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日々のあわ

悲喜こもごものピアノレッスン風景

カミングアウト

2005年11月15日 | いろいろ
・・・と言っても、ブログをご覧の皆さんに何かお話があるのではありません。

最近、私はピアノを習っていることを隠すのを止めました。
そう、周囲に(主に職場で)カミングアウトし始めたのです。

「ピアノをやっている」というと
「うわっ! 似合わねぇ・・」と、とっても素直な反応がかえってくるので
昔は言うのがイヤでした。

自分でも『似合わない・キャラじゃない・弾けてない』の3重苦なのは
重々承知していたので、嘘をついてまで隠してはいなかったけど
自分から話すことは、しなかったのです。

ちなみに、「ピアノやってます」と話して一番イヤなのが
「じゃあ弾いてみてよ」と言われること。

でもまぁ、考えてみれば職場の人に「ピアノ習ってます」と話したところで
「じゃあ弾いてみて」と言われることなんてナイわけで、
カミングアウトしたところで、実害はありません。(当然だ)


そんなわけで、ピアノをやっていることを話すようになったのですが、
カミングアウトすると、どういうわけか、皆さん同じ反応をするんですよね~。

必ず聞かれるんですよ。
「何の為に習ってるの?」って。

あ、こんなに直球の質問投げられることはないんですが。。。

大抵話しの流れは決まっていて、


高菜「ピアノやってるんです」

相手「へー。どれくらいやってるの?」

高菜「習っているのは14年くらい、、、です」

相手「え?そんなに? じゃあ将来はピアノ関係の仕事を目指しているの?
   ピアノの先生とか? それともどこかお店とかでピアノ弾くお仕事?」

高菜「は?! とんでもない!! そんなのムリだし考えたこともありません」

相手「えっ・・・ じゃあ、何の為に習ってるの?」

高菜「・・・・・・」


・・・・・・即答できず。


皆さんなら、こう聞かれてすぐに答えられますか?

単に、ピアノを弾く理由だったら「好きだから」とか「楽しいから」
とか、たくさん挙げられるんですけど、
『習う理由』となると、すぐには出てきません。


相手「それだけやってたなら、楽譜があれば曲は弾けるんでしょ?」

高菜「はぁ。『弾くだけ』なら、練習すれば・・・」

相手「習わなくても弾けるなら、何で習うの?」

高菜「・・・・・・」


・・・・・・・はて、なんでだろ?

一瞬、自分でもわかんなくなっちゃいましたよ(笑)


確かに、音楽的にも技術的にも未熟ではあるけれど、
それっぽく(←ここポイント)弾くことは、別に習いに行かなくても可能です。
(難曲は除く)

難しい曲でも、気合と根性があれば音取りくらいは出来るはず。
分不相応な曲でも1年かければ、きっと『譜読み終了!』くらいのレベルまでは
持っていけることでしょう。(と信じたい)


私は、レッスンではクラシックしか見ていただいていませんが、
家で弾く時はクラシック以外も弾きます。
映画音楽だとか、ポピュラーだとか、ジャズアレンジの曲だとか・・・。

そんなに難しくないアレンジで、数回練習すれば弾けて、
どこかで聞いたことのある、耳障りのいい曲たち。
こういう曲は、弾いていて純粋に「楽しい」し「気持ちいい」です。

というわけで、別にレッスンで見ていただかずに
一人で遊び弾きをしていても、十分ピアノは楽しめることは分かっています。


じゃあ、一体なんで習っているのか?? 
・・・って、やっぱり上手くなりたいからだろうなぁ。

ただ「楽しい」だけでいいなら、別に習わなくても一人で弾いてても楽しめます。
ただ「弾ければいい」だけなら、別に習わなくても時間をかければ弾けます。(自己満足レベルで)

だけど、もし上達を望むならレッスンを受けたほうが絶対に効率がいい!

