怒りの鉄拳

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仁義なき戦い(1973)

2006-09-06 10:27:54 | 邦画・仁侠・ヤクザ映画
日本映画史上に燦然と輝く実録ヤクザ映画の金字塔であり、暴力の世界に生きる男達の激しくも熱い青春群像を戦後史を絡めて描いたバイオレンス・アクションの決定版。日本暴力団抗争史上で最も多くの血を流した“広島ヤクザ抗争”を、渦中の人物“美能組”元組長の獄中手記を基に描いた飯干晃一の同名ノンフィクションを原作に、追加取材をした笠森和夫が脚本化し、深作欣二の監督で映画化された。手持ちカメラの多用が迫力ある映像を生み出し、テーマ曲をはじめとする津島利章の音楽が緊張感を高めている。男性映画の東映、男優陣が魅力たっぷり、非の打ち所のない傑作中の傑作だ。
(あらすじ)
終戦直後の呉。復員後遊び人の群れに身を投じていた広能昌三は、その度胸と気っぷの良さが山守組々長・山守義雄の目にとまり、山守組の身内となった。当時の呉には土居組、上田組など四つの主要な組があったが、山守組はまだ微々たる勢力にしかすぎなかった。そこで山守は上田組と手を結ぶことに成功し、当面の敵、土居組との抗争に全力を注ぐ。その土居組では組長の土居清と若頭・若杉が仲が悪く、事あるごとに対立し、とうとう若杉は破門されてしまった。そして、若杉は以前からの知り合いである広能を通じて山守組へと接近していった。若杉の山守組加入で、土居殺害の計画は一気に運ばれた。広能は土居殺害を名乗り出た若杉を押し止どめ、自ら土居を襲撃し、暗殺に成功したが…。上映時間 99分
監督 深作欣二
原作 飯干晃一
脚本 笠原和夫
音楽 津島利章
出演もしくは声の出演 菅原文太 、松方弘樹 、田中邦衛 、中村英子 、渡瀬恒彦
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-完全燃焼!


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