老兵は死なず

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259 小野理事(理事会)の不可解な言動が続く ③

2020-08-24 14:17:11 | 日記
前回ブログでは小野理事(理事会)の城西大学の未来を考える会に対する対応が徐々に不可解を極めてきたと綴りました。今回も又引き続きこの件について綴ります。

〇この間に城西大学の未来を考える会が小野理事(理事会)に対しコンタクトを取った事実は下記のとおりです。

①平成29年3月7日(小野理事宛に下記の第7回目の書面を送付)
この小野理事宛の書面は城西大学の未来を考える会と教員有志が学内に立ち上げた大学改革推進委員会の連名で作成したものであり、書面の内容は新体制となった理事会に対する大学再生に関する当方の意向を提起したものでした。
具体的には当方が推挙した後任の理事長候補者を御検討願いたいというものと併せて小野理事(理事会)が早急に当方と協議を開催して貰いたいという内容でした。

②平成29年3月13日(小野理事宛に下記の第8回目の書面を送付)
この書面は教員個人が作成したものであり内容は前項の書面と同様のものであり小野理事(理事会)が早急に当方との協議を実現してくれるようお願いするための要望書でした。

③平成29年3月17日(上原理事宛に下記の書面を送付)
この上原理事宛書面はこれまで小野理事宛に送付してきた内容のものを新たに城西大学の未来を考える会と大学改革推進委員会の連名をもって同理事に直接送付したものであり内容は大学健全化に対する要望と加えて当方が推挙している後任理事長候補者について理事会で早急に御検討願いたいとするものでした。

(註)この上原理事への書面は当方がこれまで再三にわたり小野理事(理事会)に対し新しい大学作りの構想について当方の願望やら提言を訴え続けて来たにも拘わらず同理事(理事会)からは何らの具体的な回答が得られなかったことから急遽上原理事にも当方の主張を聞いて貰いたいとの思いを実践に移したものでした。

④平成29年4月4日(当方の教員が小野理事と面談)
この面談では同理事から前理事長に名誉毀損で訴えられていること、学内に会計検査委員会(第三者委員会)を設置すること、後任理事長については当方が後任理事長候補として理事会に推挙している人物以外の人物を考えている等の話がありました(この件につきましては過去のブログで詳細を既述済み)

⑤平成29年5月22日(小野理事に9回目の書面を送付する)
この書面の内容は前述した学内に会計検査委員会(第三者委員会)を設置することに関するものであり当委員会設置の目的が前理事長の在職中の不正行為を明らかにすることにあることから当方が所持している前理事長刑事告発事件に関わる証拠類を小野理事(理事会)に提出する用意があるというものでした。

(註1)この提出できる証拠類の中には本件刑事事件の核心ともなる森秘書の大学の公金を横領した者は自分では無く前理事長であると明言している証言記録も含むと説明しました。

(註2)しかしながら当方のこの進言は結果的に小野理事から何らの回答も無く宙に浮いてしまったということになりました。

(註3)但し、この件は爾後に実施された学内における会計検査委員会(第三者委員会)の調査ヒアリングの際に同委員会から当方に対して森秘書の証言記録や録音テープを是非共提出願いたいとの要請がありました。
しかしながら本件については当方側が証拠類を提出する条件として前理事長を弾劾した多くの教職員が熾烈なパワハラを受けた事実を同委員会が調査報告書に明記し理事会の非を糾す文言を明記することを要請しましたが同委員会はこの当方が示した条件に呼応してくれなかったので同証拠類の提出を拒絶したということがありました(このことにつきましては既述しましたブログで詳述いたしております)

⑥平成29年6月以降
前記の会計検査委員会(第三者委員会)が学内に於いて実施した調査ヒアリングに関し城西大学の未来を考える会が同会に対して如何なる対応をしたのかという経過は既に既述したブログで詳述しております。

