前回のブログでは本件横領事件の捜査について警視庁練馬署が外圧に屈して公訴時効を成立させてしまうという不始末を犯し、更には期待を持って望んだ検察捜査も平成28年3月4日に前理事長が官邸で安倍総理と面談を行い同月3月30日に検察が本件を不起訴にするという決定を下し、同年10月28日には検察審査会が当方の検察の不起訴処分は不当だという異議申し立てを却下するという当方が予想もしていなかった不起訴という散々な結果に終わったと綴りました。
〇さらに我々が長年に亘って戦い続けてきた前理事長に対する本件横領事件も残念ながらこうした一連の動きの下で潰えてしまった経過等、その理由は偏に安倍政権により暗黙裏の内に指揮権発動が行われて本件捜査が暗闇の中で完全に終止符が打たれたという事実を確認したということについて綴りました。
(註1)この内密理に実施された指揮権発動ということについて敢えて触れた理由は云うまでも無く我々の前理事長に対する弾劾行為は正義に基づく適法な行動であり、この我々の行ってきた行動が前理事長並びに理事会の悪辣な策謀によって仕組まれた指揮権発動という有り得ない闇の力によって潰えたという事実を学内外に正しく認知して貰いたいということに尽きます。
(註2)更に付言しますと、こうした事実を明らかにすることは我々の行ってきた行動が見当違いの不当なものでなかったことを多くの学内外関係者に認識して貰いたいこと、次にこうした不幸な事実を大学史上の一大汚点として理事会にも十分に正しく認識して貰いたいとの思いがあります。
〇このようにして結果的に刑事告発は不発という慚愧に堪えない結末を迎えましたが城西大学の未来を考える会の関係者は早速本件解決に向けた次善の策を検討し始めたところ突然のようにして水田宗子理事長が理事長職を辞したという情報が伝わりました。
(註1)聞くところによりますと平成28年11月30に緊急の理事会が開催され、その席上で理事長が唐突に辞意を表明し出席した理事がこの辞任表明を承認したということです。
(註2)この理事長辞任につきましては複数の理事、さらに東京本部からもたらされた匿名者の話、さらには前理事長が理事長担任後に個人名をもって理事長解任劇の真相を暴くという内容を網羅した著作(奪われた学園)等々の情報から推察するに理事長辞任劇は概略次のような経過を辿ったようです。
① この前理事長の辞任については前述しましたように「理事長が唐突に辞意を表明した」と綴りましたが、この理事長が理事会の席上で自ら辞意を表したという事実は正確ではないということが下記の経緯から明らかになりました。
② 理事会冒頭で小野理事から動議の提案があり、動議の内容は「大学創立50周年の行事が無事に終えたことを契機として水田理事長並びに武富法人局長、斉藤経理部長には職を辞して貰いたい」との発言がなされました。
③ 水田理事長に対し小野理事が辞任を要求した主たる理由は平成28年10月に文科省高等教育局私学部が本学に対して実施した学校法人運営調査の結果に関し同省が本学に対して示した善処方の指示事項に依拠するものでした。
同理事は文科省から指弾されたことにつきまして次のように発言しました。
イ 理事長のでたらめな経営が問題視されている、状況はかなり厳しい。
ロ このままでは大変なことになる、補助金を止められるかもしれない。
ハ 放置すれば、解散命令が出るかもしれない。
ニ 理事長を解任し自浄能力があることを文科省に示さなければならない。
ホ 理事長の指示による大学財務処理の不適切さが厳しく問われた、その内容の一部は無駄な会議、無駄なイベント、或いは適正さを欠く豪華なレセプションや贅沢な会食や接待が多い点が問題視された。
ヘ こうした常軌を逸した実状について文科省は理事長の責任を強行に糾して早期の是正策の実行を強く求めている。
こうした小野理事の発言は同理事が元文科省の事務次官であったこともあって多くの理事達に衝撃的な印象を与え結果的に理事長解任に至ったと思われます。
⑤ 更に同理事は理事長辞任要求の理由に関し次の個人的見解を表明しました。
(1)水田理事長と武富局長の大学運営は本学の将来にとり危ういものである。理事長はワンマンで独裁者であり女王様気取りである。一方で決断力が無く気まぐれで無駄な会議ばかり開く。私としては最低の経営者であると思っている。
(2)年間事業計画を無視して教職員や学生を総動員して贅沢のし放題で大学の金を無駄遣いしている。授業よりイベントを優先している。
(3)理事長は連日のようにパワハラを行っている。学長、副学長、教職員を怒鳴り上げ、叫び、暴れ、気まぐれで出鱈目な命令を下しては平気でドタキャンをして職員は困惑しています。
(4)失礼とは思いますが、いわゆる認知症にかかっているのではと思っています。昨日指示したことを忘れて誰がこんな日程を組んだのかと部下を怒鳴ることが頻繁に繰り返されています。
(5)外国人の助教に熱を上げ気を引くために大学の金を不正に使っています。
