老兵は死なず

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251 野党国会議員から文科省との交渉経過を聞く ②

2020-06-28 15:06:55 | 日記
前回のブログでは国会議員と文科省サイドとの交渉経過を綴りました。今回はこの交渉経過の後半の部分について綴ります。

④(議員)城西大学では未だ理事長空席の状態が続いており、また、先ほどは理事長がワンマンであるという発言があったが、大学経営を巡り、学内の混乱が続いていると聞いている。学内からは理事長と一心同体の理事が後任の理事長になるようなことになると混乱が引き続き続くと聞いており、文科省として混乱を収拾するように出来ないのか。

※(文科省)大学の自治から人事に口出しは出来ない。城西大学については、理事長派と反理事長派の内部争いがあるのは聞いているが、幸い今のところ保護者や学生を巻き込むような混乱は起きていない。今後もそのようなことにならないようには注視していきたい。

(註1)この文科省が指摘する 「理事長と一心同体の理事が後任の理事長になるようなことになると混乱が引き続き続く」 という発言は下記の学内事情に基づくものです。

〇学内では理事長の後任者について森本雍憲理事が噂されていることから当方は直ちに下記のような行動を実施いたしました。

(1)小野理事に対し下記の書面を送り森本理事が後任理事長に就任することがないよう配慮を求めました。

平成29年2月4日
学校法人城西大学理事長代理 小野 元之 先生
城西大学の未来を考える会

上申書(文章は要点のみを抜粋しその余は省略しました)

                
前理事長辞任後に様々な問題が噴出しており学内の状況は文字通り不安と焦燥感、危機感で揺れ動いております。その原因は前理事長の辞任直後から今に至るまで後任理事長は森本理事であろうとの憶測が学内に広く浸透し多くの教職員がそうした噂に眉を潜め辟易といたしております。

この噂が真実であるかどうかは勿論定かではありませんが、多くの人々の間では同理事自身が後任理事長は自分だと云ったという事実は全く無いとしても、そうした噂が広まる理由は同理事の側近の人達が同理事の言動からそのような雰囲気を敏感に感じ取り、その話が薬学部内では勿論のこと他学部や事務局にも自然に広まってしまっていると考えております。

そして、こうした話が学内に広がるにつれて多くの教職員達の間では「前理事長が大学を私物化し今度は森本理事が薬学部私物化から大学までも私物化をするのでしょうか、一難去ってまた一難ですね」という話しがしきりに交わされるようになっており学内の状況は正に異常な状態になりつつあります。
こうした話しの背景には森本理事が薬学部長、学長、常務理事という役職にある時期に同理事が如何にして前理事長に擦り寄り面従腹背の限りを尽くして理事長という虎の威を借り学内で張り子の権威を轟かせてきたかという実像を学内の多くの教職員が嫌というほど見せつけられてきたという経緯があります。

このことに関して申し上げますと城西大学では平成8年以来、川面博司・田中昭・森本雍憲・白幡晶と4代20年余に亘り学長が全て薬学部の出身者であるという異常な経過が続いています。この件につきましては学内の他学部からは長い間にわたって不満の声が続出していることは云うまでもありません。
今回も杉林常務理事がJIUの学長に就任するとの話しが学内に伝わりますと、学内では森本理事長に白幡学長、これでは両方の大学が薬学部メンバーに占拠されてしまうという悲鳴に似た声が聞こえております。

学内では万が一森本理事が理事長に就任した場合は前述しましたように薬学部に対する他学部の永年に亘る鬱積が一挙に暴発し学内の秩序全般は悉く崩壊してしまうであろうとの見方が一般的であります。
云うまでもなく大学も人と人との絆で成り立っているわけであり全学的に拒絶反応が集中している森本理事長では大学の存立は危うく学内が混乱を来すことは想像に難くありません。

