が広い駐車場だが何も無い。
 あとから入ってきたヤマハ23の「火灯ともしび」が後ろに着けた。能代のヨットマン小野さんと話をする。普段は対岸に陸置きして、休日には下ろして乗っていると仰る。19時に一緒に飲もうと言う話しになった。
 軽油18ℓを給油し、シャワーを浴びる。自転車で街に出てSMで食材\1894を買い、HCでパンク修理パッチ\488を買って戻る。ここは大きな町だ。寂れているが商店街も有る。
 19時前に小野さんと友人が刺身などを持って来艇。1.5h楽しく話し飲む。
戸賀
8
13日(木)晴/雨 男鹿半島/戸賀港  能代0720~入道埼~1235戸賀港 航程23NM
 0540起床。良い東風が吹いている。今日は近いので、ゆっくり0720に出港する。E5m/s、波0.5mで港を出ると追手帆走で西航する。9時過ぎには風が落ちて機走。1110入道埼を回って南下。向い潮1ktある。1210戸賀湾口に至り、1235戸賀入港。前回と同じ場所に着ける。
 今日は漁協はお休み。明日は「水族館GAO」で花火があるので2泊しよう。1330ランチは冷やし中華。チューハイを飲みながら航海記録整理とblog書きをしていたら、雨が降りだした。
 雨は17時前に上がった。夕食はチキンソーテーと天ぷら煮物に高菜ピラフ。酒を飲んで2045就寝。
8
14日(金)曇/雨 戸賀港停泊
 朝からどんよりとした曇空。する事も無いのでトランプやNetTVを見て過ごす。朝から涼しいので、昼食は温かい玉子そばにした。
 14時過ぎに雨が降りだした。花火はどうなるかな?こんな日はソーラーパネルが効かないので困るのだが、東風が止まないので風力発電機が頑張っている。
 1700
花火があるのかWebでチェックしたら、ワッハッハツ何たる勘違い。船川港マリンパークだ。マリンの字で水族館だと早とちりした大チョンボ!しょうがない、飯でも食おう。焼き厚揚げとシュウマイにピラフ。暑く無いので今夜はお酒だ。

由利本荘

815日(土)雨/晴 由利本荘市/本荘港  戸賀05201425本荘 航程39NM
 0445起床。0520出港。どんよりと厚い黒雲がたれこめている。ESE3m/s、波0.5mで上り機帆走で南下。間も無く雨が降りだした。0800男鹿半島を過ぎると。ESE6m/sと吹き上がり、ジェノアを100%にリーフする。秋田市付近は空が明るいので南東航すると、雨も止み、風も徐々にSWにシフトして本荘に直航出来るようになった。波1.5mに膨れたが、上り帆走で1425本荘入港。
 先ずはマリーナを見に行くが、泊められる岸壁が無いので、外港の東側奥に着岸。角なので横からロープを取って少し船を岸から離す。横が海水浴場なのでトイレも近くに有る。  
 ここに来たのは三大盆踊りと言われる西馬音内盆踊りを見る為だが、そこへ当地のヨットマン「エミエス」の佐藤さんが来艇。奇しくも彼は西馬音内在住と言う事で会場付近の駐車場を紹介して貰った。レンタカー店に電話すると車が出払っていると言う。さて困った。どうするかな?
 今日は敗戦記念日だが、我が地元の安部首相は安保法案を強行して日本を戦争の出来る国にしようとしている。本当にその道は間違っていないのかな?
 夕食自炊し、疲れていたのか20時前にスヤスヤ。