⑥平成29年7月6日((小野理事宛に下記の第10回目の書面を送付)
書面の内容は当方の教員が作成したものであり具体的には大学運営に関する理事会の対応策、更には前理事長の不正行為を指弾する目的の下にスタートした会計検査委員会(第三者委員会)の動向について尋ねたものでした。

(註)この件につきましても同理事からの率直な回答は得られませんでした。

⑦平成29年7月17日((小野理事宛に下記の第11回目の書面を送付)
書面の内容は城西大学の未来を考える会が纏めたものであり再度当方が推挙している後任理事長候補者について再考願いたいというものと併せて前理事長を弾劾して無法なパワハラ行為を受けた多くの教職員に対し理事会は然るべき解決策を実行すべきであること、本件解決が為されない以上大学問題は終結をみないというものでした。

⑧平成29年10月8日(小野理事宛に下記の第12回目の書面を送付)
この書面の内容は城西大学の未来を考える会が学内で噂されている後任理事長は森本理事であろうということに関し学内の大多数の人達が森本NOと言っている事実を小野理事(理事会)に直言したものであります。

⑨平成29年10月18日(小野理事宛に下記の第13回目の書面を送付)
この書面は前項の書面に関連して城西大学の未来を考える会が森本理事を後任理事長に就任させることは絶対に認められないということに併せ同理事が前理事長弾劾に立ち上がった多くの教職員に対し率先してパワハラ行為を断行したという非を理事会として冷静に受け止め一刻も早く同理事の責任を追及して直ちに同理事の理事罷免を実行すべきであると訴えたものであります。


次回ブログでは前述しましたように当方の小野理事(理事会)に対する様々な接触の経過から遂に小野理事が平成29年12月12日に当方の3名の教員と直に協議をするという機会が巡ってきましたのでこのことについて綴ります。



258 小野理事(理事会)の不可解な言動 ②

2020-08-18 12:16:25 | 日記
前回ブログでは前理事長が平成28年11月に辞職した後に小野理事(理事会)が学内で不可解な行動を始めたと綴りました。今回も又、その後の小野理事(理事会)の不可解な言動の数々について綴ってまいります。

〇29、3、1(小野理事宛に下記の第6回目の書面を送付)
城西大学の未来を考える会は下記の書面を小野理事宛に送付しました。

① 森本理事の理事辞任要請書
前理事長を弾劾した多くの学内教職員が理事会(主として当時の森本学長)により熾烈なパワハラ行為を断行された事実を示し同理事の責任を追及した上で理事会が同理事の解任を決断されるよう求めた書面。

② 後任理事長に関する提言書
後任理事長の選任に当たっては当方が推挙した新理事長候補者について是非共御検討頂きたいと訴えた書面。

③当方が2月15日に文科省を訪問した報告書
城西大学の未来を考える会が文科省に学内の混乱状況を報告して早急に指導方を要請したことに関する報告書。

(註)この報告書には当方が文科省に提出した多くの学内資料を添付しました。

〇29、3、6(当方の複数教員が小野理事と第3回目の協議を行いました。

小野理事から当方に対する発言の内容は概略下記のとおりでした)

①お互いにスキャンダルのようなことで足の引っ張り合いは止めましょう。

(註)この小野理事の発言は城西大学の未来を考える会が再三にわたり理事会(小野理事)に対し新しい大学作りに関する要望やら提言を伝えているものを一刀両断にスキャンダル扱いして当方の言い分を拒絶(無視)しているものとしか考えられず何とも云いようのない寂寥感に浸る思いで受け止めました。

② 森本理事、柳沢理事が後任の理事長に就任することはありません。

(註)この話は両名が後任理事長に就任するのではないかという学内で問題視されている件を小野理事に直截に訴えたものに対する回答であり当方が妄りに後任の理事長人事に関してスキャンダル話をしていることではないことを明記いたしておきます。

