怒りの鉄拳

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<里谷多英選手>「相手男性」とコーチ MDNに事件語る

2005-03-17 14:51:40 | 社会・NEWS
まぁ、文春の記事の真偽はともかく、深夜のクラブで酔っていた事と、やりタイ盛りの金髪イケメンとVIPルームに無断で入っていた事は事実な訳だし、やってしまったことは大きかったね、こんなことで才能あるプレーヤーが消えていくのは痛々しいが、これも身から出た錆び

 フリースタイルスキー・モーグルの長野五輪金メダリスト、里谷多英選手(28)=フジテレビ=が先月、東京・六本木のクラブで騒ぎを起こしたとされる事件で、当日、里谷選手と一緒にいたカナダ人男性と、里谷選手を世話しているコーチのスティーブン・フィアリング氏が、毎日デイリーニューズ(MDN)の独占インタビューに答えた。『週刊文春』は里谷選手が店内でカナダ人男性といかがわしい行為に及んだうえ、注意されて暴れだした、と伝えているが、男性は「完全に間違っている」と全面的に否定したうえで、店側から暴力をふるわれたと訴えた。【ライアン・コネル】
 取材に応じたのは20代半ばのカナダ人スキー選手。現在、フィンランドでスキーのW杯に出場しているため、プレーに影響を与えたくないとして、匿名を条件に電話インタビューに応じた。男性は、里谷選手と2月8日未明、六本木のクラブ「911(ナインワンワン)」でみだらな行為をしたという報道を「完全に間違っている」と否定した。
 『週刊文春』(3月10日号)の「泥酔公然ワイセツ事件」の記事に「ブロンドの短髪ツンツンヘアのイケメン」と形容された、このカナダ人スキー選手によると、クラブに入店したのは午前1時ごろ。フィアリング氏と3人で2時間程度過ごした。その後、里谷選手と男性は奥の静かな部屋に移動し、話を2、3分したという。ところがそこはVIPルームだったため、現われたオーナーという黒人男性が「許可なしで入るな」と怒りだした。カナダ人は突然、後ろから殴られ、テーブルに倒れこんだ。テーブルは壊れ、「一瞬意識がなくなった」という。
 そこへ、店のガードマンの黒人男性があわてて入ってきた。オーナー、ガードマンとも身長180センチ以上の体格のよい大男だという。里谷選手は2人に日本語で怒鳴り始めたが、ガードマンは、身長166センチ、体重52キロの里谷選手の顔をたたき、里谷選手は蹴り返そうとした。カナダ人男性は「里谷選手を助けようとしたが顔を2回殴られたので、コーチを呼びにVIPルームを出た」と話している。
 男性によると、里谷選手は唇の上と口の中を血が出るくらい殴られた。男性は里谷選手とガードマンを傷害容疑で告訴した、としている。現在、ガードマンは日本を出国しているという。
 里谷選手の代理人、八代英輝弁護士はMDNに「里谷選手にとって最も重要なことは、06年のトリノ冬季五輪への出場資格を得ること。事件をどのように乗り切るか、慎重に考えている」と話す。
 クラブ「911」のマネージャー、イリーナ・パナシュク氏は事件について「ノーコメント」としているほか、所轄の警視庁麻布署も取材に応じなかった。
 コーチのフィアリング氏はMDNに対し、里谷選手とカナダ人男性は店内で踊って、少し酒を飲んでいたが、里谷選手は「落ち着いて」おり、『週刊文春』の記事にあったように、乱れて飲んではいなかったと話す。さらに、「これまでの報道はウソばかり」と批判した。
 フィアリング氏によると、VIPルームに入ったとき、里谷選手はソファの間に押し込められ、ガードマンが上に立っていた。「ガードマンは左手で彼女をおさえ、パンチか平手打ちかは分からなかったが、右手で彼女を殴った。攻撃的でひどい殴り方だった。彼は彼女に苦痛を与えたがっているようだった」と話す。
 騒ぎで警察官が駆けつけて来るとオーナーは、里谷選手たちにも聞こえるような大声で「里谷選手がVIPルームでセックスをしていた」と警察官に話した。
 フィアリング氏は「私は里谷が14歳のころから知っている。危機に陥ったとき、どう対応するかを見てきた。彼女は、その発言に対して怒り、オーナーに猛烈に抗議した」と話している。
 里谷側、店側とも近くの麻布署に連行され聴取を受けたが、逮捕されることもなく釈放された。
 事件が報道されて以来、日本のメディアは里谷選手に厳しく、里谷選手はフジテレビに5日間の謹慎を命じられ、スキーワールドカップ日本代表から外された。
(毎日新聞) - 3月17日11時35分更新

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