(6)人事権を乱用して大学が必要とする教員を採用せず毎年のように設置基準の違反を繰り返しています。
(7)特定の弁護士事務所に5億円もの弁護士費用を支払っています。これは秘書が犯したとする横領事件を和解工作で終わらせるために必要とする費用ではないかと疑っています。
(8)私どもとしては様々な金銭支出に疑いを持っています。これには理事長解任、武富局長、経理部長を解任して厳しく調査する必要があります。
⑥ このようにして小野理事の動議に関する内容説明があった後に理事長辞任について採決に入りましたが最終的に理事長が辞任要請に応じない場合の対応について審議をした結果、小野理事から理事長が自らの意志で辞任を表明しない場合は理事会として理事長を解任したいと発言があり了承されました。
〇水田理事長の辞任に関する件は最終的に同理事長から辞任の意思表示があり,結果的には水田理事長の退任に賛意を表した理事が出席理事の過半数を占めて正式に理事長の退任が理事会で決定しました。
(註1)しかしながら、このような文科省の強制調査が断行され理事長の大学経営の姿勢が厳しく問われただけで理事長自らが瞬時に理事長の職を退くということは容易に考え難く、学内関係者の間では、これまで権力、地位、金銭に異常な執着心を燃やし続けてきた理事長が突如として辞職を決めた背景には我々の想定を超える様々な理由が混在していたのでは?と憶測をしています。
この件につきましては改めまして更新ブログで綴って参ります。
(註2)さらに、今回このようにして小野理事を中心とした理事が水田理事長を辞任(実質的には解任)させた真意につきましては定かに合点しがたい点もありますので城西大学の未来を考える会としてはこうしたことの関しましても稿を改めまして引き続きブログを綴って参ります。
〇こうした憶測、邪推はさておきまして長い間にわたって想像を絶する混乱を続けてきました城西大学も、この度の水田理事長の辞任に伴い「たった一人が牛耳る大学から、理事役員・教職員皆ンなの大学」に変貌を遂げることが可能になる扉が開かれたことだけは確実になりました。
〇水田体制が終わったことで大学が直ちに良くなるとは思えませんが近い将来大学運営が正常に戻るであろうという新しい道は既に開かれました。学内でも大学問題を真剣に模索している城西大学の未来を考える会が既に今後の大学作りに対して頻繁に意見交換を開始し近い将来、新しい理事会の理事各位に面談の機会を作って貰い学内からの真摯な提言を受け止めてもらうべく行動を開始しました。
次回のブログからは水田理事長が去った後の新しい理事会に対して城西大学の未来を考える会が如何なる行動を始めたのか、さらに文科省に対して如何なる行政指導を受けたのかという経過について綴って参ります。
〇さらに我々が長年に亘って戦い続けてきた前理事長に対する本件横領事件も残念ながらこうした一連の動きの下で潰えてしまった経過等、その理由は偏に安倍政権により暗黙裏の内に指揮権発動が行われて本件捜査が暗闇の中で完全に終止符が打たれたという事実を確認したということについて綴りました。
(註1)この内密理に実施された指揮権発動ということについて敢えて触れた理由は云うまでも無く我々の前理事長に対する弾劾行為は正義に基づく適法な行動であり、この我々の行ってきた行動が前理事長並びに理事会の悪辣な策謀によって仕組まれた指揮権発動という有り得ない闇の力によって潰えたという事実を学内外に正しく認知して貰いたいということに尽きます。
(註2)更に付言しますと、こうした事実を明らかにすることは我々の行ってきた行動が見当違いの不当なものでなかったことを多くの学内外関係者に認識して貰いたいこと、次にこうした不幸な事実を大学史上の一大汚点として理事会にも十分に正しく認識して貰いたいとの思いがあります。
〇このようにして結果的に刑事告発は不発という慚愧に堪えない結末を迎えましたが城西大学の未来を考える会の関係者は早速本件解決に向けた次善の策を検討し始めたところ突然のようにして水田宗子理事長が理事長職を辞したという情報が伝わりました。
(註1)聞くところによりますと平成28年11月30に緊急の理事会が開催され、その席上で理事長が唐突に辞意を表明し出席した理事がこの辞任表明を承認したということです。
(註2)この理事長辞任につきましては複数の理事、さらに東京本部からもたらされた匿名者の話、さらには前理事長が理事長担任後に個人名をもって理事長解任劇の真相を暴くという内容を網羅した著作(奪われた学園)等々の情報から推察するに理事長辞任劇は概略次のような経過を辿ったようです。
① この前理事長の辞任については前述しましたように「理事長が唐突に辞意を表明した」と綴りましたが、この理事長が理事会の席上で自ら辞意を表したという事実は正確ではないということが下記の経緯から明らかになりました。
② 理事会冒頭で小野理事から動議の提案があり、動議の内容は「大学創立50周年の行事が無事に終えたことを契機として水田理事長並びに武富法人局長、斉藤経理部長には職を辞して貰いたい」との発言がなされました。