特に、大学の事務を担当する事務職員の間では、もしも森本理事長が現実のものとなりますと事務局全体も同理事長の圧政下におかれ毎日怯えるようにして働くのかという思いで充満しています。既にそうした大学になるのなら大学を辞職したいとの思いを語る管理職が複数人いることを承知いたしております。

小野先生におかれましては、こうした実態を御理解下さいまして今後の大学の進むべき道を示して頂きたく敢えて仏に説法を唱える非礼をご寛恕下さい。

(2)小野理事宛に本書面送付した後、当方は文科省に対しても下記のような上申書を提出しましたので追記いたします。

平成29年2月15日
文部科学省高等教育局 私学部参事官付学校法人調査官 殿
城西大学改革推進委員会代表
城西大学の未来を考える会有志

上申書(文章は要点のみを抜粋しその余は省略しました)

昨年10月14日に御省は城西大学に対し理事長の不適切な法人並びに設置する大学運営を糾すことに先だって厳しい学内調査を実施されました。その結果、御省は同理事長が如何に法人・大学運営に妥当性を欠いた対処をしているかという実態を厳格に調査し同理事長を厳しく指弾されました。

そうした御省の行政指導を受けまして大学は同年11月30日に緊急の理事会を開催し小野元之理事の指導の下で同理事長の辞任を議題として審議し最終的に同理事長が理事長の職を辞するという決議をいたしました。

しかしながら、その後の学内状況は突然のようにして過去に於いて薬学部長、学長、常務理事という要職を歴任した森本雍憲理事が後任の理事長に就任するという噂が学内に飛び交い、多くの教職員は余りに唐突な事実に戸惑いと不安
を隠しきれず学内は文字通り騒然といたしております。

こうした学内の混乱した状況に対して、学内では多くの教職員が後任の理事長に森本理事が就任することは断固として反対でありますことから、この森本理事長の就任を阻止するための活動が日増しに激化いたしております。

この間の学内の経過は別添いたしました当方が小野理事長代理宛に提出しました書面・資料等に記載したとおりであり、森本理事の理事長への就任阻止は正に学内の総意であります。

特に、平成23年に水田前理事長が学内有志から業務上横領容疑の罪で警視庁に刑事告発されその捜査が始まるや前理事長の横領行為を承知の上で告発に関わった多くの教職員に対し同前理事長の犯罪行為を隠蔽する目的の下に陰湿ともいえる熾烈な弾圧行為を森本学長(当時)が率先して強行したということから同理事が学内から猛反発を受けるに至っているという経緯があります。

さらに、この他にも同理事に関しましては前掲の小野理事長代理宛の書面に記載しておりますとおり、学内では誰もが知っている不埒極まる行為が数多く認められており、こうした経緯から同理事は正に鉄面皮そのものだとし後任理事長など問題外だとする学内からの拒絶反応は止まることがありません。

こうした事情から、当方としましては突然のように臨時理事会が開催され森本理事が後任理事長に選任されるなどという不測の事態を畏れ急遽、御庁に緊急避難的手段としまして御相談を申し上げた次第であります。

本来は学内問題であります学内紛争をこのようにして御庁に申し上げることの非礼を十分承知いたしておりますが何卒ご寛恕を賜り御指導御教示下さいますよう上申いたします。

以 上


次回のブログも引き続きまして当方と理事会(小野理事)間の交渉の経過について綴ってまいります。



250 野党国会議員から文科省との交渉経過を聞く ①

2020-06-22 18:43:45 | 日記
前回ブログでは混迷を深めている城西大学の実状を野党国会議員に説明をして文科省への善処方の指導をお願いした経過について綴りました。

この当方から同議員に対する要請は当方が想定していたよりも早く議員と文科省サイドとの接触が実現され同議員から文科省との接触の経過について下記のとおり双方間のやり取りを具体的に文書に纏めた回答が報告書という形で当方宛に届けられましたのでその内容について綴ります。

