ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No1575 須原隆一(上滝)vs手塚拳二(鉄和京浜川崎)

2010年01月15日 23時00分40秒 | ボクシング
(日本L・フライ級王座決定戦)
 世界を見据える平野公夫(ワタナベ)が返上した王座を、気合十分な1位須原と、元全日本新人王で12戦全勝と絶好調な2位手塚とが争う一戦。

 初回手塚がゆっくりしたリズムでジャブを突き距離をとって様子を伺うがその動きは緊張からか少し固く、そこへ須原の強烈な右フックがテンプルを襲うと手塚は大きく膝を折る、チャンスとみた須原は真っ向から攻め、再度右フックをヒットさせると踏ん張りの効かない手塚は足を滑らせる様にしてダウン、絶好の機会を得た須原が右フックを2発・3発と放ち、改めてテンプルにヒットし同じ様な滑らせ方をする様に2度目、追撃の左右連打を放つ須原のパンチ、一度はスリップした手塚だったが再開後の右フック~左ストレートを浴びると最後迄手塚は踏ん張りが効かぬまま3度目のダウンを喫しフィニッシュ。

 須原がシャープな動きで初回KOを飾り新王者となりましたが、其れを祝うかの如く、後楽園ホールには「須原屋」の大漁旗が大きく大きく振られました。

 (追伸)
 昨年の邦画No.1の呼び声高い「ディア・ドクター」を観ました。
 珠にニュースにもなる無資格医師ですが、そこにかかる患者さんにとっては、案外頗る評判が良いケースが多いんでしょうね。