「J2って面白いの?」
この手の質問には聞き飽きてしまった感がある。
レベルの差を問われたのであれば、J1に分があることは間違いない。
だいいち、一部のクラブを覗いてお金のかけた方が桁違いなのだから。
ただ、費用対効果が全ての面で当てはまるとは言い難い。
昨季、J2でも予算が下位レベルだった山形がJ1へと昇格したように
「やりよう」によっては大物食いも可能なのだ。
でも、J2の魅力は別の部分にあるのではないだろうか。
現時点でJFLへの降格がないリーグで、
各チームの戦術が実に個性的であるところが興味深い。
結果は伴わない。でも、チームが目指す方向への取り組みが明確なだけに
露骨に批判のできない。
セレッソを相手にしたときに、
守備的な戦術を採用するチームが多い中、
水戸や草津といったように超攻撃的な戦いを挑んでくる。
「撃ち合い上等」な試合展開はスペクタクルに満ちあふれている。
成績が伴わないチームには常にJ2への「降格」がつきまとうJ1に比べ、
チームの色が明確なJ2は実に楽しい。
こんな説明が理解してもらえるのは、
かなりのサッカー通だけなのだろうが……
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