私の場合、「何とな~く、垢抜けないっつうか、野暮ったいなぁ」と
自分が弾くピアノについて感じることは出来ても、
具体的にどの部分がダメで、どう直して弾けばいいのか?が分からないことが多いんです。

その点、レッスンを受けると自分ひとりでは気付かなかったこともすぐに
教えていただけるので、時間にムダがないです。

そして何より、レッスンに通っているとモチベーションが上がるんですよね。
課題(注意されたこと)があって、期日(レッスン日)があると、否応なく(笑)
「練習しなきゃ!!」ってなります。

だけど、それがないと「ん~。また今度でいいや」ってなっちゃうんですよ。
(曲が仕上がらない。。。



高菜「ピアノ、上手になりたいんです。・・・だから習ってるんだと思います」

相手「そっか。何?コンクール目指してるとか?」

高菜「へ?! まさかっ!! そんな大それたこと考えてません!!!」

相手「・・・ふーん」


どうも、「上手くなりたいから習う」っていうのが理解されないようで、
皆さん、わりと怪訝な顔をされるんですよねぇ。

職場の人じゃなくて、友達に話したらもっと直接的に言われましたよ。
「は? 上手くなってどうするの?」って。

え? いや、どうもしないんだけどさぁ。

・・・・・・・・・はい。自己満足です。




昔の写真

2005年11月11日 | いろいろ
今日は、会社は違うけど同じ職場で働いているOさんとSさんとのお食事会でした。

OさんもSさんも、以前ブログで登場していただいたことがある方たち。(ここに
けれど、実はOさんは9月いっぱいで職場を辞められていて、今は違うお仕事をされています。
そんなわけでOさんとお会いするのは約2ヶ月ぶりだったので、このお食事会はとても楽しみにしていたんです。

久しぶりに会ったOさんは、お元気そうで本当に良かった
そして、相変わらずパンチが効いていて楽しい。

お酒を飲みながらご飯を食べて、その後お店を移動してデザートタイム。

実は今回のお食事会では、事前に「子どもの頃からの写真を持ってくること」
という約束がありました。
そんなわけで、デザートを食べながら写真拝見~

まずは、Sさんから。
Sさんは、一見するとハーフかクォーターにも見える目鼻立ちのはっきりした美人さん。
「クォーター?」と聞かれることも良くあるんだとか。

そんなSさんの子どもの頃の写真・・・。
「え?誰ですか?コレ?」(by Oさん&高菜)

どっからどう見ても、純日本人です。
Sさん本人とは思えない。。。

「私、子どもの頃は顔が違うのー。小さい頃は母親似だったんだけどね~。
今は父親似。中学の頃から顔が変わりだして・・・」
と、Sさん。

「これ、下手すると整形疑惑でるよね??」とOさんとヒソヒソ話してしまった程。
う~ん、遺伝子の不思議(?)

確かに、写真を見ていると中学の頃から徐々に今のSさんになっている。
面白いなぁ。


続いてOさん。
「きゃぁ~。カワイイ!!」
Oさんの子どもの頃は、ゆーくん(息子さん)にそっくり。

そっかぁ。ゆーくんはお母さん似だったんだぁ、と思いながら写真を拝見していると、Oさんの結婚式の写真に!!

おぉぉ!!Oさん、綺麗っす!
そして初めて旦那様を拝見したけれど、カッコイイ
素敵な旦那様じゃないですか~。

べた褒めしたら、「高菜ちゃん、何が食べたい?」だって。
わ~い。デザートおごっていただいちゃいました(笑)


で、最後が私。
「え? コレ高菜ちゃん??」
OさんとSさんとで、顔を近づけて何やらヒソヒソ・・・。

中学の頃の写真で
(4~5人写っている写真を見ながら)「どれが高菜ちゃんかわかんない」
って言われました。

高校に上がった後の写真でも、違う人を指されて
「これが高菜ちゃん?」とも言われたし。。。

「変わったねぇー…」(by Oさん&Sさん)

そ、そうですか?

「昔は丸顔だったのね・・・」
って言われたけど、今でも丸顔です。まんまるです。
はちきれんばかりです。
愛と勇気だけが友達の、ぱんぱんまんです。

しかし、自分では昔と全然変わってないと思っていたけど
少しずつ顔も変わってるんですかねー。


そういえば、高校の頃の写真で携帯で話しながら写っている写真が
あったのですが、それを見たSさんとOさんが驚かれていらっしゃいました。

Sさん「私の頃はまだポケベルだったよ~。歌が流行ってたもん。
   『ポーケーベールがー鳴らなくてー』って」

Oさん「私の頃の携帯電話は、肩にかけて持ち運ぶこ~んな大きなやつだったわよ」

普段は年齢差も忘れてお話していますが、こういう話題になると・・・(笑)