西馬音内盆踊り

816日(日)晴 本荘港停泊 西馬音内盆踊り見学
泊本荘1520⇒1650西馬音内ニシモナイ
 0450目が覚める。もう早起きが習いになってしまった。
 0800レンタカー店に電話して、明日朝に車を返す約束で普通車を昼から借りることにした。
 0900自転車で1.4km離れた「ぱいんすぱ新山」へ行き入浴\300Webで見ると、ここは油臭・便*臭がする温泉として一部の人に有名らしい。こじんまりとした浴場で淡黄色の温泉槽と真水の気泡槽が有るが、特に異臭は感じ無い。加水・加温・循環なので源泉の香が薄れているのだろう。洗濯もして戻る。
 自転車を出したら後輪がパンクしていた。原因はバルブの虫ゴムが朽ちていた。電話してレンタカー店に13時過ぎに迎えに来て貰った。車は日産のノート\4970だった。向いのダイソーでスーパーバルブ\108を買い、「SMイーオン」でビールや焼酎\5507を買って船に戻る。
 自転車のバルブを替えて車に積み、イーオン向かいの「HCハッピー」で空気入れを借りてエアー充填後、一路西馬音内へ向かう。東由利の道の駅で一休みして、弁当やアイス\497を買う。17時前に佐藤さんの会社の駐車場に着いた。先ずは買って来た弁当で腹ごしらえした後、自転車で数分の街へ行き、盆踊り会場を下見する。メインストリートのセンターラインに篝火の用意がされていて、通りの中央に有る盆踊り会館の上の櫓に囃子方が陣取っている。両側には有料の観客席が並んでいた。
 1830折畳椅子を持って会場へ行き、時間待ちのビールを飲む。既にお囃子が鳴っている。1930篝火がたかれ、子供の踊り手が並んで盆踊りが始まった。女性は色とりどりの端縫い衣装に編み笠を深く被り、渋い柄の浴衣に黒覆面の亡者姿も多い。賑やかなお囃子に乗って、愉快な詩の音頭や哀調漂うがんけ(甚句)の唄に合わせて優雅に踊りの輪が回る。21時前に一休みしてからが本番で、大人達が踊りだし、23時まで4種類の音頭やがんけに合わせて踊りが続いた。車に戻り車中泊。


