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CURVAなひととき

CURVA(クルバ)。イタリア語でカーブ、そしてゴール裏の席。あらゆるスポーツでチケットが安いCURVAから熱気を伝える

J2はこんなに魅力的です。

2009年07月03日 23時10分29秒 | サッカー(その他)

 「J2って面白いの?」

 この手の質問には聞き飽きてしまった感がある。
 レベルの差を問われたのであれば、J1に分があることは間違いない。
 だいいち、一部のクラブを覗いてお金のかけた方が桁違いなのだから。
 ただ、費用対効果が全ての面で当てはまるとは言い難い。
 昨季、J2でも予算が下位レベルだった山形がJ1へと昇格したように
 「やりよう」によっては大物食いも可能なのだ。
 でも、J2の魅力は別の部分にあるのではないだろうか。
 現時点でJFLへの降格がないリーグで、
 各チームの戦術が実に個性的であるところが興味深い。
 結果は伴わない。でも、チームが目指す方向への取り組みが明確なだけに
 露骨に批判のできない。
 セレッソを相手にしたときに、
 守備的な戦術を採用するチームが多い中、
 水戸や草津といったように超攻撃的な戦いを挑んでくる。
 「撃ち合い上等」な試合展開はスペクタクルに満ちあふれている。
 成績が伴わないチームには常にJ2への「降格」がつきまとうJ1に比べ、
 チームの色が明確なJ2は実に楽しい。
 こんな説明が理解してもらえるのは、
 かなりのサッカー通だけなのだろうが……
 

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勝てないガンバが採る策とは?

2009年07月02日 22時33分55秒 | サッカー(その他)

 2度目は、無かったはずである。
 ガンバが、再びフロンターレに敗れた。
 先週の水曜日の悪夢は未だ払拭されていなかったようである。
 試合内容で圧倒し、勝負に敗れる-。
 リアリストに徹したフロンターレの前に
 Jの優勝さえも霞む敗戦となってしまった。
 ガンバのテンポの良い試合展開は、観る者も唸らす。
 常に“前を向いている者”へのパスだから、スピードが緩むことが無い。
 決して怠慢な動きが蔓延しているわけでもない。
 だが、勝利することができない-。
 チームが目指す方向は、的確なのかもしれない。
 昨季、ACL優勝という一つの“形”を作り上げたガンバにとって
 必要なのは「熟成」なのか「解体」なのか。
 それとも、現状を踏まえたうえでの「再構築」なのか。
 いずれにしても、猶予は残されていない。

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ガンバ、必然の先の“偶然”

2009年06月30日 00時27分55秒 | サッカー(その他)

 サッカーという種目に関していえば、
 得点シーンというのはあらゆる偶然と必然が交差して
 生まれるものなのかもしれない。
 これが、必然だけに頼った産物だとしたら、
 酷く退屈な90分だと意見にも納得できる。
 偶然な出来事により生まれるゴールの存在も、
 サッカーを奥深くさせるものなのかもしれない。
 Jリーグに限った話ではあるが、得点を全く奪えなかったガンバが
 必然と偶然により奪った2得点は興味深い。
 左サイドを深くえぐり、放たれたクロスにマリノスDFが
 完全に引きつけられる。
 最もアウトサイドに構えた遠藤にとって奪った得点は、
 チームの連動性によって生まれたものだ。
 僅か1分後に生まれた橋本の逆転ゴールは、
 1点目とは対照的に相手GKの判断ミスによるものだった。
 完璧に機能した攻撃でも不発なことはあり得る。
 しかし、あれ程、得点を欲し、もがいていたガンバにとって
 “偶然の一撃”はACLでの敗戦を吹き払うような
 吉に満ちた得点ではなかったのではないだろうか。
 必然の先に見えた“偶然”は、
 エポックな出来事だったのかもしれない。
 
ACLショック消す遠藤&橋本弾/J1(日刊スポーツ) - goo ニュース

ワンタッチパス・サービスの浸透は本当か?

