10月5日、町議会主催の議員定数についての意見交換会が地域交流センターで2回(午後3時・6時半)開かれました。延べ24名の町民の皆さまからご参加いただき、貴重なご意見いただきありがとうございました。
始めに議会より議会の役割(町長から出された議案の議決、行政のチェック、町民の皆さんの声把握・反映、議決事項の説明責任など)、議員定数に関する町民アンケート結果、議員定数に関する議会の考え方(1人減)などの説明があり意見交換しました。出された主な意見と議会の答弁は下記のとおりです。
〇 定数を減らすほど町民の声が届かなくなり、議会のチェック機能も低下するので定数は減らしてもらいたくない(3人)。
【議会】 人口減・町財政・行革委員会の答申・議会の役割・議員選挙になりやすくすることなどを総合的に考え、1減とした。
〇 多様な世代や人材が選ばれる議会であって欲しい(3人)。選挙になりやすくするよう定数は1減で良い(1人)。
〇 減らすし過ぎると議会での議論ができにくくなるので定数は2減で良 い。定数より「議員の質」が問題では(1人)。
〇若い議員が少ない「いびつな議員構成」が問題である。対策は。
【議会】 生坂村は55歳以下の議員報酬を30万円とし、2名の新人議員(55歳以下)が誕生した。該当議員にはもっと働けと言ったプレシャ
ー があると聞く。喬木村は夜間議会をしたが、議員は昼も夜も働くため負担が増え、前回の村議選では欠員となった。
〇 アンケート結果では定数10以下を求める数が多い。議会として1減でいくのか。議会の考えは(1人)。
【議会】 出された意見を参考に11月中旬には結論を出し、12月議会定例会で条例化したい。
私の思いは次のとおりです。議会のチェツク力が低下し誤った行政がなされば、町民サービスに大きな影響を与えることも考えられます。多様な議員が一定数いることにより議会のチェツク力は機能できると考えます。町財政の危機状態は未だつづいており、課題山積の町政を考えると議会の役割がさらに求められており、「議員定数は減らすべきでない」との立場で今後も臨んでいきたいと思います。