当たりすぎてて怖い

2005年10月31日 | いろいろ
やってみました。
ツキアイゲノム1
診断結果は、TYPE8

・・・なになに。

********************************
私は私、ヒトはヒト。自分だけの世界観を持つ人です。

「みんなと同じ」であることに価値観をあまり感じず、
自分の個性/信念に基づいて行動する。タフガイ。
周りのヒトがなにを言っても、それほど動じません。

・人づきあいは
 「けっこうやれてる方かな。」と思っています。

・必要以上にへりくだったり威張ったりしません。
 気を遣われすぎるのも苦手。
・気心しれない知り合いと
 おつきあいで飲みに行ったりするのは苦手です。
・仕事のスタイルはマイペースが命。
 いろんなコトがあいまいなまま、進行していっても
 結果がよければいい、という考え方です。
・評価のポイントは「プロセス」はなく、
 結果のみに集中したほうがフェアだと考えがちです。

【得意なコミュニケーション、環境】
・必要最低限の人数。お互い干渉しない自由な関係。
・フェアな仕事の評価がされる場。実力主義は望むところ。

【苦手なコミュニケーション、環境】
・せこせこした根回し。
・無意味な集まり。飲み会。世間話で時間をつぶすのは退屈。
・あやまる、なぐさめる、しかる など。心のテンション高めの行動。
********************************

げっ!! めちゃめちゃ当たってます!!


そうそう。その通り。私ってそんな人間。

特に、
【得意なコミュニケーション、環境】
・必要最低限の人数。お互い干渉しない自由な関係。
【苦手なコミュニケーション、環境】
・あやまる、なぐさめる、しかる など。心のテンション高めの行動。
ってところ!!
ん~~~~。当たってるんだけど、字にしてみると凄くイヤ。


おまけにもう1つ。
ツキアイゲノム2
オモテ:クール ウラ:ワイルド・インスペクター・フィーリング

は、ははは。
また出ちゃったよ。『ヒトはヒトカモメはカモメ。わりきり系のコミュニケーション』って。

いや、その通りるんだけどね。
何だろう、、、何かやだ。(ぼそっ)


良く友達には、
「あんたって本当他人に興味ないよね。もうちょい周り見たら?」
って言われてます。

えっと、返す言葉もございません。

(は、反省なのか?ここは、反省しておくべきなのか?ぶつぶつ。。。)


第2次 Debussyブーム

2005年10月23日 | いろいろ
・・・です。今。

特にお気に入りなのが、「水の反映」。

以前にもCDで聴いていたけど、その当時は
「ふ~ん、いかにも印象派って感じの曲だな」
くらいの感想しか持ちませんでした。

ところが、最近になって改めて聴いていたところ
繊細な音の流れと美しいメロディーにうっとり・・・
ハートを鷲掴みにされたのでした。

楽譜なんか見なくても、聴いているだけで相当難しいことがわかるこの曲。
それでも「いいな~。弾きたいな~」と無謀にも考えていたのですが、
お友達の
「あの曲、全音ピアノピースでFランクだよね」
の言葉で一気に目が覚めました。

・・・「いつか何十年後かに弾きたい曲」に仲間入り~。


来年はまた、ドビュッシーを1曲くらいやりたいなぁ。
今考えているのは、「雨の庭」「月の光」「亜麻色の髪の乙女」です。

どの曲も、初めて聴いた時は
「変な曲~~~。和音も変な音だし。これのどこがいいの??」
という感じで、全然好きじゃありませんでした。(おい)

でも、今はどの曲も大好き。
・・・不思議ですね~。
私の場合、ドビュッシーは『一聞き惚れ』は少なくて、
大抵聴き込んでいくうちにハマっていくことが多いです。

実は、今でもドビュッシーは「全ての曲が大好き!」というわけではなく、
「・・・ふ、ふしぎな曲だね」
みたいな理解不能な曲もあります(笑)

そういう曲も時間が経てば「なんて素敵な曲」ってなるのかなぁ?



