今日は昼間から地方の病院への出向だった。外来を午前中に5人こなして、
その後は午後の中心静脈ポート留置の手伝い。。。
これだけでいくらもらえるのかはわからないが、いま勤めているところの日給
よりはましだろう。。。
この病院は地方の公立病院だ。勤めている先生たちは昔大学で、
お世話になった名だたる先生たちだった。(10年前の話だが。)
つまり、大学の安給料を抜け出して、地方でしっかり給料をもらって
第1線からは離れて仕事をしているのだ。。。
しかも驚くのは看護師。大学病院ではCVポートは医者3人で挿入することも
多い。看護婦は忙しいの理由ひとつで処置についてくれないときもある。。。
この病院ではなんと看護師が4人もついてくれたのだ。4人いても何もしようが
ないのだが、ほかにすることもないのでこういう配属になるのだろう。。。
医者も看護師もいるところにはいて、忙しいところにしかるべき金がないので
いない。。。こういう情勢なのだ。。。
悔しいが、こういうところに僕もバイトにいかないと生活できない。。。
忙しい上に、コンビニのバイト以下の収入ではいくら善人でも、
外科医としてのモチベーションは保てない。。。
昨日の大腸の手術の術後は良好だ。。。
パンペリのじいちゃんも退院が決まった。
89歳のばあちゃんももうおかゆを普通にたべている。。。
順調なのはよいことだ。でも、なんだかむなしい気分もする。。。