〇当方が同議員を議員会館に訪ねた日時が3月2日、議員は直ちに翌日の3日に文科省の高等教育局私学部の参事官と参事官付学校法人経営指導室の学校法人調査官を議員会館に呼び出して当方からの要請に基づいて次のような説明をされ文科省からの回答を得てくれました。

①(議員)文科省は昨年10月に城西大学に対する調査を実施したと聞いているがその調査の経緯を説明願いたい。

※(文科省)調査は学校法人運営調査であり私立学校法に基づくものではない。学校法人運営調査は経営状態の良好でない法人や10年以上調査を受けていない法人から毎年50法人を選んで弁護士、公認会計士等からなる調査委員によって行われている。城西大学については10年以上調査を受けていなかったことと財務状況がよくないことから対象となった。

(註1)この文科省の説明の中で城西大学の財務状況がよくないことが指摘されていますが、この発言は城西大学の未来を考える会が再三に亘り文科省に対し理事会が独断と偏見に基づいた恣意的な経営状況を連綿として行っているという事実を訴え続けてきたことによる的確な対応であると受け止めております。

(註2)文科省が大学の財務状況がよくないと指摘する根拠は当方が理事長を大学の公金横領容疑で警視庁に刑事告発した事実、その理事長の不正会計関与という事実に着目したということは十分に理解いたしております。

②(議員)文科省のこのような指摘は学内からの内部通報や学外からの指摘が調査の端緒となったのか。

※(文科省)基本的には関係ないが、城西大学については理事長がワンマンであること、横領事件があったこと等も文科省として聞いており、それも踏まえて調査を行った。

(註1)この文科省の理事長がワンマンであるという指摘は当方が平成26年4月に文部省高等教育局私学部に対し城西大学(理事長・理事役員)は諸法令、寄付行為に違反し、その法人運営が著しく適正を欠いているという事実を報告したことが下敷きになっていると理解しております。

(註2)理事長が法人・並びに大学運営を私物化していることにつきましては大学が過去30年余に亘り水田清子・水田宗子の親子二代によって法人運営が完全に私物化され経営する大学の教育研究活動への支障が甚だしく、法人の財産にも重大な損害が生じている事実も文科省に報告いたしております。

(註3)この間の事情につきましては現職理事が水田家に近い関係者の集団であること、理事会は11名の理事の内、大正製薬(株)社長の上原明理事を除き他の理事は全て水田家に近しい関係者で固められている事実も報告しました。
更に、こうした理事会では理事全員が理事長に忖度して理事長の違法行為について誰一人として理事長を諫めることも出来ず見て見ぬ振りをするという黙過を続けるという不幸な経過が継続してきたということを再三に亘り指摘し続け理事長の不正行為は理事会全体の組織的犯罪なのではないのかとまで指弾してまいりました。

(註4)文科省が学内で横領事件があったことについても触れておりますが、この横領事件につきましては学内関係者が水田理事長を業務上横領罪の容疑で警視庁に刑事告発した一件を当方は随時文科省に対し経過説明してきました。

(註5)当方は文科省に対して理事長を学内関係者が刑事告発した経過をその都度詳しく報告してきましたが、文科省は我々に対し常に文科省は捜査機関ではなく捜査も出来ないし逮捕も出来ない直接理事長の罪を糾す立場ではないとの態度を示し続けたこと。更に理事長の罪が確定した場合にはその段階で理事長の職を解く用意があるとの姿勢を取り続けていたことを追記いたします。

③文科省の調査結果について説明願いたい。調査の後、昨年11月に理事長が辞任しているが文科省から理事長の資質に問題がある等の指摘を行ったのか。

※ (文科省)個別の調査結果については詳細に申し上げられないが必要な教員数が確保できていない、定員割れが著しいなどの点を指摘した。
理事長の適否は正に人事そのものの話しであり大学の自治に関わることなので文科省から良いとか悪いとかは言えない。理事長が退任したことは聞いているが、高齢とも50周年事業を終えたためと承知している。