今は”第2次”ドビュッシーブームなのですが、第1次ブームは2年前にありました。
ある映画(DVDで観たんだけど)がきっかけでドビュッシーの良さに目覚めたのです。


岩井俊二監督作品 「リリィ・シュシュのすべて」


この映画には、ドビュッシーの音楽が多用されています。
「アラベスク」「亜麻色の髪の乙女」「月の光」・・・など。

映画自体は、イジメ・援交・レイプ・自殺、、、と非常に重く暗い内容を扱っていて、かなり『イタイ』のですが、
映像(果てしなく広がる田園風景)と、作品中に散りばめられている
ドビュッシーの音楽の美しさに、胸を打たれます。

ストーリーが重く苦しい分、余計に音と映像の美しさが胸に迫ってくるんだろうな。
でもそれは”救い”ではなく、余計にストーリーの辛さ・痛さ・苦しさを浮き彫りにさせる役割を担っています。

この作品を観た時、私は涙が止まりませんでした。
ストーリーで泣かされる部分も勿論あるのですが、ドビュッシーの音楽の美しさに心を揺さぶられます。

ストーリーがストーリーなので、万人受けする作品ではないかもしれないけど
間違いなく私の好きな映画BEST5には入ります!
まぁ、もともと岩井俊二の作品が好きなんですけどね。

そんなわけで、最近フォーレそっちのけで(!)ドビュッシーの遊び弾きをしています。
ただでさえピアノ弾く時間減ってるのに、ちゃんと練習してるのって1日何分なんだろう・・・。



2005年10月22日 | いろいろ
ピアノを弾く上で、どうしても諦めなければならないこと。
それは、爪を伸ばすことです。

爪が長かったらピアノ弾けません。

昔ドラマで「私の趣味はピアノ」
って言ってた登場人物の爪が見事に長くて
「その爪じゃピアノ弾けないだろ」と思ったことがあります。


え?別に爪が短くたっていいじゃないって?

そうですね。短く切りそろえても綺麗な長方形の爪を
されていらっしゃる方はいいですよ。はい。
でもね、私の爪・・・丸いんです。小っちゃいんです。

絶望的にマニキュアが似合わないのよ~~~~~!!

爪を伸ばせば、また変わるんですけどねー。

ちなみに、私が爪を伸ばしていたのは、人生でただ1度だけです。
大学1年の頃のみ。
ピアノレッスンを辞めたものだから、今までの分を取り返せとばかりに爪を伸ばしました。
で、マニキュア塗っても違和感のない長さ(スクエアの形になるまで)にして、
マニキュアを楽しんだのです。

でも、暫くしてアパートに持ち込んだ電子ピアノ弾くようになったら
爪も元のように短くしてしまいましたよ。
だって弾くのに、邪魔なんだもん。

曲によっては、少々爪が伸びていても気にならない曲
・・・指を寝かせ気味にして弾く曲もあるのですが、
練習曲等で怒涛のスケールを弾く時なんかは、
爪が伸びていると「カツカツ」煩い上に、素早く弾けません。
(↑爪短くても弾けないって話も・・・)
 

ところで、ピアノ弾かれる方は皆さんどれくらいのペースで爪を切られるんでしょう?
3日に1回くらい?2日に1回?
私の場合、その時弾いている曲によって「邪魔だと感じる長さ」が違うのでマチマチですが、恐らく今は4日に1回ペースくらいで、切っていると思います。

でも、ピアノを弾く時に初めて「あれ?爪伸びたなー」と気付くのであって
普通に生活していたら、爪が少し伸びてようと気付かないもの。

だから、ピアノ弾かないと爪はどんどん伸びちゃいます(笑)

伸びた爪を見て「あ~~。最近練習してないなぁ」って気付くこともしばしば。(え?)



そういえば、小学生の頃はピアノ教室で自分のレッスン前に爪を切っていたことがありました。
爪が長いと、「この爪じゃピアノは弾けないでしょー?」と先生に注意されるのです。(いや、当たり前なんだけど)

レッスンが始まって、
「先生!ほら!今日は爪が短いでしょ?さっき切ったばっかりなんだよ!」
と得意げにに話したら、

「・・・爪はレッスン前じゃなくて、家で練習する時にちゃんと切りましょうね。
レッスンで爪が短くても、練習する時に長かったら意味がないんだからねー」
と、呆れられたのでした。。。


はは、そんな当たり前のことにも気付かなかったんですよ。
この頃から、バカ菜は健在。


姓名判断

2005年09月19日 | いろいろ
知り合いの人のブログで姓名判断が紹介されていたので、私もやってみました。
(姓名判断はコチラから)