青森~鰺ヶ沢 大湊ねぶたと恐山

2021-03-19 15:54:59 | 2015年日本海夏祭り航海

大湊

88日(土)曇(午前中ガス) むつ市/大湊港停泊青森05201200大湊 航程37NM
 0450起床。昨夜が遅かったので遅く起きた。0520出港。沖に出るとE7m/s、波1mで上り機帆走で北上する。湾内大島全域にホタテ養殖網が有って、3NM岸から離れて航行しないといけない。8時前に大島沖を回って北東航。ESE8m/s、波1.5mで波シャワーが降って来るのでドジャーに隠れるが結構濡れる。大湊のドームが見える頃には風も落ちて、1200漁港西側の漁船溜りに入港。ガラガラの岸壁に着ける。
 自転車で漁協へ行き許可を受ける。対応した職員が大湊高校ヨット部出身で、総体のレースで光市の高校に負けた話をして当時を懐かしんでいた。
 ここは結構街で、SMや飲食店も10数軒有る。今夜はねぶた運行があり、明日は花火大会だ。1530ビールを飲んで昼寝2h1740夕食自炊(ハンバークと玉子焼きに鶏牛蒡飯)。
 1930遠くから太鼓の音が響いてくる。中央公民館へ行き、ねぶたを見る。11台運行で、青森の半分、大きさも2/3だが良く出来ていて、道が狭く観客が少ないので間近に見れて結構迫力がある。2130船に戻り寝酒。太鼓は22時過ぎまで聞こえた。
8
9日(日)晴 大湊港停泊
 今日は長崎原爆忌。戦後70年経っても、いまだに各地で紛争や戦闘が繰り返されていて、人間てなんと欲深く利己的で愚かしい生き物なんだろう。私もその一員だ。
 今日は日本三大霊場の恐山へ行こう。自転車で下北駅へ行き、バス\800に乗り恐山へ行く。外輪山縁の冷水峠で一時停車して、不老長寿の霊水を飲む。下って宇曽利湖が見えたら硫黄臭がして10時前に着く。
 先ず、少し戻って三途川の赤い太鼓橋を渡ってから、入山料\500を払って霊場へ入る。総門、山門をくぐって本尊安置の地蔵殿を参拝する。さらに丘を登って奥の院の不動明王にお参りしてから、荒々しい荒涼とした岩場の所々に硫黄が吹き出している地獄谷へ下る。賽ノ河原を経て、湖底から温泉が湧く宇曽利湖畔では湖面がブルーやグリーンに彩られ、背後には抜けるような青空に飛行機雲が三本後光のようになびいていた。
 地蔵殿前の薬師湯に入浴(無料)。白濁の硫黄泉で熱い湯だ。湯小屋は2槽の湯船が有るだけの木造の小屋だ。1140入口横の「蓮華庵」でざる中華\700のランチ。東北のSMではざる中華や冷やしラーメンが沢山売っていて一度食べて見たかったのだが、蕎麦が中華麺に変わっただけで漬け汁は蕎麦と同じだった。
 14時に船に戻ってblog書き。15時過ぎに大平町のねぶたが町内を順回している。大湊のねぶたも出発地に向けて太鼓・お囃子付きで回って行く。
16
時過ぎに今夜の食事とビールを買いにSMへ行く。弁当とビールやチューハイ\2823を買う。本当にビール(発泡酒)がいくらあっても足りない。1730夕食(弁当と煮物)。
 1830克雪ドームへ行くと、もう大勢の観客がねぶたを待っていた。間も無く総勢200人を超す流し踊りを先頭に、ねぶた11台が続々と引き回されて行く。今日は一段と力が入っていて、少し動いてはねぶたをグルグル回して大喝采を浴びた。
 1940直ぐ横の花火会場へ移動すると、開会セレモニーの真最中。広い会場なので好きな場所が取れる。1950花火が揚がった。川向こうの岸から揚がるので、真上を見上げる様な迫力だ。3000発と少ないが、あまり間を置かずドン・ドンと揚がって40分で大きなスターマインで終り。なかなか見応えがあった。
 大湊駅に行くと、ねぶたが戻る最中でこちらも大賑わい。2120船に戻り、寝酒を飲んで就寝。

三厩ミンマヤ

810日(月)曇・晴 外ケ浜町/三厩港停泊  大湊0455~牛の首岬~1400三厩 航程44NM
 0425起床。0455出港。どんよりした曇空で、風が吹かず、波も立たずにのっぺりとした海面を機走で滑って行く。5NM沖出ししてから陸奥湾を南西航。鯛の島を過ぎ、0950牛の首岬を回って平館海峡を北東航。空が明るくなって陽が差してきた。1125明神埼を過ぎると向い潮1ktで、3.5ktしか出ない。高野埼辺りは海流が複雑に流れて船が左に右に動かされる。埼を越えると追い潮が1.5ktあって6ktオーバーで走る。1400三厩入港。入って直ぐ左の東埠頭のガラガラの南岸壁に着ける。
 岸で小魚釣りをしていた親子と話をして、小学校の娘を船に乗せてあげると、始めて船に乗ったと喜んでいた。陽射しが強く暑い。歩いて5分のコンビニでアイスとシュークリーム\206を買って帰り、アイスで身の内から冷やす。
 夕食自炊(ハンバーグとウインナー炒めに野菜とハムのサラダ。〆はざる蕎麦)。そうこうしているとさっきの女の子が来て、お母さんがお弁当を持ってくると言う。有りがたくいただき、お礼に富良野ワインの小瓶とシュークリームをお返しした。ゆっくり酒を飲み就寝。
鯵ケ沢
8
11日(火)朝ガス/晴 鯵ケ沢町/鯵ケ沢港停泊 三厩0455~龍飛岬~権現岬~1410鯵ケ沢 航程37NM
 0435起床。0455出港。ガスの曇空のもと風が無く、機走で先ずは北上する。岸際は向い潮が強く、ミサゴ島までは△1.5ktあった。龍飛埼が近ずくと追い潮1.5ktに変わる。岬沖を回ると向い潮3ktで、運よく東風が吹き出して追手機帆走で1.5ktで走る。
 0640龍飛埼を回り、針路220°で権現埼へ向かう。これは失敗で、ずっと向い潮が1.5ktあった。一旦岸寄りを走って反流を利用すべきだろう。風が落ちて機走で、0945権現崎を過ぎたら西風2m/sが吹き出して追手機帆走で鯵ケ沢を目指す。どうもスピードが出ない。トントンと足に振動が伝わって来る。スクリューに何か巻き付いたようだ。1410鯵ケ沢入港。東側の突き出た埠頭の西側に着ける。ここにはビットが無いので東側のビットを利用する。
 ここは目の前に「海の駅鯵ケ沢」があり、飲食店も多く便利な場所だ。歩いてGSへ行き軽油18ℓ\2910を購入。ラダーを下ろして海に潜る。やはりビニールが巻き付いていた。そのままシャワーを浴びて、海水パンツを洗う。この埠頭は小魚釣りの人が多い。
 1630「海の駅鯵ケ沢」へ行き、先ずは2Fの「鯵ケ沢相撲館」を見学する。御当地出身の「舞の海」の展示館だった。下のお店で食材\720を買って戻る。1730夕食は昨日の弁当と、買って来たコロッケやポテトサラダで済ます。
 夕陽を見ながら酒を飲む至福の時だ。明日も早いので暗くなったら寝よう。