(註)こうした文科省の態度は一件尤もらしく聞こえますが当方としましては文科省の言い分が余りにも優等生的な回答であるとの印象を拭い去ることが出来ないとの受け止め方をしていることを追記いたしておきます。


次回のブログでも今回の国会議員と文科省サイドとの交渉結果の模様について引き続き綴ってまいります。



249 城西大学問題を野党国会議員に相談する

2020-06-18 12:36:49 | 日記
前回ブログでは小野理事に対する当方の接触に対し小野理事(理事会)がどのような反応を示したのかという経過、更に城西大学の未来を考える会の代表者が混迷を深めている学内状況を文科省に説明し善処方の対応を依頼するための陳情を行ったことについて綴りました。

今回のブログでは平成28年11月に前理事長が理事長職を退かれた後の平成29年に至るまでの約3ケ月間に城西大学の未来を考える会は新しく様変わりした理事会に対し新しい大学作りに際し当方の意向も十分に聴取して貰いたいと再三に亘って要望を提示し続けてきましたが現在に至っても未だ理事会側から具体的な回答が得られていないことからこの窮状を打開したいとの思いから止む無く野党の国会議員に本件を相談することにした経過を綴ります。

当方が城西大学の諸問題を野党国会議員に相談したいとの思いで具体的行動を起こした契機は当時の国会が森友学園騒動で紛糾している状況を踏まえ本学も同学園似たり寄ったりの問題を抱えているとの認識に基づいたものでした。

〇平成29年3月2日に城西大学の未来を考える会の代表者が前記の森友学園騒動で安倍政権を激しく追及している急先鋒の野党国会議員を議員会館に尋ねることとなりました。同議員との接触に際しては下記の陳情書を提示して補足説明をいたしました。

(陳情書の概略)

①城西大学の教職員有志が平成18年10月に当時の水田宗子理事長に対して業務上横領容疑で警視庁に刑事告発をしました。本件は長い間の紆余曲折を経て結果的に前理事長サイドの謀略とも云える政治力を駆使した隠蔽捜査が効を奏して平成28年8月30日に地検が本件を不起訴処分とし更に28年10月28日には検察審査会も当方の提訴を否定するという最悪な結果となりました。

②こうした結果を踏まえて理事会は平成28年11月30日の理事会で水田理事長を解職させるという非常措置を講じました。

③このようにして同理事長は理事長の職を降り学内は安堵をいたしましたが、昨年の末から現在に至るまで後任の理事長選任が難航し理事長不在が3ヶ月間にも及び学内は不安と危機感で混沌といたしております。

④当方からは後任の理事長候補者を理事会に推薦しておりますが全く音沙汰がありません。後任理事長を選任できない第一の理由は城西大学で薬学部長、学長を務めた森本雍憲理事(現在)が後任の理事長に異常な意欲を示していることにあります。

⑤この森本理事は学内では長年に亘って前理事長の側近でイエスマンの代表者であり学内では理事長の威光をバックにして理事会はおろか学内を独占してきたという過去があり同理事に対する怨嗟の声は止まることがありません。
同理事に対する学内からの非難の声は、日常的に見られる教職員に対する明らかなパワハラ行為、教え子の女子学生とのセクハラ、学内のルールを無視した公金の不正使用などがあり同理事が理事長などは真っ平だとの声が日増しに高まっております。

⑥このような状況の中、学内は森本理事の新理事長就任は絶対に阻止するとの
行動が日増しに強くなり学内は騒然とした日々を送っております。
このことにつきましては文科省参事官室にも幾度となく学内調整を御願いいたしておりますが一向に学内は改善されず現在に至ったままであります。

⑦最期に、このような学内の人事問題につきましてご支援を御願いすることの筋違いは重々承知をいたしておりますが、学内が唯一不安と危機感を拭い去ることが出来ない理由は、ある日突如として森本理事が緊急の臨時理事会を招集して自らを理事長に選任する決議を強行してしまわないかとの一点にあります。

