レッスン曲のまとめ、第4回目の今日は
幻想曲「さくら さくら」です。
フランスものが続いていたので雰囲気を変えたかったのと、たまには季節感のある曲をやりたいと思って選曲しました。
レッスンに持って行ったら
「え? ・・・面白い曲を持ってきますね。何でこの曲?」
とかって先生に言われましたけど。
弾いてみての感想は、「なんて弾きにくい曲!」です。
譜読みが難しいというのではなく、ただただ弾きにくかった。。。
全音のピアノピースを使っていたのですが、殆ど指番号が書いてなかったので、自分で片っ端から指番号をふっていきました。
それからこの曲の中間部で左手が太鼓のように弾く部分があるのですが、ここのリズムには泣きました。
ズン チャチャチャッ チャというリズムなんですけど、昔からコレ系のリズムは苦手です。
ドビュッシーの「ゴリウォーグのケークウォーク」弾いたときもやっぱり似たようなリズムで、苦労させられた記憶があります。
レッスンでは、初回に
「歌舞伎や能楽などの舞台は観たことがありますか? この曲はそういうのがイメージできて弾けるといいんだけど」と言われました。
「観たことありません」と言ったら先生は「そうですか・・・」みたいな感じでゆる~く微笑んでいらっしゃいましたが、内心「またかよ・・・」って思っていらっしゃったに違いありません。
それと、「この曲はやり過ぎってくらい大袈裟に弾いてください」とも言われました。
「ちょっとイヤらしい(ワザとらしい)くらい大袈裟に弾いていい」のだそうです。
「そういうの苦手じゃないでしょ」みたいにサラッと先生に言われましたが、誤解ですっ!
自由に歌えって言われるの凄く苦手なんですってば!!
何だか先生と私との間に大きな見解の相違があるような。。。
・・・と軽い思い出話はさておき、レッスン中に言われたことをまとめると、
・1~3小節目のそれぞれ、最初の一音は音質を変えて弾くこと。例えば1小節目は「美しく、静かに」2小節目は「存在感のある音で」3小節目は「華やかに」・・・等、自分で考えて決めて弾いて
・(8小節目)3拍目の左手オクターヴは、腕の付け根から音を落とす。腕から鍵盤に押し込む感じで
・(9,10小節目)右手は同じ音を繰り返すが、mfとpではっきりと音を対比させる
・(17小節目)前の小節までと音色を変えて弾く
・(23小節目)ここからは筝の音をイメージして、筝をかき鳴らすようにパラパラした音で弾く
・(36小節目)右手3連符は笛の音だと思って素早く一息で弾くこと
・(47小節目)ここからは、また気分を変えて弾く。それまでの曲調を引きずらない
・(49小節目)スッと音色を変えて
・(51小節目)またまた音色変えて
・(53小節目)またまたまた音色変えて
・(57~60小節目)左手ベース音は強調して出す
・(64小節目)右手の装飾音符は鋭くはっきり弾くこと
以上です。
「音色変えて」という言葉がそこかしこで踊っていますが、この曲はfのすぐ後にpがくるようなパターンが多いんですよね。そこの対比をしっかりしましょう、ということで言われたのでした。
この曲を始めたばかりの時、
「ん~、これは早く終わりそうだからもう次の曲を考えておいたほうがいいかも」
と先生に言われたのですけど、それから結構な期間をかけて見ていただきましたね~。
レッスン期間は1ヵ月くらい・・・でした。
一応、桜が咲くシーズン中には終了したので目標はクリアです(笑)
次回はレッスン曲のまとめ、最後!
「狩の歌」(メンデルスゾーン)でお送りします。
幻想曲「さくら さくら」です。
フランスものが続いていたので雰囲気を変えたかったのと、たまには季節感のある曲をやりたいと思って選曲しました。
レッスンに持って行ったら
「え? ・・・面白い曲を持ってきますね。何でこの曲?」
とかって先生に言われましたけど。
弾いてみての感想は、「なんて弾きにくい曲!」です。
譜読みが難しいというのではなく、ただただ弾きにくかった。。。
全音のピアノピースを使っていたのですが、殆ど指番号が書いてなかったので、自分で片っ端から指番号をふっていきました。
それからこの曲の中間部で左手が太鼓のように弾く部分があるのですが、ここのリズムには泣きました。
ズン チャチャチャッ チャというリズムなんですけど、昔からコレ系のリズムは苦手です。
ドビュッシーの「ゴリウォーグのケークウォーク」弾いたときもやっぱり似たようなリズムで、苦労させられた記憶があります。
レッスンでは、初回に
「歌舞伎や能楽などの舞台は観たことがありますか? この曲はそういうのがイメージできて弾けるといいんだけど」と言われました。
「観たことありません」と言ったら先生は「そうですか・・・」みたいな感じでゆる~く微笑んでいらっしゃいましたが、内心「またかよ・・・」って思っていらっしゃったに違いありません。
それと、「この曲はやり過ぎってくらい大袈裟に弾いてください」とも言われました。
「ちょっとイヤらしい(ワザとらしい)くらい大袈裟に弾いていい」のだそうです。
「そういうの苦手じゃないでしょ」みたいにサラッと先生に言われましたが、誤解ですっ!
自由に歌えって言われるの凄く苦手なんですってば!!
