老兵は死なず

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255 会計調査委員会(第三者委員会)に対する当方の対応

2020-07-24 12:21:23 | 日記

前回ブログでは当方と理事会(小野理事)との交渉経過について綴り、当方の複数教員が小野理事と接触して同理事から聞いた話の概要について触れました。
小野理事の話す要点は当方に対する警戒心が露骨に感じられるものが多く聞く側としては小野理事が当方に対して一体全体如何なる考え方を持っているのかという判断に迷う理解し難いものであったとの印象を伝えてくれました。

今回のブログでは理事会(小野理事)が学内に設置した前理事長の不正行為を弾劾するための会計調査委員会(第三者委員会)に対して当方が如何なる対応を行ったかという経過について綴ります。

〇平成29年6月に入り第三者委員会の調査活動が本格的に始まり当方も同会からの学内に対するヒアリング調査要請に応じ下記の対応をしました。
城西大学の未来を考える会では柳元事務局長と伊藤元事務局次長の2名が同会のヒアリングに対応しました。

(1)同調査委員会に対して当方に対するヒアリングに関し城西大学の未来を考える会の意向を下記の書面に纏めて提出しました。

会計調査委員会への証拠類の提出に関する当方の意向について

会計調査委員会へ水田宗子前理事長に対する刑事告発の証拠(森元秘書の証言記録)を提出することに関し刑事告発人、並びに学内外関係者は同委員会に対し下記の事項を提言・要請します。

① 会計調査委員会から当方に対する刑事告発に関する証拠類の提出要請については本来、告発を担当した弁護人、或いは告発人宛に為すべきものだと理解している。但し、本件については刑事告発人の合意を既に得ている。刑事告発の法定代理人・弁護士には必要に応じて承諾を得る予定でおります。

② 会計調査委員会の任務は水田宗子前理事長が理事長在任中に行った不正会計処理の調査にあることは承知しておりますが、調査は同前理事長が大学から不正に着服した金員の額に留まらず当該不正行為が学内の如何なる状況の下に実行されたのかという事実関係について下記に列記する具体的な事項についても厳格な調査をすべきであると理解しています。

※刑事告発に対する隠蔽工作 (国松元警察庁長官の理事就任 他)

※こうした不祥事は前理事長と森本学長・田中理事等が深く関与した。

※前理事長の不正行為は理事会全体の組織犯であると認識している。

※理事会のメンバーは前理事長に対し面従腹背で前理事長の違法行為に知りつつ諫言も出来ず黙認した責任は重大である。

※前理事長に対する刑事告発はそうした自浄能力の欠如した理事会に代わって学内の大学改革を目指す教職員有志が行ったものである。

③ 警視庁練馬署が前理事長に対して捜査を開始した時期、前理事長の不正行為を糾弾した多くの学内関係者達が前理事長の威光の下に森本学長(当時)が断行した熾烈なパワハラ行為により多大な被害を被った事実にも注目して頂きたいと要請します。

※このパワハラにより不利益を被った多くの教職員達は未だもって名誉回復がなされておらず被害を引きずったままの状態でいます。

※この件については刑事告発人名で森本常務理事、小野理事宛に書面を送り、本件については上原理事長に諮った上で早急に対処願いたい旨を申し入れているが未だ回答がありません。

※パワハラで不利益を被った人達の名誉が回復され復職等が適った時点で学内の教職員は初めて大学が新しく変わったと認識することができ、学生へのサービスがより一層効率化すると信じております。

※このパワハラ問題が適正に解決されない以上、本件・前理事長に対する刑事告発問題は全面的に解決したと判断することが出来ないと考えています。

④ 貴委員会におかれましては前述いたしました学内状況を精査され勘案されまして城西大学の再生に御助力賜りますよう宜しくお願いいたします。

※貴委員会の任務が前理事長の理事長在任中に行った不正会計処理の調査にあることを十分に承知した上で敢えてお願いいたしますが、前理事長の不正行為が学内にパワハラという予測を超えた状況を引き起こした事実を改善するためにもパワハラ問題の終結に向けたご指導、御助力を宜しくお願いいたします。

※ この件につきましては今回の貴委員会報告書の中で次の様な文言を記して頂きたいと要望いたします。

「学校法人城西大学はパワハラ被害者の名誉回復の措置をとることが望ましい」

※なお、こうした御配慮が頂けない場合は今回の森元秘書の証言記録の提出が出来ない旨を付言させて頂きます。

※当方から要請した前項の件につきましては同委員会から明確な回答が得られなかった状況を判断し最終的に同委員会に森元秘書の証言記録の提出することを拒否したということを追記しておきます。