(最期に)

城西大学の未来を考える会はこのような事態を憂慮した末に前述しましたように平成29年2月15日に文科省担当部局に出向いて善処方を上申しましたが反応が鈍く全く期待外れに終わりました。こうした学内の窮状をご賢察賜りまして文科省に対する指導方の御助力のほどを宜しく御願い申し上げます。

〇こうした学内の逼迫した状況を御説明させて頂きましたが、学内にはこの他にも森友学園の校地購入に関わる国有地払い下げの不正疑惑と全く同様な事態が起こっておりますので次のように御報告いたします。


( 国有財産払い下げに関する報告書 )

学校法人城西大学は本部を東京都・紀尾井町に置く法人であり設置する大学は埼玉県坂戸市に総合大学と短大、千葉県東金市には姉妹校の総合大学があり、都合3大学を有しています。
この度、国会におきまして国有地払い下げに関する議論が活発に展開されておりますが、当大学におきましても下記の国有地払い下げに関しまして様々な問題がありましたので御報告いたします。

国有地の所在 : 東京都千代田区紀尾井町3番105( 地番 )
国有地の地積 : 1533、08㎡ ( 約 465坪 )
払い下げ価格 : 11億5千600余万円
土地利用目的 : 法人本部棟並びに校舎棟の建設
所有権の移転 : 平成15年6月12日
校舎等の建設 : 平成17年 秋

平成18年4月に当時の水田宗子理事長に対し学内有志が結束して同理事長の大学公金着服を弾劾し警視庁捜査二課に同理事長に対する業務上横領の刑事告発をいたしました。

その後、この刑事告発に関し学内で同理事の不正行為を調査する段階で本件国有地の払い下げに関わる疑惑が浮上し下記のような事実が判明しました。

① 大学の年度末収支決算報告書では当該土地の購入額が12億7千万と記載
されていましたが、国から大学への土地所有権移転登記に関する登記簿謄本では大学が国に支払った金額は11億5千600余万円と明記されていました。
② この差額1億1千400万円につきまして下記の調査を実施しました。
③ 本件の国有地払い下げに関与した学内の施設担当管理職に問い質しますと、
この差額は国有地払い下げの実務を委託した業者にコンサルタント料として支払ったものだとの説明を受けました。
④ しかしながら、このコンサルタント料は常識的に考えて余りにも高額である
ことから次の様な調査を続行しました。
⑤ 平成19年1月16日に旧大蔵省理財局に出向き淸水伸久国有財産管理専
門官と河野邦久理財局国有財産業務課長と面談し本件国有財産払い下げに関する疑惑を質しました。ところが具体的な案件については詳細を説明できないので上野にある関東財務局を尋ねて貰いたいとの指示を受け同局に出向きました。
⑥ 同局では阿部秀雄統括国有財産管理官と面談し次の事実が判明しました。
⑦ 今回の国有地払い下げに関しては払い下げ価格が余りにも廉価であり、当方
が銀行関係の者に聞いたところ当該土地の相場は概ね25億円程であろうと聞いているが、と云いますと、同管理官から教育機関への払い下げは減額されるとの回答がありました。
⑧そこで減額の幅も大きく土地総額も相場の半額以下とは信じられない、これは大学の理事に元大蔵事務次官の長岡實・松下康雄、更に柳沢伯夫、又当該土地が法務省司法研修所の跡地であること、柳瀬隆次理事が同研修所の所長を歴任していた事実を説明し、こうした人達からの圧力があったのかと質したところ、同管理官からは「自分の立場では何ら回答できない」との話がありました。
⑨ 前述しました業者のコンサルタント料について質しますと、同管理官から
国有地の払い下げに関しては国と購入者二者間の関係であり業者が介入するということは一切無い、何かの勘違いでしょうとの回答がありました。
⑩ このような事実関係が確認できましたので、この件を武富法人局長に糾し
ますと、同局長からは「その金は私が理事長から頂戴しました」という訳の分からない恍けた回答があり関係者は呆気にとられました。
(こうした局長からの回答で金は理事長に渡ったものだと理解しています)

