先生もつぶやく、生徒もつぶやく。

横浜市でピアノ教室を主宰しています。レッスン中の面白出来事などを紹介中。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン

2007-05-04 00:03:12 | Weblog
行ってきました!!

3年前から始まり、もはや恒例となりつつある
GW、東京国際フォーラムでの、
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン!

毎回、一人の作曲家にスポットをあて、その作曲家の
作品を、演奏をするクラシックのお祭り。

ひとつの演奏会が1時間くらいと、通常のものよりも
短く、そして安く、なんといっても朝から晩まで
そんな演奏会が行われるので、気軽で楽しい!!

一回目のおととしは、ベートーヴェン。
去年はモーツァルト(残念!これはいけなかった・・・)
そして、今年は「民族の響き」というテーマで
いろんな作曲家の作品が演奏されるという、
3回目ですでに反則技?という感もぬぐえませんが、
テーマからして楽しそうである~~。

ということで、音大時代の友人と行ってきました。

まずはお買い物。

いろいろかわいいグッズが売っていますが、、、


  おおっ、これは・・・!


おととしは、無料のイベントとしてやっていた、
作曲家のアルファべットでかく「へのへのもへじ」が
絵葉書になって販売されているっ!!
うわ~、商業ベースだぁ。。。
私は、絵葉書よりもスタンプがほしかったのだが・・・。
「25人セットで2100円ですから、お得ですよ」と
言われたものの、25人はちょっと多いよ・・・。


そんなショップをまわりつつ、
のだめのマングースと記念写真をとり、
どんなに客が並んで待っていても、マイペースを崩さない
屋台のお兄ちゃんのランチボックス(超うまっ!)を食し、
いざ、演奏会!!



①サンサーンスの「謝肉祭」「ウェディングケーキ」他

まずは、題名の「ウェディングケーキ」が気になって
チケットを取ってしまった演奏会。
ところが、「他」にあたる、七重奏曲が聴いて元気になる
ようなとっても楽しいいい曲でした!
編成が、ヴァイオリン×2、チェロ、ビオラ、コントラバス、
ピアノ、トランペットという、普段では滅多にお目にかからないもので、
聞く前はとても不安でしたが、なかなかどうして。
逆に、ウェディングケーキは、かなり微妙・・・。



②不思議な合唱曲

お目当てのピアノの演奏会のチケットが取れなかったため
時間つぶしも兼ねて、とったチケット。
きっとここで聴かない限り、一生きかないだろうからと
来てみました。
しかし、題名が「ムウヲオアエエユイユエアオウム」って
一体???
しかも、プログラムの解説には「十数分間の不思議ワールド」
「彼の作品のうち世界中でもっとも演奏頻度が高いのはたぶん
今回演奏される曲だ」やら、不安にさせられるような文言が満載。

          が、


いやはや、これもまたよかった~~。

現代曲らしく、演奏してるほうは非常に大変そうでしたが、
ひとの声でここまでできるんだと、新たな発見も。
その他の楽曲も美しいものばかりでしたが
ただ、北欧の言葉なので、一体今何曲目なのかが
さっぱりわからなかったのが残念。



③小山実稚恵のラフマニノフのピアノコンチェルト 3番

ここまで、あたっている演奏でしたが、期待のピアコンは

         ・・・?

やはりホールAは大きすぎるよ・・・。
すごい演奏なのはわかるけど。。。



④ピアノトリオ 23:30終演

一緒にきた友人は、これを聞くと終電に間に合わないため一人で鑑賞。

      なんとど真ん中の前から2列目。

           まん前です。

      取ろうと思ってもなかなか取れません。

曲は、スメタナとドヴォルザーク。
どちらも昔、一度聴いたきりなので久しぶり(というか覚えてない・・・)。
でも胸にこう、迫るものがあって、感動しました。
それぞれの演奏者が、本当に生き生きと、語るように奏でていて。

           素敵でした。

ポップスやジャズのような
グルーブ感というか、楽譜から飛び出しているような
音楽で、ああ、あんなふうに弾きたいな。
と本当に思いました。




          いやあ、いい一日だった・・・。
コメント
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