(2)同調査委員会のヒアリングにつきましては柳元事務局長と伊藤元事務局次長の2名が下記の項目につきまして詳細な説明をしました。

①理事会が常務会によって形骸化している(大学運営が不適切な状況にある)
②長岡旧大蔵官僚と武富・中村元自衛官出身者による水田家の大学私物化状況
③公認会計士事務所・顧問弁護士事務所の本学からの撤退
④国松・加藤の元警察庁高級官僚による前理事長に対する刑事告発捜査の妨害
⑤森本・田中を中心とする薬学系理事のパワハラ行為
⑥安倍首相、同夫人の本学に対する関与

(3)ヒアリングに当たりましては下記の資料を提出しました。

①前理事長の不正行為一覧表
②文科省に提出した大学運営の不適切報告書(7頁)
③平成18年から現在に至る学内混乱の記録(43頁)

この会計調査委員会(第三者委員会)の最終的な調査報告は平成29年9月に至り学内に公表されましたので後述してまいりますブログで綴る予定です。



254 当方と理事会(小野理事)との交渉経過 ③

2020-07-18 15:58:53 | 日記
前回のブログでは当方の教員が小野理事と面談を行い学内問題について様々な話し合いを行ったことについて綴りました。しかしながら小野理事は当方側が前理事長が退任をした直後に新しい大学作りについて理事会(小野理事)に対して率直な提言をしたことについて具体的な回答を示してくれなかったことに触れ期待外れと多少の失望感を味わいことになったとも綴りました。

今回のブログでも引き続き当方と理事会(小野理事)側との話し合いの経過について順次綴ってまいります。

〇当方が理事会に対して提言した様々な点について具体的な回答は無く、唯一、新理事長の選任については当方が推薦した人物については採用出来兼ねるという一点だけに止まり、その他の点については明確な回答がありませんでした。

〇このことの関連し、この時期に小野理事に直接接触した当方の複数の教員から下記のような小野理事の発言が断片的に伝えられました。

①お互いにスキャンダルのようなことで足の引っ張り合いは止めましょう。

(註)この同理事の発言は当方が理事会に対して新しい大学作りについて頻繁に真摯に提言する姿勢を曲解して如何にも余計なことを云うな、という当方に対する拒絶の態度を如実に示すものであり理解に苦しむこととなりました。

②森本、柳沢が理事長に就任することは全くありません。

(註)このことも学内から次期新理事長は森本、或いは柳沢かという学内から伝わってくる多くの声を当方が任意に代弁していることに対する反応であることは十分に承知しておりますが同理事の発言は何とも余りにも一方的な姿勢であり取りつくシマも無いという状況でした。

③皆さんが後任理事長候補として推挙した者については天下りであるとの理由で拒否するつもりでおります。

(註)この同理事の発言につきましては当方側では当の小野理事や北村法人局長も紛れもなく天下りであり、更にこの前後に理事会が理事役員として選任した東北大学から城西大学に就任した複数の者も典型的な天下り人事であることから小野理事の前記発言は矛盾も甚だしく呆れかえる思いを拭えませんでした。

④私(小野理事)は文字どおりに一人ぽっちで苦労している、皆さんに相談しながら大学業務を進めていきたい。

(註)この同理事の発言はあくまでも常識的で優等生型のものであり学内の多くの教職員の意向を汲むと云いながら当方に対する対応を考えるまでもなく実態はことごとく言葉に反して矛盾に満ちているとしか云いようがありません。

⑤学内には自衛官、警察関係者が多すぎる。

(註)この発言は紛れもなく実態を見定めたものであり長年に亘って当方側が前理事長を中心とする理事会を弾劾してきた核心に触れるものでありながらも同理事は当方が鋭意努力してきた本件については何らの発言も無く唖然とさせられました。

⑥大学でパワハラ行為があってはならない。

(註1)この発言は当方が前理事長の不正行為を弾劾した段階で多くの教職員が熾烈なパワハラ行為を断行されたことを認識した上での発言だと受け止めておりますが同理事はパワハラ問題を何とかしないといけないと云いながら具体的な行動に移らない状況は理解し難く思っております。