このように見てまいりますと国有地の払い下げに関わる外圧は政治家だけではなく元高級官僚も関わっているという事実が明白であります。

(追記)
本件につきましては当方が前理事長を弾劾していた最中に大学が国有地を払い下げする時点で不正行為があったという事実をメディアに情報提供するという話題が出た折に自民党筋に親交のある者から本件が明るみに出ると安倍政権にとっては大きな打撃となるので遠慮願いたいとの話があり急遽情報発信を取りやめたという経緯がありましたので追記いたしておきます。

以 上


次回のブログでは今回の野党議員に依頼した件につきまして同議員から本件について文部省幹部と接触した調査結果について報告を頂きましたのでその内容について綴ります。




248 小野理事への協議要請と文科省への陳情

2020-06-13 14:58:12 | 日記
前回のブログでは城西大学坂戸キャンパスの会計課長が当方に対して前理事長の大学公金横領の実状について率直な印象を語ってくれたこと、さらに本件に関しては理事会のメンバーである理事各位にも相応の法的責任があると言及し、加えて当方が長い間に亘って前理事長を弾劾してきたことは本来理事会が果たすべき責務を当方が理事会に代わって対応したということであり、この当方の行為は法律上の事務管理行為であると言及し最期に本件に関する当方の行動を正確にまとめた資料を小野理事に提出したと綴りました。

更に追記しますと2月4日に小野理事に城西大学の未来を考える会の設立経過及び活動状況を記した資料(城西大学の未来を考える会活動一覧表)を送付し当方が大学改革に向けて如何に対応しているかという事実を報告したとも綴りました

今回のブログではこうした小野理事に対する当方の対応に対し小野理事(理事会)がどのような反応を示したかという経過、更に城西大学の未来を考える会の代表者が混乱を来している学内状況を文科省に陳情し善処方の対応を依頼するための陳情を行ったことについて綴ります。

〇平成29年2月11日に当方の教員が小野理事の秘書に電話連絡して早急に小野理事との面談をお願いしたいと伝えたところ同秘書から次のような回答がありました。

※小野理事は多忙であるので森本理事が当方との面談に対応する方向で検討している、面談の時期は2月中旬前後を予定している。

※この当方との面談の件は結局のところ理事会サイドから何らの説明も示されないまま最終的に実現されることはありませんでした。

〇2月15日に城西大学の未来を考える会の教員代表4名と事務局代表の3名、都合7名が学内事情を説明するため文科省の高等教育局私学部を訪問しました。
文科省側からは学校法人経営指導室の学校法人経営指導官と経営指導第一係長の2名が対応してくれました

※当方からは昨年11月に前理事長が辞任した後今以て新理事長が選任されていないという実状を説明し更に大学問題解決の為に努力を重ねている城西大学の未来を考える会が理事会に対し新しい大学作りに向けて理事会と協議したい旨を申し入れているが一向に協議の機会を実現出来ない等々を説明しました。

※協議に先立ち今現在城西大学が如何なる問題を抱えているかという視点から纏めた諸資料を提出いたしました。

※文科省側からは当方の主張は理解できるが文科省としては特定の大学に対し具体的な理事役員人事に介入することは出来ない旨の回答がありました。

※但し、文科省サイドから当方側に対し引き続き大学問題について当方側からの協議申し入れに対し引き続いて応ずる旨の意向が示されました。

〇2月17日に昨年10月14日に文科省が城西大学に対して実施した監査結果の概略が次のとおり学内に公表されました。

※平成28年度大学等設置に関わる寄付行為(変更)認可後の財政状況及び施設等整備状況の調査に関する意見

※未整備の規程を整備すること(公益通報に関する規程、入学者選抜規程)