③(当方が後任理事長候補者として理事会に推挙した人物について)こうした天下り人事を推薦することは認められない。

(註)この小野理事の発言は(既述しましたが)小野理事を含め多くの理事が天下りであることを無視した発言であり矛盾したものだと考えざるを得ません。

※このことにつきまして当方側では既に当方が新しい理事長を選ぶことにより小野理事(理事会)サイドは当方に理事会の実権を取られたくないという簡単明瞭な思いが強いのだろうとの見方をいたしておりました。

④私は一人ぼっちで苦労している、皆さんと相談しながら進めていきたい。

(註)この小野理事の発言は前述しましたように城西大学の未来を考える会の真剣な申し出を全面的に敬遠しながらも一方では学内関係者の意見を尊重したいというものであり甚だしく理解に苦しむものであることを明記いたしておきます。

⑤学内には自衛官や警察出身者が多数居る。

(註)この発言は正に的を射た見方ではありますが、それでは小野理事は今後どのような人事を心懸けているのですかとお尋ねしたいと考えております。

⑥学内でパワハラ行為があってはならない。

(註)この発言も前項と同様に大学経営上必須の努力目標であると考えますが、こうした発言をしながらも既に学内で惹起した多くのパワハラ問題について未だもって具体的な解決策を示さないという態度は理解し難いものであります。

⑦前理事長は勝手に東金に行っているようだが許すことが出来ない。
⑧前理事長は頻繁にアメリカに行っているし大学の運営についてもおかしいと思っている。

(註)小野理事の前理事長に対するこうした発言は自らが前理事長から名誉毀損罪で訴えられていることを意識したものであり、この失地回復のために学内に前理事長の不正行為を暴くための第三者委員会を設置したことにもつながる
発言であると受け止めております。

⑨前理事長秘書の横領事件はおかしいと思っている。

(註)こうした小野理事の発言は我々が長年に亘って労苦を重ねてきた前理事長に対する大学公金の業務上横領罪容疑に関わる刑事告発事件を正直に認めたものであると受け止めております。

(まとめ)

この小野理事と当方関係教員との協議から考えられることは同理事が明らかに城西大学の未来を考える会を敬遠しているとの言動が日増しに顕著になっているとの認識を強く持つこととなりました。

しかしながら、城西大学の未来を考える会としましては小野理事(理事会)が如何なる理由で当方を拒んでいるのかという事実を確認することと、さらには小野理事(理事会)が当方の真摯な行動を理解して貰う努力を確固として惜しまないという思いを一層強く持つこととしました。


次回のブログでも引き続き当方と小野理事(理事会)との綱引きの模様について綴ってまいります。



257 小野理事(理事会)の不可解な動きが始まる

2020-08-08 16:02:33 | 日記
前回ブログでは理事会が前理事長の平理事としての地位を解職したこと、同時に長い間空席であった後任の理事長として上原昭理事を新理事長に選任したという経過について綴り、更にこうした理事会の動きに関連した小野理事の当方に対する様々な理解し難い数々の言動についても触れました。

今回のブログでは小野理事の城西大学の未来を考える会に対する不可解ともいえる言動の内容等について綴ります。

〇平28年11月30日に理事会が水田宗子理事長を解任した直後に城西大学の未来を考える会は即刻、理事会(小野理事)に対し新体制の下での大学作りに関する当方の意向やら様々な提言等を理事会(小野理事)伝える行動を開始しました(この件については既述したブログに綴ってきました)

〇今回のブログではそうした時期に当方が小野理事(理事会)に対し如何なる行動を取ったのかという経過について次のとおり列記いたします。

①28年12月9日に小野理事から学内の管理職に対し新しい理事長を人選している、なるべく早い時期に発表したいとの報告がありました。

(註1)この同理事の説明に関連して参加した教職員の間から次のような意見やら質問がありました。

※前理事長が辞任した後に学内では新体制の理事会運営について非民主的なことが始まったという異論が数多く聞かれます。

※前理事長が辞任した理由が学内ではいろいろと取り沙汰されています。

※前理事長は自らが辞任することについて何故に一言も教職員に直接に説明しないのですか。

※ 前理事長はどうして入試、入学式、卒業式という大学にとって非常に重要な時期に辞任をしたのですか。

(註2)こうした参加者からの真剣な発言に対し小野理事は誰もが納得出来るような説明を全くしなかったことで多くの人達が疑念を持つこととなりました。

②28、12、26 (小野理事宛に下記の第1回目の書面を送付)3名の教員が連名で同理事に対し当方と理事会との意見交換会を早急に開催して貰いたい旨を申し込みました。