青森ねぶた祭り

2021-03-19 15:48:30 | 2015年日本海夏祭り航海

五所川立佞武多タチネブタ

85日(水)晴 青森港停泊
青森1240⇒1346五所川原1415⇒1442金木⇒五所川原
 0550起床。朝から強い日差しだ。アイスティーを飲んでから洗濯。0730自転車で駅近くの「まちなか温泉」\420へ行って朝風呂。サウナ・露天風呂・薬湯と設備が良くてシャンプーも付いていてGood。温泉だが無色透明で、スーパ-銭湯の様な施設だ。広い休憩室で新聞を読む。0910並びの「魚菜センター」でのっけ丼\540を食べる。チケットを買って各店舗でご飯や魚切り身、味噌汁等をチョイスして自分流丼を作って食べるのがのっけ丼だ。
1000
に船に戻りblog書き。
 今日は太宰治の故郷「金木」と五所川原の立佞武多タチネブタを見に行こう。1240電車で五所川原へ行き、津軽鉄道に乗り換えて金木へ行く。歩いて5分で「斜陽館」に着く。先ず津軽三味線会館で2館共通券\810(パス値引\90)を買って、津軽三味線を聞く。奏者は2人で20nの演奏だ。金木は津軽三味線発祥の地で、展示室では元祖の仁太坊から多くの名人達が育って、三味線を工夫し、技を磨いて今の興隆を招いた歴史が判る。
 太宰の生家「斜陽館」は修復復元して綺麗になっていた。680坪の宅地に建坪280坪のヒバ材を使った2階建豪邸だ。小作争議に備えてレンガ塀を廻らしている。一家の盛衰は儚い物で、億万円も掛けたこの家も40年で手放している。
 17時過ぎの列車で五所川原に戻る。乗った3号車は「夏のストーブ列車」\500で火が焚かれてサウナ状態。前では津軽三味線と民謡のライブ演奏があり、シャーベットのサービスもあって、なかなかよろしい。
 駅前の果物屋で出始めの林檎とバナナ\550を買い、飲食街を歩いて「居酒屋儀ヨシ」で刺身や名物のシジミ・バターにビールの晩酌\2160。コンビニでチューハイ\354を買って道路際に座って開始を待つ。
 1900に太鼓と囃子にのって立佞武多が動き出した。でかい!20数mの縦型ねぶたで迫力満点。ジャガラ(手振り鉦)が大勢で活気がある。五農高校生の躍動する演舞も良かった。駅に戻りしな屋台で生姜味噌おでん\560を食べる。
 Netで調べた2030の臨時列車は2050に変更になっていた。これでは接続が悪くて青森に着くのは次の便と同じになるが、ま~仕方ないと乗る。
 川部で30分以上あるので駅前を歩いてみると赤い灯が灯っている。「居酒屋ねぷた」で酒を飲む\900。ママが愉快な人で楽しく時間がつぶせた。23時前に青森に帰ってバタンQ