(註2)このパワハラ問題につきまして当方は繰り返し理事会(小野理事)に対し本件パワハラ問題が解決されない限り大学問題は終わらないと必死になって訴えておりますことを付言いたしておきます。

⑦前理事長は今でも勝手に東金に行っているが許し難いと思っている。

(註)この同理事の発言は巷間いわれているところの「勝てば官軍、負ければ賊軍」という類いの話であり特別問題にすべきことでもないと考えますが実質的に理事会を預かっている人の発言としては直情的で過激な表現と云わざるを得ません。

⑧理事長秘書の横領事件はおかしいと思っている。

(註1)この同理事が指摘する横領事件とは当方が長年にわたり前理事長を業務上横領の罪で刑事告発している事件であり本件は平成23年1月に警視庁が正式に受理をして直ちに捜査に及んだものであります。同理事は本件をおかしいと断じていますが同理事が何をもっておかしいと指弾する理由は定かではありません。

(註2)しかしながら本件捜査が開始された時期が平成23年、そして同理事が大学の理事に就任した時期が平成24年4月ですから同理事が本件に対して疑問を呈するならば理事に就任した後に何故に本件について理事会で問題提起をしなかったのでしょうか?

(註3)特に、本件捜査が開始されるやいなや理事会は直後に国松元警察庁長官を理事に招いて直ちに警視庁の捜査をストップ状態に追い込み本件の横領行為者は前理事長ではなく森理事長秘書であるとの隠蔽捜査に徹しました。このことは誰が考えても前理事長が横領者であるから国松氏を迎え入れたのであり秘書が真犯人ならば国松理事の出番は考えられないことです。

(註4)そして国松氏は当方が直ちに本件の刑事告発状を同氏に送付したことから事実関係を熟知し直ちに辞任を決意しました。しかしながら何らかの理由で理事の退任は翌年平成24年3月となり同年4月に小野氏が国松氏に代わり本学理事が就任した訳ですから小野氏がこの間の事情を知って本件への疑惑を理事会に提言すべきであったと考えますが結局のところ同氏は何らの動きもしませんでした。

⑨前理事長は頻繁にアメリカに行っている大学の運営もおかしいと思っている。

(註1)この同氏の前理事長に対する不審感(大学会計上の不正行為)に関しては爾後、同氏は学内に外部専門家による会計調査委員会(第三者委員会)を設置し前理事長の大学会計上の不正事実を徹底的に追及することになりました。

(註2)この会計調査委員会(第三者委員会)の最終的な調査報告書は想定を遙かに超えた内容であり前理事長の学内での不正行為は見事に暴露されました。

(註3)同委員会は前理事長の学内での不正行為を厳しく指弾すると共に又、
そうした前理事長の違法行為を諫言もせず黙って黙過した理事や監事の無責任な態度にも厳しく言及いたしております。

(註4)さらに同委員会は当方が前理事長の不正行為を弾劾し始め刑事事件にまで踏み込んだ事実に対しても理事者は誰一人その事実に関して理事会で協議を為すべき自助能力への努力を放擲していたとも指弾しております。


次回のブログでは前述しました会計調査委員会(第三者委員会)に対する当方の関わりについて綴ってまいります。



253 当方と理事会(小野理事)との交渉経過 ②

2020-07-13 16:40:18 | 日記
前回ブログでは理事会が大幅な理事役員の改選を行ったこと、学内ではその新しく専任された理事役員の中に東北大学からの天下り関係者が多く含まれていることから城西大学は東北大学の埼玉分校になってしまうという悲鳴が挙がっていることについて綴りました。
更に、前理事長が退任後に著述した小野理事に対する恨み節が満載された本の内容等についても概略を綴りました。

今回のブログでも引き続きまして当方と理事会(小野理事)との交渉経過について綴ってまいります。

〇平成29年4月4日に城西大学(坂戸校舎)で入学式が開催された折に当方の教員が小野理事と面談をして概略下記の話を聞くことが出来ました。

(1)私は前理事長から名誉毀損他の理由で東京地裁に告訴されている。

(註)この裁判の内容は当方で調査をしたところ次のようなものでした。

①(原告)武富紘人法人事務局長 (被告)小野元之
本件は前理事長が辞任した直後に小野理事が武富法人局長を強引に退職に追い込んだことに関するものであり、訴訟の内容は退職の強要を理由とする損害賠償請求事件でした。但し、本件は訴訟が開始されるや直ちに和解で決着がついたと聞き及んでいます(訴訟上の和解による決着とは通常の場合被告が原告に対しそれ相応の金銭を提供することによって終了するものですが、残念ながら被告が原告に提供した賠償金の額は明らかにされていません)
この件は小野理事が自ら行った武富法人局長に対する強引な退職勧告が余りにも非常識過ぎたとの反省に基づいて決着を図ったものと理解しております。