(註1)公益通報に関する規程を整備すべしという文科省の指摘は当方が大学の公金を横領した前理事長に対して刑事告発を実行したことに依拠するものであり、この告発行為を行った学内関係者の勇気ある行動が前理事長の不正事実実態を暴き内部告発に連なったという事実を意識した上での指摘であると認識しております。

(註2)しかしながら前述した内部告発者、刑事告発に加わった数多くの教職員が理事会サイドから熾烈なパワハラ行為を受けたという事実について同省が直接触れなかったことは真に残念なことではありますが、これは換言しますと城西大学は前もって理事会役員の不正行為を学内関係者が内部告発出来る権利を学内規程で明確に定めるべきだという指弾をしてくれたものであると前向きに受け止めております。

※代表権の登記が遅延して行われていたことから、今後は法令の規定に基づき所定の期日までに行うこと。

※今後の定員充足の在り方について検討し、定員未充足の改善に取り組むこと。

〇この文科省から示された監査結果の概略は余りにも簡略すぎて理解に苦しみましたので後日、野党の国会議員に文科省に監査の実態について問い糾して貰いたい旨の要請をいたしました。

(この件は後述するブログで綴ってまいります)

〇2月20日に当方の教員3名が森本常務理事、白幡城西大学学長、杉林城西国際大学学長と面談を行いました。

※当方から新しい理事長の選任について質しましたが具体的な説明は何らありませんでした。

※新理事長は森本常務理事であるとの噂が学内にあることから当方は本人には理事長になる資格は全く無いとの判断に基づき断固として本件を認めない拒絶する旨の書面を理事会に送付しているが承知しているかと質しても全く無反応で呆れかえりました。

※前項の件について森本常務理事が理事長に不向きである理由は本人に数多くのスキャンダルがあることだと指摘しても白幡学長はまったく何も知らないことだと云っており唖然としました。

※引き続いて3名に城西大学の将来構想に問い糾しましたが結果は優等生回答に止まり現職の常務理事、学長としての回答は全く無い状態で呆れかえる始末でした。

(3名に対しては城西大学の未来を考える会の大学改革の歩み資料、文科省に対する大学改革に関する陳情書、小野理事に対する当方からの送付文書等々の資料を渡しました)


次回のブログでは既述しました城西大学の未来を考える会が本件について野党の国会議員と面談をしたという経過について綴ります。



247 小野理事と当方間との協議 ②

2020-06-04 14:30:19 | 日記
前回のブログでは城西大学の未来を考える会が城西大学坂戸キャンパスに常駐している常務理事や他の理事に対して新しい大学作りについて意見交換をしたいとの趣旨から協議の機会を企てましたが結果的には先方が呆気なく理由も示さないままに逃げ回ってしまったという結末について綴りました。

さらには小野理事に対し前理事長を弾劾した多くの教職員が理事会サイドによって熾烈なパワハラ行為を断行されたという事実を網羅した書面を送付しましたことについても触れました。

今回も又、引き続いて当方と小野理事(理事会)との交渉の経過並びに学内の様々な状況について順次綴ってまいります。

〇平成29年1月19日に城西大学坂戸キャンパスの会計課長が当方の関係者に対して次のような貴重な情報を語ってくれました。

① 今回の前理事長が犯した大学の公金横領という一連のドタバタ事件は偏に前理事長の大学私物化による公私混同から引き起こしたものである。

② しかしながら本件が惹起された背景には前理事長が公然として違法行為を為しえた理由として前理事長の側近である武富法人局長の関与を否定することが出来ない。前理事長が長い間に亘って大学の公金を横領していた事実を多くの学内関係者(特に会計担当の現場)が認知していたにも拘わらず武富局長は唯々ひらすら前理事長の不正を隠蔽し学内関係者が本件に関与できないような環境作り(学内にスパイともいえる監視体制を構築)を徹底して断行した。