私の結果は以下のとおり。

《性格》
・表面温和だが多少強情で、なかなか腰を上げない
・理屈を知っていながら、自分の心が思う様にならない
・押しつけがましく,やんちゃで一人よがり、お調子者
・自信過剰、自分の力を過大評価しすぎでくそ生意気になりがち
・頭脳明晰で管理力が優れているが高慢で虚栄心が強い。出世病
・支配力が強すぎるため、他人に厳しすぎて相手の過ちや欠点を許さない
・プライドが高く、ブランド好きで、人を寄せ付けない所が有る
・神経過敏,頑固、偏屈、融通がきかない、思いやりが足りない
・うぬぼれがあり、神経質、ヒステリー、自分の体裁をかざる。
・勝気で生活力が男より勝る。結婚は遅いほうが上手くいく、男の面倒を見るようになる

《気をつける病気》
・気管支系(肺炎・扁桃腺・鼻炎・蓄膿症・耳鳴り) 等
・神経系(腰痛 歯痛)・交通事故(加害者か一人相撲) 等


・・・ボロクソですね。
でも自分の性格って、案外自分ではわからなかったりするので、
実は周囲には、こんな風に思われてるのかな???
と柄にもなく心配になりました。

そこで、勝手に友達や家族の姓名判断を実行。

・・・なぁ~んだ。やっぱり当たってないよ、コレ。

全然当たってないし、誰の名前でやっても悪いことしか出てきません。
なんじゃ、こりゃ。


でも、自分の結果は当てはまっているのもいくつかあるんだよなぁ。
もっともコレだけ色々悪いことが書かれていれば、一つくらいは自分の短所に当てはまりそうなものですが。

個人的に笑ったのは、
《気をつける病気》で、
「交通事故(加害者か一人相撲)」
と書いてあったこと。

一人相撲で交通事故・・・(笑)

ま、私は車を運転しないので(ペーパーです)加害者になる可能性は低いと思いますけどね。



ピアノのイメージ?

2005年09月15日 | いろいろ
以前にも私のブログに登場していただいていたOさん。
息子さんのゆーくんは今5歳ですが、ピアノを習っています。

なんでも幼稚園に先生が来てくれて、希望者は幼稚園の
保育時間内でピアノを教えてもらえるんだとか。
(他にも空手やスイミングもあるそうです)

Oさんご自身はピアノや楽器をされた経験はないそうで、
私がピアノを習っていることをご存知のせいか、たま~に質問を受けることがあります。


Oさん「ねぇねぇ。ピアノを弾く時って右手と左手どちらを歌うものなの?」

高菜「え?! 弾きながら声を出してってコトですか?」

Oさん「うん!!」

高菜「・・・(良くわかんないけど)、一般的には右手がメロディー弾いてたら右手、、、じゃないでしょうか?」

Oさん「やっぱり?! そういうもの?! うちの子はいっつも左手を歌いながら弾いてるのよ。これって変なの?」

高菜「いや、変ということはないと思いますが。。。(ごにょごにょ)」


・・・結局答えられなかったりすることも多いです。(←役立たず)


Oさん「ピアノって毎回スゴイ量の宿題が出るのねー。
    1週間で6ページくらい、宿題出されるんだけど・・・」

高菜「う~ん。宿題が出るのは仕方ないかも(笑)
   毎週30分のレッスンだけで弾けるようになればいいんですけど、
   家で練習しなかったら、やっぱり弾けるようにはなりませんからね~。
   基本的にレッスンって、練習の成果を聴いていただいてアドバイスを
   頂く場なので」

Oさん「へー、そうなの。私はピアノやったことないから
    『何でわざわざ習っているのに、家でやる宿題をこんなに出されるの?』
    って思ったのよ。そうか、そういうものなのね。
    ・・・ピアノって大変」


確かに、考えてみればピアノって面倒な習い事。
家での練習は必須だし、ちょっと練習したからって
すぐ弾けるようにはならないし、
努力と根性が合言葉(←これは私の場合)だし。。。

「ピアノやってる」というと
「優雅だね~」なんて言われることがありますが、ちっとも優雅じゃありません。

優雅に気持ちよく自分の演奏を楽しめるのは、ピアノを弾いている時間の中で
多くても10分の1程度です。(いや、もっと少ないか)
後は優雅に弾けるようになるための、地味な練習の繰り返し。

以前友達に、
「ピアノやってる」といったら
「根暗だね~」と言われたことがありますが(笑)、どっちかっていうと
その表現の方が私には当てはまっている気がします。(←あくまで『私には』ね)