2009年06月26日 23時05分00秒 | サッカー(その他)

 たぶん、万博では唯一の“タッチ”ではなかろうか。
 ゲート前に設置されたワンタッチパスの接触部に
 あろうことか、桜色のパスをかざした人間は他にいなかったに違いない。
 もしかしたら、タッチ処理が“バグ”であると
 見なされるのではないだろうか。
 万博ではなく、長居ではないかと-。
 ただ、シーズンパス所有者に限られると聞くガンバの“パス使用度”は
 ACLのような試合では皆無だ。
 これは、Jリーグに所属する各チームの
 カード普及差なのかもしれない。
 クラブ・メンバーまで、ワンタッチパスを配布した長居スタジアムでは
 タッチによる接触音が途切れることが無い程だ。
 ホーム、アウェーを問わず、
 試合観戦履歴からファンサービスの拡大を狙う意図も、
 未だ不透明と言わざるをえない。
 ガンバサポーターが向けた目に、
 珍しさが含まれていたことからも
 ワンタッチパスの浸透には時間が必要だと感じた。
 

W杯出場枠変更も=アフリカの成績次第で-FIFA会長(時事通信) - goo ニュース

ガンバ大阪、あまりにも違いすぎた“表裏”(2009年6月24日)その2

2009年06月25日 21時44分18秒 | サッカー(その他)

 [写真]アジアでの戦いからの撤退に、試合後は“激辛な野次”が放たれた。

 試合開始早々こそ、
 フロンターレの素早い出足に後手を踏んだガンバだったが、
 次第にペースを掴む。ベストなメンバーで固めた中盤は、
 構成されたトライアングルが抜群で、次々と決定機を演出する。
 怪我明けの選手が“スクランブル発進”したとは思えないような
 アップテンポな展開で相手に全くスキを与えない。
 レアンドロの2得点は、いずれも中盤でのパス回しから
 フリーとなる選手を探した後であり、
 まさに、取るべくして取った得点であった。
 中村憲剛に“会心の一撃”を食ったものの、
 ほぼベストゲームと言える内容の展開で、
 この時点で敗戦は全く予想できなかった。

 ところが、である。
 明らかなペースダウンは、フロンターレによるボール支配へと繋がる。
 レナチーニョの同点ゴールは、回されたあげくのものであった。
 前半、あれだけコンパクトだった中盤と前線は間延びし、
 ボールの収まらない状態が続く。
 パスサッカーを基本とするガンバの攻撃は寸断され、
 勝ち越しゴールの匂いさえも感じない時間帯が続いた。
 ディフェンス陣の押し上げが得点を生むのかもしれない……。
 そんな前掛かり気味となったガンバに、
 大きな落とし穴が待ちかまえていた。
 フロンターレが狙いとしていた、カウンターから攻撃の餌食となり、
 前年のチャンピオンはベスト16で姿を消すこととなった。
 
 “病み上がり”の選手を、疲弊が顕著にもかかわらず起用し続けた采配に
 大きな疑問を感じる部分もある。
 延長戦を想定してか、選手交代をギリギリまで待ったことが
 結果的に敗因の一つとなったことは間違いない。
 だが、指揮官が“ベストな布陣”以外の自軍に対し
 今ひとつ信頼を置けなかったのではなかろうか。
 土曜日のJリーグで完敗したことに加え、
 得点を奪えていない状況だった“カード”を、
 この負けられない戦いで切ることと疲労がみえる主力を交代させることを
 天秤にかけた結果が、交代策を躊躇させたような気がしてならない。
 
 魅力溢れた攻撃を披露した“表(前半)”のガンバ-。
 そして、攻撃の形を全く作れない機能不全の“裏(後半)”のガンバと-。

 本来の姿がさらけ出された時に、
 フロンターレの大逆転となるシナリオは準備されていたのかもしれない。

G大阪連覇消滅、戦術ミスか/アジアCL(日刊スポーツ) - goo ニュース

ガンバ大阪、あまりにも違いすぎた“表裏”(2009年6月24日)その1

2009年06月24日 23時51分58秒 | サッカー(その他)