③ 平成28年10月に実施された文科省による調査は想像以上に厳しく現場に身を置く者として同省が指摘する会計上の不適切な状況を聞くにつけ説明する手立ても無く唯々恥ずかしく赤面のいたりであったと記憶しています。
文科省担当者は前理事長が関わった不正会計の事実について伝票類は勿論のこと帳簿類につきましても徹底した調査を行い不正事実の解明に努めました。

④こうしたことから私自身は3月をもって自らの意志で退職するつもりです。

(註1)この前理事長と同法人局長との関係については当方が前理事長の不正行為を弾劾する過程で再三にわたり繰り返して指弾してきたことであり、換言すると同局長が前理事長に対して自らの保身から善悪を問わず忖度することに徹した結果が今回の前理事長の大学公金横領に繫がったと理解しています。

(註2)こうした文科省の態度は遡って考えますと当方が大学問題解決に向けて前理事長の不正行為等を含む学内の諸事情を再三にわたって文科省担当部局に資料提出、文科省に赴いて事情説明等したことを下敷きにして学内調査に望んだものと受け止めております。

(なお、この当方と文科省との折衝経過につきましては稿を改めまして後日のブログで綴ってまいります)

(註3)このような状況については小野理事自身も武富法人局長の存在を厳しく断罪しており、城西大学には自衛官出身者が多すぎるとまで指摘していることを追記しておきます。
このことにつきましては小野理事が中心となって前理事長を理事会から外した際に武富法人局長を罷免したことからも頷けます。

(註4)このことに関連し小野理事はこうした前理事長の不適切な大学経営について法人局長はもとより多くの理事までもが前理事長に対して何も言えずに言いなりになっていたと反省の弁をしきりに示していますが当方から云わせますと下記のように指摘、反論させて頂きます。

(註5)前理事長が悪行を行った、しかしながら理事会のメンバーである理事はそうした前理事長に対し何らの諫言も示さず唯々黙過した、これは法人である理事会が組織ぐるみで不正行為を行ったと云われても弁解の余地がないとも
云えるだろうと理解しております。

(註6)このことについては既述してきましたブログで複数回に亘って述べてきましたように理事会が前理事長の不正行為を断罪できないから我々学内有志がやむを得ず力を合わせて前理事長の弾劾に奔走したと綴り、こうした我々の
行動は理事会本来の働きに愛想をつかした上での 「事務管理行為」 であったと理解いたしております。
しかしながら小野理事を初めとしまして理事会は当方のこうした行動に対して何らの理解を示さず、むしろ厄介者の一団? とも考えている向きもありますので今後共にこの件については引き続き当方の主張を理事会に対して強力に主張していくつもりであることを付言いたしておきます。

(註7)このように長い間に亘って不適切な理事会運営に関わってきた理事の各位の無責任さについて申し上げたいことは下記に記すとおりです。

(註8)学校法人城西大学の理事会は云うまでもなく法人であることから法的に定められた法人であるが故の法人の一体性、継続性、同一性の原則から今現在でも、なお現理事は過去の理事会が犯した不始末について全理事が等しく責務を負っているということを確認して頂きたいと思っております。


〇次に、当方は2月4日に小野理事宛に下記の書面、資料を送付いたしました。

①城西大学の未来を考える会の設立経過及び活動状況

②城西大学の未来を考える会活動一覧表

(註)これらの資料は当方が過去から現在に至るまでの間に新しい大学を目指して奔走している当方の思いを込めた事実関係を纏めたものであり小野理事に一見して頂きたいとの思いで配達証明付きで郵送いたしたものであります。


次回のブログからは当方が大学問題解決にむけて学外の方々(文科省担当部局、自民党筋の国会議員、野党国会議員等々)に様々なお願いやら御指導を得たということにつきまして綴ってまいります。