文科省に対する監督指導の要請行動について ②
前回は、文科省に提出しました監督指導の要請文書に列記しました理事長を初めとする大学執行部による不適切な事項は理事長の横領容疑を含めて合計26項目に及びましたとお伝えしました。
今回からは、この不適切事項につきまして、その実態を順次綴って参ります。
( 理事長、並びに大学執行部の不適切な行為 )
この列挙事項の中には、既述してきました刑事事件関連の事案も含まれていますが、今回の報告事案は、捜査当局に提起するものではありませんので、文科省とも協議を行い、列記します事案は刑事法上の時効成立期間は考慮していないことを付記いたします。従いまして、この報告書に列記しました理事長に関する不適切事項は、現理事長が理事長に就任した平成16年前後に遡り学内で惹起した事案も記述しております。
次に、この列挙事項に関しましては内容が煩瑣に過ぎますので、文科省に対する正規の内容説明部分を割愛し、理事長の不適切極まる事項とコメントのみを登載することをお断りしておきます。
〇理事長が法人、並びに大学運営を私物化
学校法人城西大学は過去四十年近くに亘り水田清子、宗子の親子二代によって法人、並びに大学が私物化され、法人の財政基盤も危うくなり、更に大学の教育研究の資質が甚だしく劣化している。現職理事は水田家に近い関係者だけで固められ構成されており理事長一人に独占された理事会が過去40年近くに亘って継続している。
〇ほとんど開かれない理事会
理事会は、理事会規定で毎月開催することになっているが、実際には三月の予算理事会、五月の決算理事会が開かれる程度である。
〇理事会に代わる非公式な常務会の設置
本来理事会での決議が義務づけられている重要な審議事項は、学内に設置された理事長と少数の側近による非公式な常務会という会議で大学全体に関わる重要な案件が全て決められている。この会議は理事会を形骸化させ、理事長が大学をワンマン経営し、大学を私物化するために機能しいている。
〇大学は理事長一人が独断的に運営
大学経営は理事長一人の恣意と独断によって行われており、大学のガバナンスを担う常務理事、学長、学部長や事務局トップの人達は、常に理事長の機嫌を伺い余計なことを云わず、唯々、理事長に面従腹背して忍従している。
〇理事長は学内の意見を恒常的に無視
理事長の大学現場に対する対応は常に一方的で学内の総意は全く無視され、学内には民主的ルールが皆無に等しい状態です。教授会で協議された案件も事務局からの要望も悉く理事長一人の判断で片付けられ全面的に牛耳られている。
〇理事長が学内各所にスパイ配置
教授会でも事務局会議でも同様に会議で話し合われたことは発言者も含めて、即日理事長の元へ通報されている。従って、学内の会議では誰も本音で口を開かず、常に理事長からのトップダウンに黙って従っている。
〇学内からの学長公選規程制定要望を無視
他の大学では既に当たり前の学長公選制度も城西大学では長い間に亘って各教授会から強い要望が出されているが、未だ理事長の承認が得られないままである。
〇学部長選出規定の無視
学部長選出規定は存在しているが、これは有名無実であり選挙の結果は理事長により黙過され理事長の思い通りに動く者が常に理事長によって学部長に任命されている。
過去、選挙で一票も取れなかった者が理事長によって学部長に任命されたことがある。
以下、引き続き理事長、並びに大学執行部の不適切な行為を綴って参ります。
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