 ミッドウィークのJリーグ開催である。
 会社の退社時刻と同時に飛び出し、
 JRを乗り継いで長居スタジアムへと向かう……
 普段であれば、お馴染みの行動も、
 この日、向かう先は阪急電車とモノレールを乗り継ぐ万博公園だ。
 大勢の“ブルー”に囲まれながらスタジアムへと歩いていく。
 見慣れた桜色を思い浮かべる自分は、完全なる部外者だ。
 ただ、日本勢対決となったACL決戦の興味の方が
 長居へ向かせる足を万博へ向けたといっていい。
 週末のリーグ戦でも勝利できず、攻撃不全に陥ったガンバにとって
 3トップに迫力ある人材を揃えるフロンターレは、
 アジア連覇にたちはだかる最大の難敵だと言える。
 加えて、怪我人でベストなメンバーが組めない状況では
 相当な苦戦も予想される。
 遠藤や二川、レアンドロトいった主力を
 強行出場させるのではないか、との予想と
 現有戦力で乗り切るといった見方に分かれたスタメン予想を見ても
 ガンバの混乱ぶりがわかるというものだ。

 フロンターレの強力な攻撃をかわしながら、
 “ここぞ”の場面がやって来るのを待つ-。

 そんな試合展開の予想がまるで外れていたことは
 非公開練習による情報封鎖の効果だったのかもしれない。

川崎、巧みな采配…G大阪連覇の夢打ち砕く(読売新聞) - goo ニュース

あの“伝説”が我が家に……

2008年02月28日 22時11分11秒 | サッカー(その他)

 不思議な光景だ。
 流行というものは、ある一定の周期をもって
 “ひとまわり”してくるものとは言われているが、
 この部屋に存在するユニホームの類は、
 その周期を遙かに超えたものとなっている。
 ヨーロッパCLの前身である、チャンピオンズ・カップに優勝しながら
 その権利を剥奪された、当時のマルセイユのユニホームでさえ、
 15年も前にも関わらず新しい部類に入りそうだ。
 その下からは……
 日韓戦で、木村和司の放った伝説のFKでお馴染みの
 日本代表レプリカも、我が家では“現役”である。
 中学生、いや小学生だっただろうか……
 当時の記憶さえも微かである。
 ただ、自らのサッカー人生における歴史を辿るようで、
 何だか心地よい。

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プロの選手が先生だ!シュライカー大阪(2008年2月8日)その2

2008年02月21日 23時45分06秒 | サッカー(その他)

 [写真]“フットサルレッスン”の横断幕が掲げられた大阪市中央体育館。
     金曜の夜に行われた“オトナ”なひととき……


 プロの選手が技術講習を行ってくれる…

 ただ、“プロの選手が……”とはいえ、
 他に副業を持たない完全なプロ選手となるとごく一部である。
 シュライカー大阪でも、スクールや物販での仕事を加えながら、
 全国的なフットサル・リーグを戦う、といった選手の方が
 多いというのが現状なようだ。
 とはいえ、そんな職業的な境遇は関係ない。 
 日本のフットサル界を代表するトップレヴェルなアスリートに
 教えて貰えるという非現実が、
 胸の高まりを一団と高くさせるのだ。
 自らの拙いプレーを披露していいものなのか、といった
 幾分、恐縮していた部分は
 この時点で完全に“飛んでしまって”いた。
 時間にして約90分-。
 夢のひとときは、歓楽街を闊歩する“ハナキン”のオヤジ達にも負けない
 充実したひとときとなった。


反町ジャパン、李の決勝弾でグアテマラに連勝(読売新聞) - goo ニュース

シュライカー大阪、“情けない”戦い(2008年2月10日)その2

2008年02月17日 21時57分41秒 | サッカー(その他)

 [写真]ホーム最終戦を勝利で飾れなかったシュライカー大阪。


 「やっぱ大阪はガンバだけやな……」

 後ろの小学生だろうか。少年ながら辛口の批評が、
 大阪サッカー界の現状を代弁していたのかもしれない。
 限りなく優勝に近い存在は、Jリーグのガンバ大阪しかない、と。
 俯きながら、スタンドを埋めたサポーターに挨拶するチーム本体とは別に
 行動する岸本武志があった。
 自らの不甲斐なさを見せられなかったのかもしれない。
 それとも、少年の辛口発言が堪えた、のかもしれない。
 ただ、数多くの観客が集まった中で、
 思うように勝利をあげることができなかったシーズンを
 象徴するような結果となってしまったことが
 歯がゆくてならなかったに違いない。

 「最終戦の名古屋戦は必ず勝ちます……」

 最後に絞り出すように発したコメントが、
 サポーターに残せる唯一の希望だったのかもしれない。
 

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