沖館船溜移動

86日(木)晴 青森港停泊  新中央埠頭10201035沖館船溜 航程1NM
 今日は広島原爆忌。あの日は暑かったと聞くが、こっちも朝から暑い。「にっぽん丸」が出港したら、「飛鳥Ⅱ」が入ってきた。流石に東北一の人気祭だ。
 9時過ぎ港湾事務所員が来て、花火大会の船が入るので移動するように言われる。他の停泊場所を尋ねると、「北のまほろば歴史館」横の「沖館船溜が良いだろう。」と教えてくれた。1020機走で15分移動して、狭い船溜の真ん中に突き出ている破れ埠頭の東岸壁に着ける。西側は北前船のロープが繋がれていて使えない。ここのビットは腐食がひどくてもう長くは使えないだろう。
 駅まで1.5kmと遠くなったが、目の前にSMの「ユニバース」やCOOPが有るので買物は便利だ。早速ビールとチューハイ\2287を買い出しする。暑くて水代わりにビール類を飲むので、あっという間に無くなってしまう。1730に夕食(チキンソテー、ショーマイに納豆かけご飯)を済ませる。
 1840自転車で新町通りへ行く。持参した枝豆とチューハイを飲み、ラッセ・ラッセ・ラッセラーと囃しながらねぶたを終了まで見た。船に戻ってシャワーを浴びて寝酒を飲んで2310就寝。
8
7日(金)一時雨/曇 青森港停泊
 朝方、雨が降ったが間も無く止んだ。南下のルートを検討してGPSにウェイポイントを打ちこむ。各地のイベントに合わせて、どう回るか…なかなか難しい。
 今日のねぶたは1300からの昼運行で、夜は花火大会がある。
 1000SMで食材\1888購入。1040「まちなか温泉」\420で入浴。1330新町では大勢の観客が待っているが、ねぶたはまだ動いていない。アスパムへ行き花火観覧場所の下見。良い場所にはもうシートがいっぱい張ってあったが、一人だったら何とかなるだろう。
船に戻って焼きうどんの昼食後、昼寝2h1740夕食の為に、先ず新町へ行く。目に付いた「旬菜ひでか」でつぶ刺しとほたて貝焼きに生ビールの晩酌\1650
 アスパムへ行き混雑する一般会場を奥に進み、空いていた隅に座る。隣の人も同年代で、埼玉から来た男性。青森は高くて泊れないので、三沢に泊っていると仰る。そうこうする内に花火が中央埠頭の両防波堤先端からドンドン打ち上がった。大きなスターマインも多く1.5h連発だ。
 22時前に船に戻り、小腹が空いたので買っておいた冷やし中華を食べて寝酒を飲み2310就寝。


函館~青森 函館港祭りとねぶた祭り

2021-03-19 15:38:59 | 2015年日本海夏祭り航海

谷地頭温泉

731日(金)曇時々晴 函館港滞在
 0550起床。曇だが雨の心配はなさそうだ。0630自転車で2.8km離れた函館公園横の谷地頭温泉\420へ朝風呂を入りに行く。広い浴場でサウナや露天風呂も有る。黄色のNa塩化物泉だが、ここも鉄分が多い。2度風呂してゆっくり休み、9時過ぎに明治初頭に市民が造ったと言う函館公園の中を通って帰途に着く。
 1100昼食はお好み焼き。食後はblog書き。昼過ぎに強い雨が降り出した。風も出た。昼寝2h1600雨が止んだので近くのSMへ買い出し。ビール、生ラム肉や弁当他\2614を買って帰り、 夕食はジンギスカンと弁当にビールはサッポロクラシックという北海道コンビ。
 1920チューハイを持って十字街へ前夜祭のコンサートを聞きに行く。道を封鎖してステージと屋台に椅子テーブルが並べられ、ストリートビアホールだ。ソウルバンド「墨汁楽団」の軽快な音楽に乗って、多くの老若男女がステージ前で踊りだしてあっという間に1h経った。21時前に戻り、音楽を聞きながら就寝。

