この曲は、私がピアノを始めた時の憧れであり、目標の曲でした。
昔からクラシックを全然知らなかったのですが、「エリーゼのために」は知っていました。
ちなみに小学生の頃、私が知っていたピアノ曲は「エリーゼ」と「子犬のワルツ」だけです。
それ以外は、曲名を知らなかったので。。。
習い始めの頃は、ピアノ教室でこの曲のレッスンを受けている高学年のお姉さんたちを見て、目を輝かせていたものです。
「エリーゼのために」と言えば、全音ピアノピースでは「B」の難易度。
初級上ですので、決して難しいほうではありません。
とはいえ、小学校中学年までは亀の歩みでノロノロの進度だった私にとっては、なかなか手の届く曲ではありませんでした。
「いつか弾きたいなぁ」
と憧れているだけの曲だったのです。
違うピアノ教室に通っていたお友達は、小学校4年生くらいの時に発表会で弾いていましたが、
私はと言えば、ずーーーーっとこの曲にはお声がかからないままでした。
憧れであり、目標の曲であったのに、ずっと縁がないまま気付けば中学も卒業間近。
そんなある日、先生に「次はどんな曲を弾きたい?」と尋ねられました。
普段なら、ここで「大人っぽい曲」とか「かわいい曲」とか「ちょっと暗い曲」とか弾きたい曲の雰囲気を伝えて、先生に選曲していただくのですが、(何しろ曲を知らないもので。。。)
その時は、珍しく
「『エリーゼのために』が弾きたいです」と言ったのです。
考えてみたら、自分で弾きたい曲を先生に申告したのはこれが初めてかもしれません。
エリーゼを弾きたいと言った私に対して、先生はかなり驚いた顔をされていました。
口には出されませんでしたが、「何で今更??」と先生の顔に書いてあるのが、私にもわかったくらい(笑)
「ずっと憧れの曲だったので、もうじき中学も卒業するし記念に弾きたいなと思ったのですけど」
と理由をお話して、レッスンで見ていただきました。
流石にピアノ歴も9年目になっていたので、譜読みで苦労することもなく
内心「エリーゼってこんなに簡単だったんだ・・・」と思いました。
いえ、ほら。ずっと憧れの曲だったので私の中では「エリーゼは難しい」っていうイメージだったんです。
レッスンでは、「折角中学生なんだから、ちょっと色っぽく弾いてみよう」と言われ、かなり緩急をつけた(?)弾き方で教わりました。
ちなみに、先生が違う友達は、エリーゼのレッスンの時
「タメずに、さらりと弾くように」指導されたと言うことです。
そんな友達が弾くエリーゼは、同じ楽譜なのにやっぱり私の弾くのとは雰囲気ががらりと違います。
好みの問題なんでしょうが、私はさらりと弾くエリーゼも好きだったり。。。
この曲のレッスンは多分2~3週間で終わったと思います。
ずっと目標にしていた曲だったので、それが弾けた達成感と喜びは大きかったです。
今は違うのかもしれませんが、私が子どもの頃って、
ピアノが弾ける=エリーゼが弾ける
だったんですよ。
一緒に習っていた友達の間でも、憧れの曲の№1は
エリーゼ
だったし。
昔は「ピアノ習ってるの~」って話すと大体訊かれるのが、
「じゃあ、エリーゼのために弾ける??」・・・でした。
エリーゼのためにが合格した後、密かに
これで私も一端のピアノ弾きだわ。
なんて考えたものです(笑)
昔からクラシックを全然知らなかったのですが、「エリーゼのために」は知っていました。
ちなみに小学生の頃、私が知っていたピアノ曲は「エリーゼ」と「子犬のワルツ」だけです。
それ以外は、曲名を知らなかったので。。。
習い始めの頃は、ピアノ教室でこの曲のレッスンを受けている高学年のお姉さんたちを見て、目を輝かせていたものです。
「エリーゼのために」と言えば、全音ピアノピースでは「B」の難易度。
初級上ですので、決して難しいほうではありません。
とはいえ、小学校中学年までは亀の歩みでノロノロの進度だった私にとっては、なかなか手の届く曲ではありませんでした。
「いつか弾きたいなぁ」

と憧れているだけの曲だったのです。
違うピアノ教室に通っていたお友達は、小学校4年生くらいの時に発表会で弾いていましたが、
私はと言えば、ずーーーーっとこの曲にはお声がかからないままでした。
憧れであり、目標の曲であったのに、ずっと縁がないまま気付けば中学も卒業間近。
そんなある日、先生に「次はどんな曲を弾きたい?」と尋ねられました。
普段なら、ここで「大人っぽい曲」とか「かわいい曲」とか「ちょっと暗い曲」とか弾きたい曲の雰囲気を伝えて、先生に選曲していただくのですが、(何しろ曲を知らないもので。。。)
その時は、珍しく
「『エリーゼのために』が弾きたいです」と言ったのです。
考えてみたら、自分で弾きたい曲を先生に申告したのはこれが初めてかもしれません。
エリーゼを弾きたいと言った私に対して、先生はかなり驚いた顔をされていました。
口には出されませんでしたが、「何で今更??」と先生の顔に書いてあるのが、私にもわかったくらい(笑)
「ずっと憧れの曲だったので、もうじき中学も卒業するし記念に弾きたいなと思ったのですけど」
と理由をお話して、レッスンで見ていただきました。
流石にピアノ歴も9年目になっていたので、譜読みで苦労することもなく
内心「エリーゼってこんなに簡単だったんだ・・・」と思いました。
いえ、ほら。ずっと憧れの曲だったので私の中では「エリーゼは難しい」っていうイメージだったんです。
レッスンでは、「折角中学生なんだから、ちょっと色っぽく弾いてみよう」と言われ、かなり緩急をつけた(?)弾き方で教わりました。
ちなみに、先生が違う友達は、エリーゼのレッスンの時
「タメずに、さらりと弾くように」指導されたと言うことです。
そんな友達が弾くエリーゼは、同じ楽譜なのにやっぱり私の弾くのとは雰囲気ががらりと違います。
好みの問題なんでしょうが、私はさらりと弾くエリーゼも好きだったり。。。
この曲のレッスンは多分2~3週間で終わったと思います。
ずっと目標にしていた曲だったので、それが弾けた達成感と喜びは大きかったです。
今は違うのかもしれませんが、私が子どもの頃って、
ピアノが弾ける=エリーゼが弾ける
だったんですよ。
一緒に習っていた友達の間でも、憧れの曲の№1は




昔は「ピアノ習ってるの~」って話すと大体訊かれるのが、
「じゃあ、エリーゼのために弾ける??」・・・でした。
エリーゼのためにが合格した後、密かに
これで私も一端のピアノ弾きだわ。

なんて考えたものです(笑)