武田建築設計室の昨日今日明日

小規模設計事務所はメーカー・デベロッパー・大手設計事務所の協力事務所(下請け)でしか生き残れないのか?

民間から民間への天下りについて

2008-02-05 00:05:38 | きょうの出来事
 民間会社の子会社への民々の天下りについて昨日の朝日新聞の朝刊に意見が載っていました。書いている人が天下りの人なので説得力に少し欠けますが言っていることは筋が通っていて共感出来ましたのでご紹介します。神鋼電機会長は神戸製鋼役員から子会社神鋼電気に天下ってみて、自分も会社のことを何も知らないし社員はやる気が無い。社長や役員は親会社からやってくるし2年か3年で変わってしまう、仕事も親会社が面倒みてくれる・・・これでは社員は前向きな提案が出来る訳が無い。これではモチベーションを上げるのは難しいと書いています。さらにこういった悪循環を断つために天下りは自分で最後にし後任は社内から・・・とも書いてあり実践に移そうとしています。おそらく同じような思いを抱いている人はたくさんいると思います。ただ実際に新聞に載せてここまではっきり意見を言ってくれたことには拍手したいと思います。出来るならば神鋼電気の将来がどうなっていくのか次の代にも公表してほしい。私の仕事も大手住宅会社の子会社からの仕事も多いので他人事ではないのです、お得意さんの会社の雰囲気が活気に満ち溢れていれば私共も元気に仕事ができるのは当然のことです。実際はお得意さんもトップは親会社からの天下りで2年・3年で交代します、一体いつまで続けるのでしょうか???
       

コメント
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