③29、1、8(小野理事宛に下記の第2回目の書面を送付)
現職教員が学内に設置した城西大学改革推進委員会の代表教員が連名で城西大学発展のために早急に双方間の意見交換が望まれるとの依頼文章を改めて小野理事宛に送付しました。

④29、1、12(小野理事と当方が第1回目の面談を実施する)
大学側から小野理事、森本理事、杉林学長、榎本事務局長、当方側は教員3名大学側からの発言要旨は下記のとおりでした。

・ 後任理事長は、しっかりした人を考えている。
・ 城西大学の学長、副学長、部長で大学改革を進めていく、意見があれば組織を通し要望を出して貰いたい。
・ 組合は色が濃いと言う発言があり当方から法人側こそ色が濃いと反論する。
・ 理事は一部の人を入れ替える。
・ 当方が推挙する後任理事長候補の履歴書を渡す、小野氏いやな顔をしていた。
・ 森本理事は、いろいろ難癖をつけていきがっていた。

(註1)この小野理事の発言では城西大学の改革、運営は原則として学長、副学長、部長で大学改革を進めていく、意見があれば組織を通し要望を出して貰いたいと言いながらも実際のところは当方からの意見、提言については具体的に何らの反応を示さないという矛盾に満ちた行動が引き続いていくことになり文字通り憂慮を重ねて行くこととなります。

(註2)理事の人事についても一部の人を入れ替えると云いながら現実的には前理事長の複数側近理事を解職して後任理事として東北大学からの天下り理事を複数選任するという奇異とも云える理事会人事を強行しましたが何とも理解し難い思いに苦しんでおります。

⑤29、1、23(小野理事宛に下記の第3回目の書面を送付)
書面には下記の資料を添付しました。
※学内の改革推進委員会が纏めた提言書「城西大学発展のために(3)」
※柳事務局長、伊藤事務局次長に対する理事会のパワハラ行為に関する説明書

(註)この前理事長を弾劾するという正義の行為を行った者が未だもって何らの救済もされず放置されたままで居るという異常な事態に対し小野理事は個人的に早急に対応をしたいと云いながらも今現在に至っても何らの手も打たないでいることは如何なる理由なのでしょうか?

⑥29、2、4 (小野理事宛に下記の第4回目の書面を送付)
〇上申書(森本以下4名の薬学部出身理事に対する解任を含む人事の検討依頼、当方が推挙する後任理事長候補者についての検討依頼)
〇城西大学の未来を考える会の活動一覧を纏めた資料(42頁)
〇城西大学の未来を考える会の設立経過の説明書

⑦29、2、15 (文科省に大学問題について5回目の相談に出向く)
前理事長が辞任をして長い時間が経過したにも拘わらず学内混乱の収束に前進が見られないことから城西大学の未来を考える会は急遽文科省高等教育局私学部を尋ね指導をお願いいたしました。

(1) 参加者は教員4名と事務局関係者3名の都合7名でした。
(2)文科省側は学校法人経営指導室の指導官と指導第一課長の2名でした。
(3)当方からは前理事長が辞任した後に後任理事長が選任されていないこと、又後任理事長に関し不適当な人物が噂されていることから文科省の指導を仰ぎたいと上申しました。
(4)文科省には下記の資料を提出しました。
※文科省宛上申書
※卒業生からの意見書
※平成26年4月28日に提出した上申書
※平成29年2月の小野理事宛に提出した上申書
※文科省に対する調査依頼書(森本学長、榎本事務局長の不適切行動)
※森本学長が関わった学生団体金銭の不正使用