そんな地味で根暗で面倒なピアノ・・・。
じゃあ、何でわざわざそんなことをやっているかって言うと、
やっぱり、楽しいからだと思います。

全体の10分の9を占める『地味な練習』にさえも、少しずつ弾けるようになる
喜びや、自分の指から大好きなフレーズが紡がれる感動があります。
ヘタでも弾けてなくても、歌える楽しさがあります。

逆に言えば、10分の9を占める『地味な練習』に楽しさや魅力を
感じられないようだったら、私はとうにピアノを辞めていたに違いありません。

いくら弾けた時の喜びや感動を知っていても、練習がつまらなかったら
とてもじゃないけど続けてはいられないと思うのです。
もしかしたら10分の1の喜びの為に10分の9の苦痛に耐えられる人も
いるのかもしれないけど、私はムリ。


「うちの子は、自分からピアノやりたいって言い出したのよ。
私も主人もピアノどころか楽器なんて全然興味ないのに、誰に似たのかしら??」
とおっしゃるOさん。

でも密かにOさんも小さい頃、ピアノに憧れていらっしゃったそうで、
「子どもには、トルコ行進曲(モーツァルト)を弾けるまで頑張って欲しいの」
とおっしゃっていました。

ちなみに、
『運動大好きスポーツ少年。全然イメージじゃないのに、実はピアノも弾けちゃいます』
という子に育って欲しいのだとか。

ん~。いいですね。私もそういうの好き(笑)
そういえば高校時代に、そういう人いたなぁ。


というわけで、頑張れゆーくん!!
私も応援してるぞ!!


訊かれてないのにランキング。 part2

2005年09月12日 | いろいろ
昨日に引き続き、マイナーなランキング。

・・・高菜の独り言と思ってスルーして頂いて結構です。

《ツェルニー40番》

第1位 36番
反進行する全音階、半音階、アルペジオの練習・・・らしい。
右手は高い音から下降していき、左手は低い音から上昇していくような
「→ ←」こういう動きや、逆に離れていく「← →」こういう動きが
頻繁にあって楽しいです。
とにかく速く弾くのが楽しくて(弾けてなくても)、
合格した後もずっと弾いてたおかげで、今でもこの曲は
指が覚えています。

第2位 35番
個人的に40番の中で一番難しかった曲です。
練習していて腕がビキビキになりました。
この曲を、速く正確に弾くのは至難の業・・・。
でも難しい分、練習に嵌った曲でもあるので愛着が湧いてランクインです。

第3位 26番
この曲、練習にはかなり泣かされました。
1小節の中で「左6 右19」とか、「左6 右23」とか、考えられないリズムになっています。
左はずーっと「6(8分音符6個)」なんだけど、右が「19(連符)→23(連符)→21(連符)→16(連符)」とかって変わっていくのが厄介。
思わずズルして小節の最後で帳尻合わせたくなってしまいます(笑)
これも苦労したけど、弾くのは楽しかった!

第4位 1番
ハ長調のスケール。下降スケールは上昇スケールよりスピードが出て楽しいです。
たま~に、思い出して弾きます。
気分爽快になれます。(うまく弾ければ)

第5位 20番
ツェルニー30番の13番(高菜ランキング3位の曲)にちょっと似てるかも。
これも好きなパターンです。
特に曲の出だし部分がお気に入り!
調子に乗って速くスタートして途中でつまずくんですけどね(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
せっかくなんで、バッハも。

《インヴェンション》(バッハ)

第1位 2番
コメントしづらいのですが、たっぷり歌えるところがお気に入り。
この曲のテーマが美しくて好きです。

第2位 6番
1音ずつ左手が右手を追いかける(逆もあり)曲です。
こういうシンコペーションが好き。

第3位 14番
この曲のリズムが好きです。はい、それだけ。

第4位 1番
初めて弾いた記念すべきインベンション。
この曲なら、今でも弾けるかも。

第5位 4番
この曲のテーマも歌いやすいです。
少し哀しい感じ。
途中、右手も左手も数小節ずっとトリルを弾かなくちゃいけないところがあって、それが切なかったです。
今、取り組んでもきっとまともに弾けないだろうな。。。
(だけど曲は好きなのでランクイン)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シンフォニアは全曲やってないので、ランキングなし。
(2・5・12・14はやってません)

ちなみに、自分が弾いた中で一番好きだったのは15番でした。
弾いてて気持ちいいから。
次に好きだったのは11番。しっとりしてて大人な雰囲気(笑)漂う曲です。


以上、独り言でした。
失敬!

