ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No734 畑山隆則(横浜光)vsラクバ・シン(モンゴル)

2007年03月26日 06時57分50秒 | ボクシング
(WBA世界S・フェザー級タイトルマッチ)
 2度目の防衛戦を迎える畑山の相手は1位でモンゴル初の世界王者を目指すシンとの指名試合だ。
 初回から固くて重いパンチで出て来るシンに畑山はスピーディな動きとリードで対処するが、挑戦者のシャープな右クロスが王者にヒットする。2R畑山は出入りのフットワークも頻繁となりシンのプレスに右のアッパーやストレートで止め様と試みる。
 3R畑山の右ストレートでシンがグラつくと賺さずショート連打でプレスをかける、しかしダウン経験の無い挑戦者は構わずプレスをお返し、両選手共前半より飛ばしてるう~。4Rシン右アッパー~左右ボディフックへ繋げる等馬力の違いが現れてきた、脇を絞った挑戦者に比べて畑山のパンチが外側からなのが気になる。
 5R激しい打ち合いに沸き返る有明コロシアム、プレスに自身を深めたシンは回を追う毎に前に出て畑山の左ガードが空いた瞬間に強烈な1・2を炸裂させると王者痛烈なダウン、カウント9で何とか立ち上がった畑山は虚ろな眼ながら再開に応じるが、重いパンチの集中打で王者反撃出来なくなった所でレフェリーが試合をストップ。
 終了直後の静まり返る有明コロシアムが、この惨劇を物語っていました。
(追伸)
 最近休日はミニシアター系のDVD鑑賞にはまってますが、この週末に見た「ヨコハマ・メリー」「狼少女」の邦画2作品は珠玉の名作でした。
 「いやあ~、映画ってホントに良い者ですねえ~」