函館港祭り

81日(土)晴 函館港停泊
 今日から「港祭り」で今夜は花火大会だ。天気も快晴で良かった。
0830
バケツに水を汲んで来て航海用衣類の塩抜きをして干す。やはり週末で朝から観光客が多い。近くのGSで軽油18ℓ\1492購入。暇なので「赤煉瓦倉庫」内をブラブラして、試供品の烏賊せんべいやチーズケーキ等を食べ歩く。我ながら喰意地が張っているな~。
 1420SMへ夕食材\1132の買い出し。16時過ぎから花火見物客が場所取りを始めてかなりの人出だ。1650先ずは枝豆でビールを飲み、夕食は烏賊刺しとおでん。19時前小雨が降る。
 1945対岸の「緑の島」から花火が上がり、台船からも上がって間近に見る事が出来て迫力満点だ。雨も直ぐ上がり、大玉花火の連発で1hちょっとの花火を堪能した。
8
2日(日)雨 函館港停泊
 未明から雨が降りだした。早朝、「FUJI」と「どんがめ」が出港。今日は「わっしょい函館踊りパレード」が夕方からある。
 11時前に雨が止んだ。塩ラーメンが食べたくて近くの「来来軒」へ行ったがお休み。谷地頭温泉\420へ行く。入浴後、食堂で食べたかった塩ラーメン\450と缶ビール\250の昼食。あっさりしていて美味しかった。
 2h居て船に戻り、SMへ買い出し。チューハイと食材で\41121630パレードを見に十字街へ行く。既に沿道は多くの人だかり。化粧車に先導されて踊り隊が続々繰り出して、イカ踊りの子供隊が楽しそうだ。新幹線祝いの青森ねぶたも客演だ。2hばかり見て戻る。途中、HCが有ったのでカセットガス\267を買う。
 夕食は鶏・野菜炒めと卵豆腐。フライパン一つでBBQ風に焼くので簡単だ。2120就寝。

青森、ねぶた祭り

83日(月)曇/晴・霧 青森県青森市/青森港アスパム横埠頭  函館→青森 航程58NM 

 0340起床。0405出港。ESE2m/s0.5mで風をアビームに受けて機帆走で一路南下する。海流の反流で西へ10°流されるが、航路まで下ったら東に流されるのでそのまま走る。ガスが掛かって視界は3NMぐらい。2.5hで海流に当たり20°当て舵で、エンジンも2300rpmまで回す。3hで海峡を渡り、再び反流で当て舵10°。平館海峡から海流も無くなり、E4m/sの風で快調に青森湾へ下って行く。ふと見るとエンジンの充電器アラームが点灯している。Vベルトが切れていた。広い湾で船も居ないので、予備品に取り替えた。三角形のアスパムビルが見えて1550青森港新中央埠頭入港。作業船1杯だけで、がら空きの岸壁の西端に着ける。
 1700隣接するアスパムは人でごったがえし、出待ちのねぶたが引き出されて出番を待っていた。船に戻って夕食自炊。豚しょうが焼と玉子豆腐。見学に来た中学生3人に船を見せる。
 1850駅通りではねぶたが勢揃いして、早くも太鼓や笛・鉦の囃子が鳴り響き、跳人も待ち切れずに踊っている。1910花火の合図でねぶたが動き出し、囃子とラッセ・ラッセの声が響く。1.5h見てから駅へ行き、五所川原行きの電車を調べてから船に戻る。寝酒を飲んで2215就寝。