②(原告)水田宗子 (被告)城西大学
本件は前理事長が理事長職を退いた後に小野理事が学校法人理事長代理に就任したことに対し原告が学校法人理事長代理たる地位の不存在を確認したいとする請求事件でした。この件は訴訟が開始されるや小野理事長代理が代理権を辞任したことにより訴訟が取り下げられました。
この件も前項同様に小野理事が不用意に行った人事工作が裏目に出たということであると受け止めております。

③(原告)水田宗子 (被告)小野元之
本件は小野理事が前理事長に対して発言した内容が明らかに侮辱という違法行為に相当することから名誉毀損に基づく損害賠償を請求するという事件でした。
東京地裁の第一審では小野理事の違法行為が認定され小野理事が敗訴しましたが同理事は本件を東京高等裁判所に控訴して逆転勝訴となりました。
これは裁判所が前理事長の不正行為が正しく判定した結果、小野理事の前理事長に対する名誉を傷つけるような発言も弾劾行為としての許容範囲を逸脱したものではないとの判断であったと理解しております。

④前理事長が提訴した裁判は他にも北村法人局長に対する名誉毀損基づく損害賠償を請求するという事件、更には城西大学に対する教授職の地位保全仮処分命令申し立て事件とありますが本件等につきましては理事会からの結果報告が定かにありませんので省略いたします。

(2)前理事長の大学における不正行為を明らかにするため学内に外部の専門家を招いた会計検査に関する第三者委員会を設置する予定でいる。

(註1)本件については既述したブログで克明に綴ってきましたとおり本委員会は厳密に実施した学内調査、学内関係者に対するヒアリング等から同委員会は最終的に前理事長の学内における不正行為を徹底的に洗い出しました。

(註2)こうした同委員会の調査報告が結果的に小野理事の前理事長との裁判を有利に展開することが出来た最大の理由であったと受け止めております。
換言しますと小野理事はこのようにして自らの裁判を前提とし裁判を勝訴するための方策として同委員会を設置したとも言えます。

(3)後任の理事長について当方が理事会に対し推挙している人物については採用出来兼ねる。後任理事長の選任は理事会が鋭意選考を検討中である。

(註1)平成28年11月に前理事長が退任した直後に当方は直ちに小野理事(理事会)に対して下記の事項を提言しました。(既述したブログで説明済み)

① 新理事長の選任については当会が推薦する者を理事会(小野理事)に伝える。
この当方が推薦する新理事長候補者は当方が前理事長を刑事告発して以来長年に亘って様々な助言指導を頂戴してきた司法界の高級官僚経験者であり事前に内々に同氏の内諾を得ている人物です。

② 新しい理事会は前理事長を解任する際に反対票を投じた前理事長側近の複数の理事を退任させるであろうことを前提として理事会が前理事長を刑事告発した学内関係者、並びに城西大学の未来を考える会から複数人の代表者を理事に選任してもらえないか打診する。

③新理事会に対しては前理事長に対する刑事告発を中心とする弾劾行為に賛同し挺身したことを理由に理事会から熾烈なパワハラ行為を受けた数多くの学内関係者に対し早急に名誉回復と希望する者に対し学内への復職を考慮してもらいたいと提言する。

④前記のパワハラ行為を積極的に推し進めた田中理事、並びに森本学長の責任を認めて理事会は早急に両名を退任させる処置を講じて貰いたい旨を進言する。

(註2)今回の小野理事の話の中では前記のように当方が理事会に対して提言した様々な点について具体的な回答は無く、唯一、新理事長の選任については当方が推薦した人物については採用出来兼ねるという一点だけに止まり、その他の点については明確な回答がありませんでした。


次回からのブログでは小野理事がその他の当方の主張に対して如何なる反応を示したか、当方と真剣に向き合う姿勢が乏しく不確かな様子、そうした印象が徐々に漂うようになってきた雰囲気について綴ってまいります。



