ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No508 ”リトル・ハンズ・オブ・ストーン”M・カルバハルvs”エル・ピントソ”M・パストラーナ

2006年07月31日 07時02分08秒 | ボクシング
(IBF世界L・フライ級タイトルマッチ)
 ベテランの域になりつつあるカルバハルの相手は軽量級ながら15戦全勝13KO勝ちを誇るコロンビアンのパストラーナ、このクラスらしからぬ強打戦でKO決着濃厚を予想されたが。
 試合は初回から意外な展開となり王者がストレートで追うと挑戦者はサークリングと出入りを駆使し引っ付けばパンチをまとめる戦法をとる。
 3Rにはパストラーナの強打に膝を揺らしながらロープへ後退する場面もあったが、概ねは予想を裏切るパンチの避けあいに終始。
 そしてお互いスタミナを残したまま最終ラウンドを迎えるが、ここに来てもカルバハルのストレートをパストラーナはサークリングでかわし試合終了。
 オフィシャルも2-1と割れたが、勝ちに徹したパストラーナがスピリットで判定を捥ぎ取り全勝で見事王者となりました。
 強豪同士の一戦でしたが、私はこのVTRを見直す迄こんなカードが行われた事すら忘れていました、カルバハルといえばU・ゴンザレスとの連戦のイメージが余りにも強くその後の戦いは印象に残っていないというのが正直な所でした。