弘前ねぷた祭り

84日(火)晴 青森港停泊
青森1407⇒1448弘前駅⇒弘前城→土手町→駅2102⇒2152青森
 0535起床。早朝から公園を散歩する人が行き交う。先ず昨日取り替えたVベルトの延びをチェックして張りを調整する。水タンクが空になったので公園トイレの流しからペットボトルで運ぶ。
 弘前ねぷたを見る為に、1230駅へ行き津軽フリーパス\20602日有功で弘前周辺の交通機関乗り放題)を買おうとビュウプラザへ行くと、沿線火災いの影響で長蛇の列だ。結局1240の電車には乗れず1407に変更だ。駅内の「そば八甲田」にそばを食べようと入ったが、お客さんの食べていたラーメンが美味しそうだったのでラーメン\420にした。
 1407の電車で弘前へ行く。循環バスで市役所へ行き、観光館でパンフを貰って、側の山車展示館や洋館を見学した後、弘前公園(城址)へ行く。本丸は石垣の補修の為に曳き屋工事の真最中で見学できず。本丸全体をジャッキアップして移動する大工事だ。
 1800公園沿いにはねぷたが勢揃いして待機中。歩いて土手町へ行くと、県外客用と書かれた椅子が並べられていたので、係員に無料の席券を貰って座る。1830近くのかくみ小路の「居酒屋半兵ヱ」で焼鳥、煮込みにビール\1566の晩酌をする。
 1900太鼓の音が聞こえて来てねぷたが引かれて来た。扇形の大小のねぷたが続々と行進して行き、要所で見得をきる。今回は40数台出ているそうだ。ヤーヤドーの掛け声も勇ましく、晒し巻きの女性が闊歩する。
 歩いて駅に戻り電車で2152青森に戻る。まだねぶたの跳人達が大勢残っていた。水シャワーを浴びて、寝酒を飲んで2335就寝。


金浦~函館

2021-03-19 15:34:01 | 2015年日本海夏祭り航海

戸賀
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26日(日)曇/晴 男鹿半島/戸賀港  金浦05001340戸賀 航程46NM
 0425起床。0500出港。W5m/s、波2.5mで港外に出たら追手気味のフリー帆走で北上する。WSWに振れて追手帆走になり、1320男鹿半島の戸賀湾に着き、東航して1340戸賀入港。「東日流」が着いていたので、その後ろに着ける。漁協職員も出て来て係留場所を確認した。
 1500自転車を出して戸賀湾を散策する。東岸は砂浜で海水浴場になっている。南端は「水族館GAO」で岩場に建っている。途中には食堂3軒と民宿数軒が点在してい。
 1700夕食はすき焼きと胡瓜のもずく酢。食べ終わった頃、「東日流」の堀内さんが煮物を持って来られたので、酒を持って艇を訪問して一緒にいただく。堀内さんの知人の浜崎の方と一緒に楽しく歓談した。2045就寝。

深浦

727日(月)晴 青森県深浦町/深浦港  戸賀0500~黄金崎~1240深浦 航程47NM
 0425起床。台風は中国山地を東行するようで一安心。0500出港。SW3m/s、波1mで追手機帆走で北上。岸に近すぎたようで定置網が有ったので慌てて沖出しする。1hで入道埼を過ぎ、6h北上して1145波の立つ黄金埼を回って1240深浦入港。先に出港して浜崎港へ行くと言っていた「東日流」も入港した。夕陽公園前に着けたが、フェンスが岸壁ぎりぎりに設置してあるので不便で困った。建前はここは埠頭ではなく公園という事だ。
 1440入浴施設「ゆとり」へ行くと休館。5年前に楽しく飲んだ居酒屋「するが」へ行ってみると開いていたので、一旦船に戻ってシャワーを浴びる。1640「するが」へ行き生ビールを飲む。ここはカウンターに並んだ10数品の料理が\1000で食べ放題。鮪の刺身と焼と煮サザエを出してくれた。観光で来た東京の夫婦が来店して大間のマグロの話が出たら、隣の漁師さんが「ここの鮪も旨いから食べさせてやる。」と言って鮪を取りに行って、1mを越す丸丸とした鮪をさばいて皆に刺身を振舞ってくれた。感謝。結構油が載っていて美味しい。ビールが進み5杯も飲んでしまった。鰻や茄子煮をトッピングしたご飯とつみれ汁で〆る。満腹だ~!支払いは\4000。私が知っている港町の居酒屋で日本一安い店だ。1940船に戻ってバタンQ