252 当方と理事会(小野理事)との交渉経過 ①

2020-07-06 14:07:28 | 日記
前回のブログでは野党国会議員と文科省サイドとの交渉経過について触れ当方は学内で新しい理事長に森本理事が選任されるという噂に対し徹底的に断固として抵抗する姿勢を示したと綴りました。
今回は引き続き当方と理事会(小野理事)との交渉の経過、更には学内の様々な事情の推移について綴ります。

〇平成29年3月22日に理事会が開催され水田宗子、小野元之、水田博久、田中昭、森本雍憲の各理事、並びに白幡晶理事(城西大学学長)と杉林堅次理事(城西国際大学学長)以外の理事が解職されたとの情報を入手しました。

(追記)水田宗子理事は理事長退任後しばらくの間は平理事として在任していましたがその後になって理事を解任されることとなりました。

(註1)4月に入ってから長い間に亘って水田宗子理事長の側近であった長岡 實理事、 柳沢伯夫理事、柳瀬隆次理事、石田益実理事がそれぞれ退任したという事実が判明しました。
こうした事実は権力闘争に勝利した者が敗れ去った者の側近を粛正することは当然のことであり世間の常識に従ったものだと学内では受け止めて居りますが多くの人達の心中は複雑で穏やかでは無いことを付言いたしておきます。

(註2)理事会はこうした4名の理事を退任させた後、直ちに吉本高志氏(元東北大学総長)を理事に西村正紀氏(元東北大学総長)を監事として選任し、さらには井上明久氏(元東北大学総長)を城西国際大学の学部長に選任しました。加えて北村幸久氏(元東北大学副学長)が学校法人城西大学の法人事務局長であることを見ますと学内関係者がこの人事は異常な天下り人事だ、これでは城西大学が東北大学の埼玉分校になってしまうというという悲鳴にも似た猛反発を挙げています。この件につきましては後述するブログで触れていく予定でおります。

(註3)学内外ではこうした理事会の理事役員の人事構想を知ることにより、大学は創立以来から大学運営に携わってきた多くの教職員が徐々に蚊帳の外に押しやられて気がついてみると小野理事を中心とする文科省関連の天下り人事による人達が大学を一方的に支配するという図式が構築されていくのだろうかとの危惧の念が次第に教職員間で話し合われ浸透し始めることとなりました。

この件につきましては今後のブログでも随時取り上げていく予定でおります。

(註3)このことに関連して水田宗子前理事長は平成29年12月に自らの手で執筆して幻冬舎から発刊した本の中で次のような発言をしております。
この本の題名は「奪われた学園」というものであり著述者自身の執筆の主眼が概略次のように語られています。

① 平成28年11月30日、私は理事長職を辞任したのではなく理事会に突然出された緊急動議によって解任されたのです。そしてこの解任は5年前に城西大学に天下りしてきた元文科省事務次官・小野元之氏によるクーデターによるものでした。

(註)著者は本件の本質は城西大学で起きた官製クーデターであると断定しておりますが何とも奇妙で唐突な指摘であり多くの人達は単なる恨み節を連ねた暴露本ではないかとの受け止め方をしていますことを付記いたしておきます。

②私が理事長を退いた後、小野理事が中心となってこれまで大学のために献身的な貢献を続けてきた多くの理事役職者を徹底して退けました。

③私が理事長であった時代に大学で一緒になって業務に当たっていた多くの教職員が次々と罷免されたという事実に触れて心を痛めております。

(註)著者は小野理事が自らの地位と権力を保持する目的の下に新しい理事を選任していると指摘していますが、この点に関しましては著者の単なる恨み節とは言い切れず学内でも同様の見方をしていることは既述しました通りです。

〇3月28日にこうした理事会の異常な動きに対して直前に理事会の監事役を辞任した者が当方関係者に対し次のような発言をしました。

① 水田宗子が理事長であった時代は理事会そのものが北朝鮮さながらの状態であったが理事は誰一人として理事長に何も言えなかった。

② 城西国際大学は坂戸の城西大学の援助で持ちこたえてきた。

(註)この元監事の発言は前理事長時代の理事会の様子について如何に前理事長が権力に溺れて大学を私物化しワンマン経営を行ってきたかという生々しい実態に触れているものと受け止めております。


次回のブログも引き続きまして当方と小野理事(理事会)間の交渉経過について触れてまいります。