(註)こうした当方からの文科省に対する要請は結果的に当方の期待に反するものであり結果的に不発に終わりました。

(なお、この後に再び大学問題解決に向けた文科省との折衝が始まることとなりますが後述するブログに譲ります。

⑧29、2、20(大学側と当方が第2回目の面談を実施する)
大学側は森本理事、白幡学長、杉林学長で当方側は教員3名

・当方が推挙している後任理事長候補者については不問。
・森本理事のパワハラ・スキャンダル・学友会費の不正使用に就いては弁解。
・城西大学将来構想の件に就いては何らの意見も無し。
・ 全般的に弁解がましい応答に終始して何らの収穫も無し。
・ 白幡学長は森本理事のスキャンダルについて全く無知。

(註)こうした面談を通して出席した当方の関係者は一言で言って呆れかえる思いを抱いたと報告してくれましたが、この面談の空疎な模様を聞く者にとりこうした薬学部出身の理事達は理事会の運営を小野理事に任せるだけで自らは唯単に理事として名前を連ねているだけかという無責任さを感じざるを得ない、更に考えようによっては理事会自体が既に前理事長に代わり小野理事の独断と専横に様変わりしてしまったのだろうかという憶測すら頭を過ぎるということ併せて付記いたしておきます。

⑨29、2、27(当方側が東京本部に小野理事を尋ねる)
教員1名と鵜澤と他の事務職員の都合3名が東京本部に小野理事を訪ねました。この訪問は前理事長が辞任した直後から様々な機会を捉えて城西大学の未来を考える会が新体制の理事会に対して新しい大学作りに関する当方の意向や提言
を伝えてきましたが未だもって全く何らの反応も無いことから止む無くアポも取らずに急遽実行に移したものでした。

(註1)しかしながら本部の受付では小野理事が不在であるとのことで面会は適いませんでした。そこで受付の面会簿に当方の氏名を既述して受付係に小野理事に面談したいと伝え辞去しました。

(註2)このようにしましてもその後小野理事からは当方に対して一切の応答もありませんでしたことを付記いたしておきます。

(註3)この前後から当方の教員が小野理事と接触する過程で感じ始めたことは同理事が城西大学の未来を考える会を如何なる理由かはハッキリとしませんが明らかに敬遠(拒絶反応)する言動が多くなってきたとのことがあります。


ここまで前理事長が退職した後の当方と小野理事(理事会)との交渉経過を綴りましたが引き続きまして今後も本件につき綴って参ります。



256 小野理事(理事会)の異様な動きについて

2020-08-02 12:24:29 | 日記

前回のブログでは小野理事(理事会)が前理事長の不正行為を暴露する目的で学内に設置した会計調査委員会(第三者委員会)が正式に活動を開始したこと、この同委員会の調査(ヒアリング)に対し当方が如何に対応したかということについて綴りました。

今回のブログでは会計調査委員会の動きに併行して小野理事(理事会)が如何なる行動をとったのかということ、さらに当方が小野理事(理事会)に対してどのような交渉を重ねたのかという事実の経過について綴ります。

〇平29年9月8日に理事会が開催され下記の議案が決議されました。

① 平28年11月30日に理事会は水田宗子理事長を解任しましたが、同氏はその後も平理事として在職しておりましたところ前記の理事会で同氏の平理事職を正式に解きました。この間の事情については理事会が学内に対して正確な情報を示していませんので詳しい事情は定かではありません。しかしながら、本事実をもって水田宗子氏が今後は学校法人城西大学と全く関係が無くなったという事実だけは明白となりました。