③ 水田理事長に対し小野理事が辞任を要求した主たる理由は平成28年10月に文科省高等教育局私学部が本学に対して実施した学校法人運営調査の結果に関し同省が本学に対して示した善処方の指示事項に依拠するものでした。
同理事は文科省から指弾されたことにつきまして次のように発言しました。
イ 理事長のでたらめな経営が問題視されている、状況はかなり厳しい。
ロ このままでは大変なことになる、補助金を止められるかもしれない。
ハ 放置すれば、解散命令が出るかもしれない。
ニ 理事長を解任し自浄能力があることを文科省に示さなければならない。
ホ 理事長の指示による大学財務処理の不適切さが厳しく問われた、その内容の一部は無駄な会議、無駄なイベント、或いは適正さを欠く豪華なレセプションや贅沢な会食や接待が多い点が問題視された。
ヘ こうした常軌を逸した実状について文科省は理事長の責任を強行に糾して早期の是正策の実行を強く求めている。
こうした小野理事の発言は同理事が元文科省の事務次官であったこともあって多くの理事達に衝撃的な印象を与え結果的に理事長解任に至ったと思われます。
⑤ 更に同理事は理事長辞任要求の理由に関し次の個人的見解を表明しました。
(1)水田理事長と武富局長の大学運営は本学の将来にとり危ういものである。理事長はワンマンで独裁者であり女王様気取りである。一方で決断力が無く気まぐれで無駄な会議ばかり開く。私としては最低の経営者であると思っている。
(2)年間事業計画を無視して教職員や学生を総動員して贅沢のし放題で大学の金を無駄遣いしている。授業よりイベントを優先している。
(3)理事長は連日のようにパワハラを行っている。学長、副学長、教職員を怒鳴り上げ、叫び、暴れ、気まぐれで出鱈目な命令を下しては平気でドタキャンをして職員は困惑しています。
(4)失礼とは思いますが、いわゆる認知症にかかっているのではと思っています。昨日指示したことを忘れて誰がこんな日程を組んだのかと部下を怒鳴ることが頻繁に繰り返されています。
(5)外国人の助教に熱を上げ気を引くために大学の金を不正に使っています。
(6)人事権を乱用して大学が必要とする教員を採用せず毎年のように設置基準の違反を繰り返しています。
(7)特定の弁護士事務所に5億円もの弁護士費用を支払っています。これは秘書が犯したとする横領事件を和解工作で終わらせるために必要とする費用ではないかと疑っています。
(8)私どもとしては様々な金銭支出に疑いを持っています。これには理事長解任、武富局長、経理部長を解任して厳しく調査する必要があります。
⑥ このようにして小野理事の動議に関する内容説明があった後に理事長辞任について採決に入りましたが最終的に理事長が辞任要請に応じない場合の対応について審議をした結果、小野理事から理事長が自らの意志で辞任を表明しない場合は理事会として理事長を解任したいと発言があり了承されました。
〇水田理事長の辞任に関する件は最終的に同理事長から辞任の意思表示があり,結果的には水田理事長の退任に賛意を表した理事が出席理事の過半数を占めて正式に理事長の退任が理事会で決定しました。
(註1)しかしながら、このような文科省の強制調査が断行され理事長の大学経営の姿勢が厳しく問われただけで理事長自らが瞬時に理事長の職を退くということは容易に考え難く、学内関係者の間では、これまで権力、地位、金銭に異常な執着心を燃やし続けてきた理事長が突如として辞職を決めた背景には我々の想定を超える様々な理由が混在していたのでは?と憶測をしています。
この件につきましては改めまして更新ブログで綴って参ります。
(註2)さらに、今回このようにして小野理事を中心とした理事が水田理事長を辞任(実質的には解任)させた真意につきましては定かに合点しがたい点もありますので城西大学の未来を考える会としてはこうしたことの関しましても稿を改めまして引き続きブログを綴って参ります。
〇こうした憶測、邪推はさておきまして長い間にわたって想像を絶する混乱を続けてきました城西大学も、この度の水田理事長の辞任に伴い「たった一人が牛耳る大学から、理事役員・教職員皆ンなの大学」に変貌を遂げることが可能になる扉が開かれたことだけは確実になりました。
〇水田体制が終わったことで大学が直ちに良くなるとは思えませんが近い将来大学運営が正常に戻るであろうという新しい道は既に開かれました。学内でも大学問題を真剣に模索している城西大学の未来を考える会が既に今後の大学作りに対して頻繁に意見交換を開始し近い将来、新しい理事会の理事各位に面談の機会を作って貰い学内からの真摯な提言を受け止めてもらうべく行動を開始しました。
次回のブログからは水田理事長が去った後の新しい理事会に対して城西大学の未来を考える会が如何なる行動を始めたのか、さらに文科省に対して如何なる行政指導を受けたのかという経過について綴って参ります。