何だか先生と私との間に大きな見解の相違があるような。。。
・・・と軽い思い出話はさておき、レッスン中に言われたことをまとめると、
・1~3小節目のそれぞれ、最初の一音は音質を変えて弾くこと。例えば1小節目は「美しく、静かに」2小節目は「存在感のある音で」3小節目は「華やかに」・・・等、自分で考えて決めて弾いて
・(8小節目)3拍目の左手オクターヴは、腕の付け根から音を落とす。腕から鍵盤に押し込む感じで
・(9,10小節目)右手は同じ音を繰り返すが、mfとpではっきりと音を対比させる
・(17小節目)前の小節までと音色を変えて弾く
・(23小節目)ここからは筝の音をイメージして、筝をかき鳴らすようにパラパラした音で弾く
・(36小節目)右手3連符は笛の音だと思って素早く一息で弾くこと
・(47小節目)ここからは、また気分を変えて弾く。それまでの曲調を引きずらない
・(49小節目)スッと音色を変えて
・(51小節目)またまた音色変えて
・(53小節目)またまたまた音色変えて
・(57~60小節目)左手ベース音は強調して出す
・(64小節目)右手の装飾音符は鋭くはっきり弾くこと
以上です。
「音色変えて」という言葉がそこかしこで踊っていますが、この曲はfのすぐ後にpがくるようなパターンが多いんですよね。そこの対比をしっかりしましょう、ということで言われたのでした。
この曲を始めたばかりの時、
「ん~、これは早く終わりそうだからもう次の曲を考えておいたほうがいいかも」
と先生に言われたのですけど、それから結構な期間をかけて見ていただきましたね~。

レッスン期間は1ヵ月くらい・・・でした。
一応、桜が咲くシーズン中には終了したので目標はクリアです(笑)
次回はレッスン曲のまとめ、最後!
「狩の歌」(メンデルスゾーン)でお送りします。
この「さくらさくら」は、聞いたことはあるんですが、楽譜も持っていないので、詳しいことは分からないのですが・・・今回の記事を読んで曲の感じが大体伝わってきました~。
それにしても高菜さんは、いろんな曲を弾いてらっしゃるんですね~。。レパートリーの幅がとっても広くて素敵だわ♪
でも驚くべきは、やはり先生って、どんな曲でも対応できちゃうんですね~ (*^_^*)
でも、きちっと1ヶ月程で、1曲をマスターするってところも素晴らしいですね!!
次回のお話も楽しみにしています♪
音色に関する注意が多いですねぇ・・・音色を変えるって、難しいと思うのですが。。。
こういう”和”の雰囲気の曲は日本の伝統芸能に長けていないと雰囲気が出ないわけですね。
ピアノだけやっていてもダメってことなのねぇ。
ピアノって難しい!
そんな曲をひと月で仕上げてします高菜さんは本当に素晴らしいです。
狩の歌も楽しみにしています~。
この曲、コンサートで聴いたらとってもお洒落でステキで、桜の舞い散る下で玉三郎が踊っているようだったのですが…自分で弾いてみたら、バカ殿さまが舞っているような感じになってしまい…。
これが美しく弾けるようになったら、外国人のお客さんの前で弾いたら(←そんな機会ないけれど;)受けそうですよね。「オー!ジャパニーズ・ミュージック、ファンタスティック~!」って。。。
高菜さんのブログ、リンク集のところに入れさせてもらっていいですか?
しかも、大抵はレッスンが終わったら弾けなくなっちゃいますし(笑)
そうそう、先生はやっぱり流石だな~って思います。どんな曲を持っていってもきっちりレッスンしてくださいますもの!
私は先生の弾くピアノは聴かせていただいたことがないのですが、一体先生はどんなピアノを弾かれるのか、とっても興味があります。
リクエストしたら弾いてくださるかしら・・・?
はい。難しいので、私は‘変えたつもり’で弾いてるだけです(笑)
そうそう。ピアノってピアノだけ弾いてればいいんじゃなくて、オーケストラ聴いてイメージ膨らませたり、絵画を見て音作りに活かしたり・・・と、とっても大変のようですよね~。(あれ?他人ごと?)
無知で無経験なことばかりの私は、いつも先生に呆れられています。
この曲が1ヶ月で終わったのは、仕上がりが早かったのではなく、きっと先生があまり乗り気でなかっ・・・ごにょごにょ。
はははー、そんな曲もありますよね(笑)
そう! これ、ふわふわさんのブログに書かれていらっしゃったじゃないですか?
その記事を拝見して以来、この曲は私の中でも、バカ殿が舞ってるイメージになっちゃったんですよー
まだこの曲のレッスンを受けてるときは、ふわふわさんのブログに巡り合う前だったのですが、もしこの曲を弾いている時にブログを読んでいたら、間違いなくこの曲は笑って弾けなかったでしょう(笑)
うん!確かにこの曲は外国の方に受けがよさそうです
‘聞かせどころ’がハッキリしていて、わりと分かりやすい曲ですよね。クラシックに興味がない人にも受けそうだな~と思ったり。
リンクの件、ありがとうございます!
私のブックマークにも登録させていただいてよろしいでしょうか?
宜しくお願いします
リンク(ブックマーク)、ありがとうございます!
「さくらさくら」高菜さんのポイントを見て久しぶりに弾いてみたのですが、夏に練習してると変な感じです;
「笛のような音」とか音色を変えるのって難しいですね~。
結婚式などおめでたい席で弾くにもよさそうですね。
これからもお願いします。
>結婚式などおめでたい席で弾くにもよさそうですね。
そうですね!華やかな席にもピッタリの曲だと思います♪