(註)このことに関して学内関係者の間では同氏が本学の創立に関わった水田三喜男氏の実子であることを考えると同氏が如何なる理由で理事職を辞さざるを得なかったのかという事情を考慮するにしても理事会が最終的に同氏に対し何らかの名誉に価する対応をとることが出来なかったのだろうかという疑義が出されていたことを付記いたしておきます。

② 理事会は前述しましたとおり水田宗子氏を完全に理事会から排除すると共にこの間長い間にわたり不在であった後任の理事長として現職理事の上原明氏を新しい理事長として全会一致で選任しました。同氏は大手の製薬会社である大正製薬の社長として社会的にも著名な人物であります。

(註1)大正製薬と城西大学の関係につきましては以前に本ブログで既述しましたように城西大学は昭和40年に経済学部、理学部を抱える大学として創立しましたが開学して数年後には新しい大学としては当然のことながら学生募集に苦慮を強いられることとなり大学経営も危機的状況に陥ることとなりました。
こうしたことから理事会は昭和48年に至り大学の財政的破綻を改善するための方策として新しく薬学部を開設することを決意いたしました。

(註2)この新学部設置に当たりましてはその当時大学に十分な資金が無かったことから薬学部棟の建設費も業者に支払えず苦慮を重ねて様々な事情を紆余曲折した末に結果的に大正製薬から莫大な資金援助を仰ぐこととなりました。
この大正製薬の資金援助の下に大学は新しく薬学部をスタートさせることに成功し数年を待たずして大学は財政基盤を確固たるものとしました。

(註3)この大正製薬からの援助に基づいて城西大学は関東以北の北海道に至るまでの私立大学で薬学部を持つ唯一の大学として社会的に認知され文字通り大学が同薬学部は勿論のこと既設の学部までもが年ごとに志願者を増加させ始めるという奇跡ともいえる状況を生み出しました。

(註4)理事会はこうした大正製薬の恩に報いる為に当時の大正製薬の創立者であります上原正吉氏を理事として迎え入れることとし同氏の応諾を得ました。同氏が逝去された後も同氏の夫人を理事に招き、その後も上原家の当主である上原明氏を現在に至るまで理事会のメンバーとして参画して頂いております。

(註5)こうした理事会の人事を見ますと小野理事(理事会)は前述しましたように前理事長の理事長職を解いた直後に前理事長側近の理事を複数人辞職させ後任理事として東北大学から複数の天下り人事を実行して理事に迎え入れたことを含めて小野理事は明らかに自らの理事会、自らの大学運営を目指しているとの見方が可能です。

(註6)前項の件につきましては小野理事と接触をした複数の教員が小野理事の言動から察知した事実、それは様々な形で示される城西大学の未来を考える会に対する拒絶反応であり、大学運営は現状の理事会で十分に対応しているので当方の理事会に対する諸提言は聞くに堪えないといった雰囲気を濃厚に表しているという事実、更にはこうした同理事を中心とする理事会の姿、そうした小野理事の言動が如何なる理由によるものであるのか、又は上原理事長の理事会における理事長としての存在感等について向後のブログで縷々綴って参る所存です。

〇平29年9月8日に理事会が開催された前後に会計調査委員会(第三者委員会)が調査結果の一部を公にしました。
この報告書の中では前理事長が如何にして大学の公金を私的に着服したかという不正事実が徹底的に暴露され激しく指弾されました。

(註1)こうした第三者委員会の調査結果公表を材料として小野理事は自らが前理事長によって名誉毀損による損害賠償請求事件の訴訟を提起された事実を有利に導くと同時に理事会での自らの立場を優位に確立させ理事会に於いて前述しましたような理事役員人事を強行したと推察いたしております。

(註2)この第三者委員会の調査結果に関する最終報告書は翌年の平成30年4月25日に学内に向けて公表されましたので後述して参りますブログで改めて綴っていく予定でおります。


次回のブログでは本稿でも触れました小野理事の城西大学の未来を考える会に対する言動が徐々に不穏当な方向に傾き始め他という経過について綴ります。