不老不死温泉

728日(火)曇時々小雨 深浦港停泊
 どんよりした空だ。堀内さんが観光船の埠頭が使えるので移動すると仰り、私も0540に移動する。
 ここ深浦は北前船の寄港地で船頭が航海の安全を祈って髷を奉納した円覚寺や太宰治の投宿した「旧秋田旅館」がある。10時過ぎに自転車で8km走って黄金埼の「不老不死温泉」\600へ行く。53℃の塩化物強塩泉だが、鉄分が多くて黄色で錆臭がある。名物の波打ち際の露天風呂は時化たら波が入りそうだ。
 130045分掛かって船に戻り冷やし中華の昼食を摂ってお昼寝。1600SMマックスバリューへ行き果物と酒\1911を買って帰り、夕食は豚生姜焼きと堀内さんからいただいたミズのアワビ合えとキンピラ。 
小泊
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29日(水) 中泊町/小泊港  深浦05251320小泊 航程38NM
 0450起床。0525出港。漁師さんに聞いていたので、先ず北に2NM沖出しして定置網をかわして小泊に向かう。WNW3m/s、波0.5mの穏やかな海を針路25°4.8ktで追手気味のフリー帆走。昼前にNNW1m/sと落ちて機走。追い潮がo.5ktある。小泊岬を回り込んで1320小泊入港。少しウロウロすると漁師さんから「ここに泊めろ。」と手招きされて付けたが、奥の遊漁船埠頭の方が波が静かだからあっちが良いだろうと仰るので、正面奥のWCの有る埠頭に着ける。ここにはまだ烏賊船が20数杯居た。
 近くの鮮魚店頭で焼いていた烏賊\200を買ってきてビールを飲む。肉厚だがやや小振りで、今年の烏賊漁は不漁で形も小さいと漁師さんが言っていた通りだ。 1700シャワーを浴びて夕食自炊。明日まで天気が良さそうなので、函館へ行こう。

函館

730日(木)霧 北海道函館市/函館港金森倉庫前埠頭  小泊04501220函館 航程44NM
 0420起床。0450出港。ガスが掛かって視界35NMNEの微風で機走で北へ向かう。竜飛岬周りは鮪漁の多数の漁船が網を仕掛けていたので正解だった。1.5hで竜飛岬沖を過ぎて海峡流を利用する為プロッパーコースより15°北寄りを走る。ENE23m/s、波0.5mで上り機帆走し、追い潮2.5ktある。函館が20°に見えて北上する。ガスが濃くて、残り5NMで函館山が見えてきた。1220函館入港。金森倉庫前の泊地に1240着岸。先着に千葉の「望洋」と室蘭のクラシカル帆船「FUJI」が着いていた。その後小樽の「エトピリカ」と室蘭のボート「どんがめ」が続けて入港した。
 金森倉庫洋物館内のジュエリーショップ「チャートハウスで」で着岸手続きする。相変わらずの人出で観光客がゾロゾロ・ウロウロ。やはりここも中国語がゆき交っている。
 1700タープを張ってシャワーを浴びてから夕食自炊。残り物のウインナーや野菜を適当に炒めて食べた。1830奄美の黒糖焼酎を持参して隣の「エトピリカ」にお邪魔する。堀内さんはパラオで会った葛巻さんのヨットの師匠だそうで、楽しく飲んだ。