訊かれてないのにランキング。

2005年09月10日 | いろいろ
最近ツェルニー30番をたまに弾きます。
レッスン曲は弾かずに、そんな遊び弾きばかり。。。

はい、現実逃避です。

で、やっぱり弾く曲は習っていた当時も好きだった曲になります。
・・・では、きかれてもないのに勝手にランキング!!

1位 28番
スタッカートで和音連打の曲です。
ほとんどずーっとfの曲ですが、
うっかり力なんて入れるとあっという間に手がビキビキになってしまいます。

2位 24番
シンコペーションの曲。
左手を追いかけて右手が同じ旋律を歌っていきます。
気を抜くと、いつの間にかユニゾンになっちゃう(笑)

3位 13番
この曲の右手好きです。
(ちなみに画像は13番)
こういうパターンって色んな曲に出てきますよね。
古典とか特に多い気がするなぁ。

4位 23番
右手と左手が3度差でスケールを弾いていく曲。
(途中で6度・10度にもなるけど)
やっぱりスケールは楽しいです。

5位 18番
変ホ長調のスケールの曲。
17~20小節が特に好き。最初はオクターブのユニゾンだけど、いつの間にか10度の
響きになっていくのがお気に入りポイントです。
弾きにくいんだけどね、ここ。


以上、とっても地味なランキングでした。
ツェルニー30番やってない人には、さっぱりわかんないですね。

30番のうち、後半の曲ばかりランクインしてるのは、
多分後半の曲の方がスムーズに進んだから。
だって30番の最初の方は1曲に2~3ヶ月かかってるんだもーん(笑)

ちなみに、30番に費やした歳月は3年間でした。
40番は4年間。
・・・単純計算で1年間に10曲進んでる計算になります。

ピアノを習っていた友達も1曲に2~3ヶ月かかっていたので
自分では進みが遅いという認識はなかったのですが、
きっと遅かったんですよね~。

あはははー。


ナキムシ。

2005年09月08日 | いろいろ
最近、涙もろい自分に気付きました。

テレビを見て泣きます。
本を読んでも泣きます。
音楽聴いても泣きます。
空を見ても泣きます。
ピアノ弾いても泣きます。
仕事場でも泣きます。


・・・疲れてるのかなぁ。


テレビ・本・音楽で泣いてしまうのは以前から、たまにあったこと。(頻度は少なかったけど)
空を見て泣いちゃうのは、、、多分感傷的な気分になるからです。昔はこんなことなかったのに。。。

ピアノを弾いていて涙が出るのは、感情が昂ぶってしまうからです。
(間違っても、自分のピアノに感動してとかではありません)
これもここ最近のことで、以前はありませんでした。
(弾けなくてイヤになって泣いたことはあるけど。。。)

仕事場でほろりとくるのは、いろんな人に凄く親切にしていただいて、感謝と感動の気持ちから思わず・・・です。
(ま、これは幸せなことだからいっか・・・)


というわけで、涙腺がおかしくなってます。
普通はこんなことじゃ泣かないよってことで、ウルウルします。

元々感情が昂ぶると涙が出るのですが、
大きくなってからは「強い怒り(ムカツキともいう)」「悔しさ」以外では殆ど泣かなくなりました。

卒業式や誰かとの別れ・・・など「悲しい」という気持ちから泣くことも、本や映画などを見て「感動」して泣くことも滅多にありません。

そんなんだからか、友達には「いつも冷静。冷めてる」と言われ、
同時に「(高菜は)泣かないよね~」とも言われます。


ちなみに私、小学校3,4年生までは極度のナキムシでした。
2日に1回は泣いてたと思います。(理由は色々ですが主に兄妹喧嘩)

当時の私の特技(?)は、いつでも泣けること!
全然悲しくない時でも、「泣いてみて」って言われると涙を出すことができたのです。
はい、それはもう「劇団ひとり」ばりに!!

小学校も高学年に入り「すぐに泣くのはもうやめよう」と思い、
泣くのをぐっと我慢するようになったのですが、
気付いたら「全然泣かない冷血人間」みたいになってしまいました。


で、今はまたすぐ泣く人間に逆戻りです。

最近疲れてるのも確かにあるけれど、原因はそれだけじゃない感じ。
年を取ると涙もろくなると聞くけど、それなのかなぁ???